コントロールカラーってどんなもの?そして、コントロールカラーを使ってみたい、でもグリーンやブルー、ピンクにイエロー、オレンジと色々な色展開があって、どれを選んでいいかわからない…。
シミやくすみ、ニキビ跡、肌の赤みもカバーしたい、そんな時にどんな色のコントロールカラーを使えばいいの?
今回はそんなコントロールカラーについて、その特徴や正しい使い方、使う順番やカラーの失敗しない選び方などについても詳しくご紹介してみたいと思います。
コントロールカラーをこれから使ってみたい方も、いまいち上手く使いこなせていない方もぜひ参考になさって、明るく均一で、肌悩みのない上質肌を目指しましょう!
1.コントロールカラーとは?
一般的な化粧下地は白やベージュが多いのに対し、コントロールカラーは、グリーンやオレンジ、イエロー、ピンクやパープル、ブルーといった、カラーバリエーションが豊富な化粧下地となっていて、
肌全体の色を均一に整える効果をはじめ、クマや肌の赤み、黄ぐすみなどをカバーしたり、肌に透明感を出したりするといった効果もある化粧下地となっています。
また、一般的な化粧下地が肌全体をカバーするのに対し、
コントロールカラーの場合、例えば、クマの気になる箇所のみ、赤みの気になる箇所にのみ乗せて使うといったことも可能で、
肌悩み別に適したカラーを取り入れることができるようになっています。
2.どんなカラーが用意されている?
コントロールカラーの色展開は本当に豊富で、様々なカラーが用意されていますが、
例えば、ベージュといったベーシックなカラーをはじめとして、グリーンやイエロー、オレンジ、
ピンクやブルー、パープルといったカラーが多く提供されているカラーとなっています。
3.コントロールカラーの色別効果とは?
コントロールカラーには、カラーによって肌に乗せた時の効果が違っています。
またお肌の悩み別にそれに適したカラーも取り入れることができるようになっているのもコントロールカラーの大きなメリットで、
それぞれの色の特徴をしっかりと押さえておくことで、上手くコントロールカラーを取り入れることができるんですね。
ではそれぞれのカラーでどんな肌効果があって、どんな肌悩みにどのようなカラーを選べばいいのでしょう。
●血色感のなさ、肌の青みが気になればピンクがおすすめ
ピンクのコントロールカラーには、肌に血色感を与えて、肌を明るく、生き生きとした印象に整えてくれるようになっています。
ですから、肌の血色感がなくて、そのせいで表情が暗く見えたり、元気がなさそうに見えたり、肌の青みが気になるといった場合には、ピンクがおすすめですね。
ピンクを取り入れるだけで表情も明るく見えますし、女性らしい華やかさも出すこともできます。
またピンクのコントロールカラーの使い方としては、肌全体に使用するというよりも、血色感や青み、肌の暗さが気になる箇所にだけ乗せて、自然となじませるようにして使用するのがおすすめです。
そして、頬などもとから赤みのある部分には塗らないようにするというのも、ナチュラルに仕上げるコツです。
●くすみ、シミ、クマが気になるならイエロー・オレンジがおすすめ
肌のくすみやシミ、クマに悩まれている方は多いと思いますが、そのような方には、イエローやオレンジのコントロールカラーがおすすめです。
イエローやオレンジであれば、日本人の方の肌になじみやすく、気になるくすみやシミ、クマを自然とカバーしながら、ナチュラルな肌色に整えてくれるようになっています。
特にイエローは、くすみなどを飛ばしながら、自然と肌をトーンアップさせてくれて、明るさも演出することができるカラーとなっています。
使い方としては、イエローやオレンジのコントロールカラーも、くすみやシミ、クマが気になる箇所にだけ塗るようにします。
この時も、厚く塗りすぎないように、適量を乗せて、自然になじませるようにしましょう。
また、肌全体のくすみが気になる場合には、肌全体に乗せるようにして、なじませるのがおすすめですが、
特にオレンジのコントロールカラーの場合、肌の赤みがある部分に乗せると、そんな赤みがより目立ってしまうこともありますので、
くすみが気になる箇所は敵量乗せ、赤みがある部分にはそれよりももっと薄く乗せるようにしたりと調節されるといいですね。
●肌の赤み、ニキビ跡が気になる場合は、グリーンがおすすめ
頬の赤みだったり、ニキビ跡の赤み、また、小鼻の赤みといった肌の赤みが気になる場合には、グリーンのコントロールカラーがおすすめです。
