甘酒の効果に、太らないで甘酒を美肌、健康に役立てる飲み方、1日の量に飲む種類、飲むタイミングも

甘酒を飲むとふっくらとハリ肌、透明感のある素肌、さらに、疲労回復や便秘解消、ダイエット、アレルギー改善といった効果まであるのをご存知でしょうか?

でも、飲み方次第では逆効果になったり、良いとはわかっていてもカロリーやアルコールが気になったりもします。

そこで今回はそんな甘酒について、その様々な美容効果や健康効果、さらに、甘酒の種類や1日の量、正しい飲み方、

より効果的な飲み方に飲む時間やタイミング、注意点などについても詳しくご紹介してみたいと思います。

太らないで、毎日美肌キープ、健康、アンチエイジングのために甘酒を100%役立ててみましょう!

1.甘酒の美肌効果

●肌の代謝をよくして、ハリを与える

甘酒で肌代謝がよくなりハリが生まれた肌

甘酒は非常に優れた栄養価を誇る飲み物であり、ビタミンB群も豊富に含まれています。

そしてそのようなビタミンB群には、体内でたんぱく質の代謝を促してくれたり、血行をよくするといった効果もあり、

たんぱく質の代謝が促されることで、肌細胞はたんぱく質から作られることから、若々しいハリのある肌細胞が作られたり、

肌の血行もよくなることから、よりハリや弾力を生み出しやすくなるといった効果が期待できるようになります。

●透明感を与え、美白効果

先のとおりに、その豊富な栄養価で肌の代謝をよくしてくれたり、血行を促してくれる効果によって、

肌のターンオーバーや生まれ変わりも促進され、それとともに肌のくすみの排出も促され、

肌の明るさや透明感が増すといった効果も期待できるようになります。

またターンオーバーが促されることで、シミやそばかすの排出も促されることになり、美白にも効果が高くなっています。

●豊富なアミノ酸が若い肌を作り上げる

甘酒の豊富なアミノ酸でふっくらとした美肌

甘酒にはアミノ酸も豊富に含まれています。

その種類も豊富で、体内では作り出すことのできない9種の必須アミノ酸も全て含まれていて、

さらにそのようなアミノ酸は、たんぱく質を作り上げ、また、肌細胞の元になる成分でもあり、

アミノ酸を豊富に補給することで、ツヤやハリのある若々しい肌細胞が作り出される肌環境にも整えられるようになります。

●コラーゲンの生成を促す

甘酒にはさらに、ビタミンBの一種であるビオチンも豊富に含まれており、

そのビオチンには、コラーゲンの生成を促すという働きがあることもわかっています。

そのため、より肌の弾力やハリを生み出す効果が期待でき、キュッと持ち上がる素肌を維持するといった効果も期待できるようになります。

●肌の老化防止、たるみ改善

高い抗酸化作用でたるみのない素肌

甘酒は麹菌という酵素を用いて発酵させているのですが、そのような麹菌には非常に優れた抗酸化作用があり、

さらに近年の研究において、甘酒には「エルゴチオネイン」というアミノ酸も含まれ、

これにはビタミンCやビタミンEよりも強力な抗酸化作用があることも認められていて、

そのような抗酸化作用によって、肌の老化を防いで、若々しく保つといった効果、たるみを防ぐといった効果が期待できるようになります。

●肌荒れ防止

甘酒に豊富に含まれるビオチンには、皮膚の状態を健康的に整える効果も期待できるようになっており、

肌状態が整えられることで、肌荒れを防いだり、肌荒れの改善を促してくれる効果も期待できるようになっています。

さらに、他のビタミンやミネラルも補給できることから、より肌が整えられ、肌荒れしにくい肌にも整えてくれるようになっています。

●しみ、くすみの改善

先のとおりに、甘酒には肌のターンオーバーを整えてくれる効果があり、そのことで肌代謝がよくなり、

シミやくすみを防いだり、すでにできてしまっているシミやくすみの改善も促してくれる効果も期待できるようになっています。

2.甘酒の健康効果

●疲労回復を促す

甘酒のブドウ糖などで疲労回復が促された女性

甘酒には、ブドウ糖も豊富に含まれ、さらに甘酒に含まれるブドウ糖は、麹菌により分解されたものとなっているために、体内ですぐにエネルギー源になってくれるようになっています。

吸収率にも優れていて、体へとスタミナを与えたり、疲労の回復も促してくれるようになっています。

さらに甘酒には、代謝をよくしてくれるビタミンB群も豊富ですし、

また甘酒の麹菌には、栄養の消化収集を助けるといった働きもあるため、よりエネルギーの補給や疲労回復に効果的で、

そのような優れた疲労回復効果から甘酒は“飲む点滴”と呼ばれることもあるんですね。

●便秘の解消、予防

豊富な食物繊維ですっきりとしたお腹

甘酒には食物繊維も豊富に含まれており、食物繊維によって腸内が整えられ、便秘の解消や予防にも大きな効果を発揮してくれるようになっています

さらに食物繊維の他にも、甘酒には、腸内で善玉菌のえさとなって増やしてくれるオリゴ糖も含まれていますし、麹菌もまた、腸内の善玉菌のえさとなり増やしてくれる働きがあり、

そのことでより腸内環境が整えられ、お腹をすっきりとさせてくれるようになっています。

●免疫力アップ

先のとおりに、その豊富な食物繊維やオリゴ糖、麹菌によって、腸内の善玉菌が増えて腸内環境が整うことにより、免疫力を高めるといった効果も期待できるようになります。

さらに甘酒に含まれるその豊富な栄養素により、栄養バランスも整えられたり、体にスタミナも補給できることから、より免疫力アップ効果が期待できるようになります。

●風邪予防

甘酒のブドウ糖やビタミン、ミネラル、アミノ酸といった非常に優れた栄養価により、飲むだけでたっぷりと栄養を与えることができ、

さらに、優れた疲労回復効果やスタミナを補給する効果、

また滋養効果や免疫力を高める効果により、風邪やインフルエンザの予防にも効果を発揮してくれる飲み物となっています。

●夏バテ防止

甘酒でスタミナが補給され、夏バテを感じない元気な女性

やはり、そのような甘酒の高い栄養価によって、体にもスタミナをしっかりと与え、滋養効果が得られ、疲労回復も促されることから、

特に、夏場の暑い時期の疲労回復や夏バテの防止にも非常に効果的となっています。

夏バテ防止はもちろん、暑い時期に夏バテかなと思った時に飲んでも、その疲労を改善して、回復を早めてくれるようになっています。

●アレルギー体質を改善

甘酒は、免疫力を高める効果に優れているために、アレルギー体質を改善するのにも効果が期待できる飲み物となっています。

例えば、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピーといった症状の改善や緩和といった効果も期待でき、アレルギーに悩んでいる方にもおすすめの飲み物といえるんですね。

●生活習慣病予防

甘酒には「プロラミン」という成分も含まれ、これは「レジスタンスプロテイン」とも呼ばれる体では消化されにくいたんぱく質の一種なのですが、

この「レジスタンスプロテイン」には、近年の研究において、体内で悪玉コレステロールを抑制したり、その排出を促して減らしてくれるといった効果が期待できることがわかり、

動脈硬化や高血圧など、悪玉コレステロールが原因となるあらゆる生活習慣病の予防にも効果が期待できるようになっています。

●冷え性改善

甘酒を飲んで体が温まる様子

甘酒のなかでも、特に酒粕から作られる甘酒には、より高い血行促進効果が得られるようになっています。

血行をよくして、体を芯からポカポカと温めてくれるようになっていますので、冷え性の改善や予防にも効果が期待できるようになっており、

温かい甘酒を飲むとより効果的となっています。

●リラックス効果、ストレス軽減

GABA(ギャバ)でリラックスする女性

甘酒にはGABA(ギャバ)と呼ばれるアミノ酸も含まれており、そんなGABAには、高いリラックス効果があることもわかっています。

飲むとホッと心を落ち着かせてくれる効果があり、リラックスさせて、ストレスやイライラも軽減してくれるようになっています。

このようなリラックス効果で、甘酒は忙しい日々のティータイムの飲み物としてもおすすめな飲み物といえるんですね。

3.甘酒にはダイエット効果もある?

レジスタンスプロテインなどでスリムな体型の女性

甘酒には先のとおりに、プロラミンと呼ばれるレジスタンスプロテインが含まれており、

それにはさらに、肥満を抑制してくれる効果も期待できるようになっています。

また甘酒にはブドウ糖も含まれるのですが、そんなブドウ糖には血糖値を上昇させる働きもあり、血糖値が上昇することによって、満腹感を得やすくなります。

そのことで、少し食べただけでもお腹が満足しやすくなり、食べ過ぎを防ぐといった効果も得られるようになりますし、

さらに、甘酒に含まれる食物繊維やオリゴ糖などで、便通がよくなることでよりダイエットにも効果的となっているんですね。

また、甘酒に含まれるGABAのリラックス効果によって、より食欲を無理なく抑えることができるといったことでもダイエットに効果的とされています。

4.甘酒は1種類じゃない?「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」とは?