グリーンにはイエローとブルーの要素が含まれていますので、赤みのある個所をブルーがカバーしてくれて、イエローが肌色と自然となじんでくれるようになっています。
さらにブルーの要素が肌に透明感も与えてくれて、明るく整えてくれるという効果もあります。
グリーンのコントロールカラーは、どちらかというと部分使いに適した下地で、頬やニキビ跡、小鼻といった赤みが気になる箇所にだけ少量を乗せて、均一になじませるようにします。
この時、指の腹でもいいのですが、スポンジでなじませるとより自然に仕上げることができるのでおすすめです。
またグリーンは、赤みのない普通の肌色に乗せると逆にくすみに見えたり、血色が悪く見えてしまうこともありますので、肌全体に乗せるのはおすすめではないんですね。
さらにグリーンは塗りすぎてしまうとやっぱりくすみに見えてしまうので、気になる箇所にも少量乗せて、自然になじませるようにしましょう。
●黄ぐすみ、透明感のなさが気になる場合は、ブルー・パープルがおすすめ
ブルーやパープルといったコントロールカラーには、肌に透明感を与えて、肌を白く、明るく見せてくれるという効果があります。
肌のくすみのカバーにも適した下地となっていて、特に、肌の黄みを抑えてくれるという効果があり、
黄ぐすみに悩まれている肌をきれいにカバーし、肌に自然な透明感を与えてくれるようになっています。
黄みが強く、肌に透明感を与えたいといった方はブルーがおすすですが、
肌色によってはブルーを乗せると血色感がなくなってしまったり、顔色が悪くなってしまうこともありますので、
そのような場合には、ブルーにピンクの要素が加わったパープルがおすすめです。
ブルーで黄みを飛ばして、肌に透明感を与えてくれるようになっていて、ピンクの要素で肌の血色も高めてくれるようになっていて、
黄みをカバーしながら、よりナチュラルな透明感のある肌に仕上げてくれるようになります。
またこのようなブルーやパープルのコントロールカラーは、部分使いというよりも、肌全体に乗せるのがおすすめで、
使い方としては、通常の下地と同じように、頬や鼻、おでこ、あごに適量乗せて、お顔の中央から外側にむけて、自然になじませるようにします。
ただブルーは、特に、たくさん乗せてしまうと白浮きしたり、顔色が悪く見えることもあるので、多く乗せすぎないようにし、
顔全体に乗せるとカバー力が高すぎるといった場合には、気になる箇所にだけ部分使いするのもおすすめです。
4.コントロールカラーの正しい使い方は?
特に初めてコントロールカラーを使われる方や初心者の方の場合、どのように使えばいいのかわからない、普通の化粧下地と同じように使っていいのかなど、その正しい使い方に迷ってしまうものです。
コントロールカラーにも肌全体に使うものと部分的に使うものがあり、
肌全体に使うコントロールカラーの場合、基本的には普通の化粧下地と同じように使うことができます。
塗る時には、手の平に適量を取って、そこから指先に取り、
額、両頬、鼻、あごの5点に少量乗せていきます。
そして、顔の内側から外側に向かって、ムラなく伸ばしていきます。
指先で伸ばした方がお肌にとっては優しいですが、ムラになって上手く伸ばせないといった方はスポンジを使うのもおすすめです。
5点に乗せた後は、指で伸ばすのと同じように、内側から外側に向かってスポンジを滑らせるようにして、優しく伸ばしていくようにします。
また最初は、指で伸ばして、最後にスポンジでポンポンと押さえるようにして優しくなじませるのもおすすめです。
5.部分用コントロールカラーの使い方は?
コントロールカラーには、肌の全体に塗った方がいいものと、部分的に塗った方がいいものがあり、
全体的に塗るものは先にご紹介した方法で、塗り広げるようにするのですが、
部分的に塗るものはどうでしょう。
部分的に使用するコントロールカラーの場合、例えば、肌の赤みをカバーしたい場合には、頬や鼻の横など、赤みが気になる箇所にだけ、
シミやニキビ跡をカバーしたい場合には、シミやニキビ跡が気になる箇所にだけ、
クマが気になる場合には、目の下にだけ適量乗せて、カバーするようにします。
この時、量を乗せすぎてしまうと、他の箇所との肌色が違いすぎて色むらや白浮きの原因となってしまいますので、
少量を乗せて、指の腹で自然となじませるようにしましょう。
最初は少量なじませて、カバー力が足りなければ少し足すようにして、量を調節するのもおすすめです。
さらに最後に、スポンジでポンポンと押さえるようにして、なじませてあげるとよりきれいに仕上げることができ、おすすめです。
6.コントロールカラーを使う順番は?