甘酒と一口に言っても、多く流通しているものには、

「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」という2種類の甘酒があるのをご存知でしょうか?

例えば、

●酒粕甘酒…酒粕甘酒というのは、日本酒を作る際に残り粕として余る酒粕から作られる甘酒のことで、

その酒粕を水で溶かして、そこへ砂糖を加えて作られる甘酒のことです。

酒粕甘酒と酒粕

●米麹甘酒…米麹甘酒というのは、お味噌やお醤油を作る際に使われる「米麹」を用いて作られる甘酒のことで、

蒸したお米に麹菌を加えて米麹とし、それを酵素の力によって発酵させて作られる甘酒のことです。

米麹甘酒と米麹

5.それぞれの特徴は?

このような酒粕甘酒と米麹甘酒ではそれぞれに違いや特徴などはあるのでしょうか。

それぞれの違い、特徴としては、

●酒粕甘酒…酒粕が原材料となっていることから、アルコール分が含まれており、また砂糖も加えて作られることから、とても甘く、カロリーも高い飲み物となっています。

●米麹甘酒…米麹甘酒は、お米と麹菌だけで作られることから、お米のでんぷんによる自然な甘みで、

アルコールも含まれず、糖質やカロリーも低くなっています。

酒粕甘酒も、酒粕が米麹で作られることから発酵食品となっているので、基本的には同じような美容効果や健康効果は期待できるものの、

酒粕甘酒は、カロリーも高くなることから、

一般的に、飲む美容液や飲む点滴としてより効果的とされているのは米麹甘酒の方なんですね

6.選ぶならどっち?

先のとおりに、一般的に美容や健康によいとされているのは米麹甘酒の方ですが、酒粕甘酒にももちろん高い健康効果、美容効果が期待でき、

またそれぞれで異なる栄養素、効果もあるため、どちらが良いかは一概にはいえないようです。

ですから、選ぶのに迷った時には、目指したい効果や改善したい症状などで選んでみてもいいかもしれません。

例えば、

●疲れが気になる、飲む点滴として取り入れたいなら…米麹甘酒

米麹で作られた甘酒というのは、麹菌を用いて発酵させることから、その発酵の工程で分解されたブドウ糖も豊富に作られます。

酒粕甘酒にもブドウ糖は含まれていますがその量は米麹甘酒の方が多いとされていて、また吸収のよい状態でブドウ糖を摂ることができるので、

米麹甘酒の方がより疲労回復を促してくれるようになっているといえます。

●美容効果、肌荒れ防止効果なら…米麹甘酒

米麹甘酒に用いる麹菌には、美容効果に優れたビオチンが豊富に含まれています。

やはりそんなビオチンは酒粕甘酒よりも豊富に含まれ、肌の代謝を促して、肌に潤いやハリを与えたり、透明感を与えたり、

肌荒れ防止にも効果的なのは米麹甘酒の方といえるでしょう。

もちろん美肌に欠かせないアミノ酸やビタミン、ミネラルも豊富に摂ることができるようになっています。

●血行促進、代謝アップ効果なら…酒粕甘酒

酒粕にはアルコールが含まれていて、そんなアルコールが、血行をよくしたり、代謝アップも促してくれるようになるので、

血行促進や代謝促進効果を期待するなら、酒粕甘酒の方が向いているといえるでしょう。

また、コレステロールに働きかけたり、肥満抑制効果のあるレジスタンスプロテインが多いのは酒粕甘酒のほうだといわれていますので、

ダイエット効果もより期待できるようになっています。

ただ、酒粕甘酒には砂糖も含まれていますので、飲みすぎては逆効果ですし、

米麹甘酒にもダイエット効果は期待できますので、砂糖が気になる方は、米麹甘酒でも十分だといえます。

●カロリーやアルコールが気になるなら…米麹甘酒

やはり、カロリーやアルコール分が気になる方も多いでしょう。

そのような方は、お米と麹菌だけで作られる米麹甘酒がおすすめです。米麹甘酒なら砂糖の糖質やアルコールを気にすることなく飲むことができ

砂糖は一切入っていないのですが、米麹甘酒は、お米のでんぷんの自然な甘みも感じることができ、おいしく飲むこともできるようになっています。

●甘党の方やお酒が好きな方、おいしく楽しみたい方は…酒粕甘酒

米麹甘酒でも、お米本来の甘みを味わうことはできますが、酒粕甘酒には砂糖が入っていることから、より甘く、

また少量ではあるもののアルコール分も含まれることから、お酒のような旨みも感じることができるようになっています。

ですから甘いものが好きな方やお酒が好きな方は酒粕甘酒の方がおいしくいただけるようになっているでしょう。

そのため、縁日などで振舞われたりするのはこの酒粕甘酒の方が多く、みんなでワイワイ楽しみたいなら酒粕甘酒の方が向いているといえますね。

7.1日の量や効果的な飲み方は?

甘酒をおいしそうに飲む女性

このように非常に優れた美肌効果や健康効果が期待できる甘酒ですが、

では、このような効果を得るためには1日にどれくらいを飲めばいいのでしょうか?

例えば、甘酒の1日の適切な摂取量は約200ml程度といわれています。

つまりコップ1杯程度で、効果を得ることができるようになっているんですね。

特に、酒粕甘酒などは飲みすぎてしまうとカロリー過多、糖質過多になってしまいますので、飲みすぎないことも大切です。

●1度に飲むのではなく、数回に分けてこまめに飲むのがおすすめ

また、この200mlを一度に飲むのではなく、

できれば、1回あたりを50~120mlくらい、おちょこ1杯からコップ半分くらいの量を、

数回に分けて、こまめに飲むのがおすすめです。

というのは、甘酒にはブドウ糖も含まれているために、1度に飲んでしまうとやはり血糖値を上げやすくなり、

血糖値の急激な上昇は糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めてしまいます。

それを防ぐためにも数回に分けて、少しずつこまめに飲むことをおすすめします。

8.飲む時間帯、タイミングは?

甘酒は、基本的にはいつ飲んでも優れた効果は得られるようになっています。

でも飲む時間帯やタイミングによって、ある効果がより高まったり、ある効果を高めるのにおすすめの時間帯、タイミングといったものもあるんですね。

例えば、

●よりダイエット効果を得たい場合には

→食前に少し飲むのがおすすめ

というのは、甘酒にはブドウ糖が含まれているために、そんなブドウ糖には血糖値を上げる働きがあり、

血糖値が上がることによって、満腹中枢が刺激され、食欲が抑えられることになりますので、ダイエットのためや、食事での食べ過ぎを防ぎたい場合には、食前に飲むのがおすすめです。

ただし、たくさん飲んでしまうと、血糖値の急上昇を招いてしまい、逆効果になってしまいますので、食前には少し飲むのがポイントです。

また同じ理由で、食欲を抑えるために、小腹が空いた時におやつの代わりに飲んだり、おやつを食べる前に少し飲むのもいいですね。

●疲れた時、疲労回復を促したい場合には

→夜に飲むのがおすすめ

やはり、1日の終わりというのは疲れが最も溜まっている時間帯であり、そんな時に甘酒を飲んで疲労回復を促すのが最も効果的だといえます。

また、ブドウ糖に含まれるGABAによってリラックス効果も得られるようになっていますので、1日のストレスも和らげてくれますし、

甘酒のその優しい甘みや香りによっても癒しを与えてくれたり、体もポカポカと温めてくれますので、心身の疲れも芯から癒して、

さらにそのような効果から、夜に飲むことによって安眠効果も得られるようになるんですね。

●仕事や勉強への集中力を高めたいなら

→朝に飲むのがおすすめ

ブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源となる栄養素でもあり、脳をしっかりと働かせるのに必要不可欠な栄養素でもあります。

そして、そんなブドウ糖は甘酒にも豊富に含まれ、特に朝に飲むことによって、そんなブドウ糖が眠っていた脳をしっかりと目覚めさせて、脳の働きを活発化してくれるようになります。

ですから、朝から仕事や勉強に集中したい、効率を高めたい、集中力を高めたいといった場合には、朝に飲むのがおすすめです。

また甘酒にはそんなブドウ糖の代謝を高めるビタミンB1も含まれていますので、より効果的で、

朝の目覚めをよくしたい、朝からシャキッと活動的でありたいといった場合にも、朝に飲むのがおすすめです。

●より美容効果、美肌効果を得たいなら

→夜寝る前がおすすめ

甘酒にはビタミンやミネラル、そして美肌に欠かせないアミノ酸も豊富なことから美容にも非常に効果的なんですが、

そんな美容効果をより得たい場合には、夜、寝る前に飲むのがおすすめです。

夜の就寝時というのは、最も肌の代謝が活発になる時間帯でもあり、肌が作られたり、肌の修復や再生も促される時間帯でもあるので、

その前に甘酒の栄養素を補給してあげるとより効果的なんですね。

ただし、飲みすぎは注意で、特に夜寝る前にたくさん飲むとカロリー過多で脂肪がつきやすくなりますので、少量飲むようにし、

できれば砂糖が入っている酒粕甘酒よりも、砂糖が使われていない米麹甘酒がおすすめです。

9.ホットで飲む?アイスで飲む?