意外と悩んでしまうのがコントロールカラーの順番です。
特に化粧下地に、日焼け止め、ファンデーションなどを併用されている方の場合、どの順番で使っていいのか迷ってしまいます。
基本的には、コントロールカラーは、化粧下地、日焼け止めの後に塗るのがおすすめで、
その後に、ファンデーションを乗せるようにします。
化粧下地で肌全体の悩みをカバーするようにし、その後に、気になる箇所、あるいは肌全体をコントロールカラーでよりカバーするようにして、
最後に、ファンデーションで肌色を整えるようにするというイメージです。
また最近では、化粧下地や日焼け止めの機能も兼ね備えたコントロールカラーもありますので、
色々と塗り重ねるのは嫌、メイクに時間をかけたくないといった方は、そのようなコントロールカラーもおすすめです。
7.コンシーラーと併用してもいい?
シミやくすみ、ニキビ跡などの肌悩みを上手くカバーしてくれるアイテムにはコントロールカラーの他にも、コンシーラーもあり、お使いになっている方も多いかもしれません。
では、コントロールカラーとコンシーラーは併用してもいいのでしょうか。
例えば、コントロールカラーには様々なカラー展開があり、お肌の悩み別にカラーを変えて、上手くカバーしてくれるアイテムなのですが、
一般的にはそれほどカバー力が高いというものではなく、自然とカバーすることに主眼を置いているアイテムで、
肌悩みの中にはコントロールカラーだけではうまくカバーしきれないといった場合もあります。
そのような場合には、コンシーラーも取り入れて、ダブル使いするのもいいでしょう。
例えば、大きく、濃いシミがあったり、クマがあって、コントロールカラーだけではカバーできない場合には、コントロールカラーを塗った後に、コンシーラーを重ねて、
自然となじませるようにするとよりきれいにカバーできるようになるでしょう。
8.いくつかのコントロールカラーを併用してもいい?
コントロールカラーには、ブルーにグリーン、オレンジ、ピンクなど、様々な色展開があって、肌悩みによって適したカラーがあります。
でも、肌悩みというのは人それぞれで、一つではなく、いくつかのお肌の悩みを抱えている方も多いかもしれません。
そんな時にコントロールカラーでカバーしようとすると、それぞれの悩み合わせていくつかのカラーを併用したいと思うはず。
そのような場合には、肌悩みに合ったいくつかのコントロールカラーを併用することもできます。
例えば、目の下のクマが気になる箇所には、オレンジやイエローのカラーを、ニキビ跡や小鼻の赤みが気になる箇所にはグリーンのカラーを、
肌全体のくすみが気になる場合にはピンクのカラーを併用して取り入れてみるといった感じで、上手く取り入れてみるのもいいです。
このような場合には、ピンクで全体を整え、オレンジやグリーンは、気になる部分に適度に乗せるようにするようにし、
できるだけ、コントロールカラーの色が重ならないように乗せていくのがポイントです。
9.まとめ
いかがでしたか?
肌のくすみやシミ、赤み、ニキビ跡など、お肌の悩みって人それぞれで、そんな肌の悩みをメイクでカバーしている方も多くて、
ファンデーションやコンシーラーでカバーしている方も多いと思いますが、下地でさっとカバーできるとさらに便利で、そんな時におすすめなのがコントロールカラーという下地なんですね。
でも、コントロールカラーは、グリーンやブルー、ピンクなど、様々なカラーが用意されていて、
実際に使うとなると、どれを選んでいいのかわからない、自分に本当に合うカラーはどれなのかがわからなくて、実際に使うとなると迷ってしまう方も多いんですね。
そして実際に、使われる方の肌の色やトーン、カバーしたいお肌の悩みによって適したカラーというのも違っていて、
色選びが間違ってしまうと、せっかくのコントロールカラーの効果も発揮できなくなるんですね。
そこでこちらではそんなコントロールカラーの特徴や使い方、そして、肌悩み別、カバーしたい箇所別のカラーの選び方などについても詳しくご紹介してみましたので、
コントロールカラーをいまいち上手く使いこなせていない方、カラーの選び方がよくわからない方、
またこれからコントロールカラーを使いたいといった方も取り入れられて、100%コントロールカラーを使いこなしてみましょう!