ホットで体が温まる様子

甘酒は温めても冷やしてもおいしくいただける飲み物ですが、

体のためにはやっぱり温めて飲むのがおすすめで、体を芯からポカポカと温め、血行もよくしてくれます

また、市販の加熱処理が施された甘酒の場合には酵素はほとんど含まれていないようですが、

手作りの甘酒の場合には酵素が豊富に含まれていて、その酵素が最も活発に働くことができるのは約60℃とされていますので、

手作りの甘酒で飲まれる場合には、それくらいの温度で飲むのもおすすめです。

10.アルコールは含まれるの?

先のとおりに、酒粕を原料とする酒粕甘酒の場合には、そのほとんどがアルコールを含んだものとなっています。

ただし、そのアルコールの量というのは1%未満というごく少量であり、市販されているものも、アルコール類や酒類ではなく、ソフトドリンクとして分類されて売られています。

そのため、未成年の方も飲むことができるようになっています。

一方、米麹から作られる米麹甘酒の場合には、アルコールは一切含まれていません

ですから、少量であってもアルコールが気になる方や運転などで少しでも気になる方、お酒の弱い方などの場合には、米麹甘酒の方がおすすめといえますね。

11.子供や妊婦さんは飲める?

妊婦さん

アルコールが含まれる酒粕甘酒であっても、アルコールは1%未満であり、お子さんも飲むことができるようになっているのですが、

ただ特に、妊婦さんや授乳中の方の場合、赤ちゃんへの影響やお母さんの体調も敏感であることから、少量であってもアルコールは気になります。

ですから、妊婦さんや授乳中の方の場合には、米麹甘酒がおすすめです。

米麹甘酒ならアルコールの心配もなく飲むことができ、またやはり、妊婦さんや授乳中の方が控えたい砂糖も含まれていないので、より安心で、

それでいて、妊婦さんが摂りたいビタミンやミネラル、アミノ酸に、疲労回復を促してくれるブドウ糖も摂ることができるので、よりおすすめですね。

12.体にいい甘酒も飲みすぎには注意

このように甘酒にはいろいろな健康効果や効能があって、美容やダイエットにもいい飲み物なんですが、

いくら体に良いといっても、やはり飲みすぎには注意が必要です。

特に、砂糖やアルコールが含まれる酒粕甘酒は飲みすぎには注意が必要です。

アルコールについてはそれほど神経質になる必要はないかもしれませんが、砂糖が使われていることで、飲みすぎるとカロリー過多になってしまい、太りやすくなりますし、

砂糖が使われていない米麹甘酒であっても、ブドウ糖は含まれていますので、飲みすぎるとやはり太ってしまいますし、血糖値も上げやすくなるのでやはり注意が必要で、

適量を守りながら飲むようにしましょう。

13.まとめ

いかがでしたか?

甘酒は、ビタミンにミネラル、アミノ酸、ブドウ糖など、非常に栄養価に優れた飲み物となっていて、

そんなことから、“飲む点滴”や“飲む美容液”とも呼ばれていて、その効果が再注目されている飲み物でもあるんですね。

実際にそんな甘酒には、疲労回復効果や美容、美肌効果、便秘解消や免疫力アップ、アレルギー改善に、

冷え性改善やダイエット、ストレス軽減と効果など、あらゆる効果が期待できるようになっいて、

こんなに優れた効果がありながら、スーパーやコンビニなどでも手軽に買えて、手軽に飲むことができる身近な飲み物でもあるんですね。

さらにそんな甘酒は、1種類しかないと思われがちですが、原材料が違っていることで、いくつかの種類があって、それぞれでも特徴や効果に違いがあるんですね。

こちらではそんな甘酒について、その効果や種類、それぞれの特徴、それぞれの効果に選び方、

さらに、1日の適量や飲み方、飲むタイミングなどについてもご紹介してみましたので、

毎日の美容と健康、アンチエイジングのために甘酒を上手く取り入れてみてはいかがでしょう!

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