下地、ファンデーション、コンシーラー、日焼け止め…ベースメイクの順番は?全部使う必要はある?BBクリームやプライマーについても

下地にファンデーション、日焼け止めやコンシーラー、フェイスパウダー、コントロールカラーやプライマーと、ベースメイクって本当にたくさんあって、

ファンデーションとコンシーラーはどっちを先に使えばいいの?日焼け止めと下地は?と順番がよくわからないこともあります。

そこで今回はそんなベースメイクの正しい順番、間違えやすい順番に、ファンデーションの種類によっても変わるコンシーラーの順番などについてご紹介してみたいと思います。

正しい順番で、ベースメイクからメイク上手になりましょう!

1.ベースメイクの基本的な順番は?

ファンデーションを塗る女性

ベースメイクに下地やファンデーション、日焼け止めにコンシーラー、フェイスパウダーなどもお使いの方も多いかもしれません。

その基本的な順番としては、

化粧水や乳液などでスキンケアした後に、

【 日焼け止め → 化粧下地 → ファンデーション → コンシーラー → フェイスパウダー 】

特に、日焼け止めと化粧下地をどちらを先に使用すればいいかですが、

下地には、ファンデーションの密着や乗りをよくしてくれる効果もあり、ファンデーションを崩れにくくしてくれる働きもありますので、

下地の後には、ファンデーションを塗るのが正しい順番といえます。

この場合、日焼け止めを肌に直接乗せることになりますが、その前に必ず、乳液やクリームを塗っておくことで、日焼け止めの刺激からも肌を守ってくれるようになるでしょう。

また、化粧下地やファンデーションにUV効果のあるものをお使いの場合で、長時間の外出やアウトドアなどをしないような場合には、日焼け止めを省いてもいいですね。

さらに、これに加えてハイライトやシェーディングをお使いの場合には、

【 日焼け止め → 化粧下地 → ファンデーション → コンシーラー → フェイスパウダー → ハイライト → シェーディング 】

という順番が基本といえます。

2.ファンデの種類で順番が変わる?

パウダーやリキッド、クリームなど色々な種類のファンデーション

基本的には、

【 日焼け止め→化粧下地→ファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー 】

というのが正しい順番といえるのですが、ただ、ファンデーションとコンシーラーの順番は、ファンデーションの種類によっても違ってくるんですね。

例えば、

●リキッドファンデーション、クリームファンデーションの場合には…

【 スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー 】

●パウダーファンデーションの場合には…

【 スキンケア→日焼け止め→化粧下地→コンシーラー→ファンデーション→フェイスパウダー 】

リキッドやクリームファンデの場合には、ファンデーションの後にコンシーラーを、

パウダーファンデの場合には、ファンデーションの前にコンシーラーを使うのがおすすめで、

これは、リキッドやクリームファンデーションの後にコンシーラーを使用することできれいに重ねることができるのに対し、

パウダーファンデの場合には、その後にコンシーラーを使ってしまうと、よれたり、ムラになりやすくなってしまうからなんですね

●クッションタイプのファンデーションの場合には…

基本的には、

【 スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー 】

クッションファンデのツヤを残したい場合には、

【 スキンケア→日焼け止め→化粧下地→コンシーラー→ファンデーション→フェイスパウダー 】

クッションファンデーションの場合には、基本的には、リキッドやクリームファンデと同じ扱いで、ファンデーションの後にコンシーラーを使うのが基本ですが、

ただクッションファンデの特徴でもあるツヤ感をコンシーラーで消したくないといった場合には、ファンデーションの前に使用するのがいいですね。

●BBクリームの場合には…

【 BBクリーム→コンシーラー→フェイスパウダー 】

BBクリームの場合には、基本的には下地の機能も兼ね備えていることから下地は必要なく、

またコンシーラーの機能もあることから、基本的にはコンシーラーも不要なのですが、

よりカバーしたい箇所がある場合には、リキッドやクリームファンデと同じように、先にコンシーラーを塗るようにするのがいいですね。

●コンシーラーはパウダータイプの化粧品の前に使用するのが基本

コンシーラーは基本的には、パウダータイプの化粧品の後に使用すると、なじみにくいという特徴があり、ムラやよれの原因にもなってしまうため、

基本的には、パウダータイプの化粧品の前に使用するのがいいとされているんですね。

3.日焼け止めをファンデーションの後に塗ることもある?

日焼け止め
日焼け止めは、基本的には化粧下地の前に使用するのがいいとされています。

ただこれは、日焼け止めでも、リキッドやクリームタイプのものであって、

例えば、日焼け止めのなかにはスプレータイプのものやパウダータイプのものもあり、そのようなものの場合、ファンデーションの後に使用するのが基本となっています。

ファンデーションやフェイスパウダーでベースメイクを仕上げてから、さっとスプレーしたり、粉をはたいて使用することができるようになっています。

また、パウダータイプの日焼け止めのなかには皮脂を吸収してサラサラに保ってくれたり、肌色補正をしてくれるものもあって、

そのようなタイプのものは、フェイスパウダー代わりとして使うことができるものあるので、それなら、フェイスパウダーも不要ですね。

4.プライマーを塗る場合は?

レブロンのプライマー
出典:REVLON PHOTOREADY PRIMER公式サイトより

プライマーは化粧下地の一種なのですが、通常の下地と比べて、カバー力や肌への密着力が高いものが多く、

例えば、毛穴や凹凸を埋めて、なめらかに整えてくれたり、肌色を明るく整え、くすみやシミをしっかりとカバーしてくれるもの、

さらに、ニキビを目立たなく整えてくれるもの、肌の質感自体を変えて、なめらかにみせてくれるといったものなどもあります。

つまり、それぞれの肌トラブルに特化した化粧下地となっています。

そして、プライマーを使う場合には、

【 プライマー→化粧下地ー→ファンデーション→フェイスパウダー 】

の順番がいいですね。

まずは、通常の下地だけではカバーしきれない毛穴や凹凸、くすみなどがある場合には、プライマーでしっかりとカバーし、

化粧下地で、肌をなめらかに明るく整え、ファンデーションとフェイスパウダーでさらに美しく仕上げるというイメージです。

5.コントロールカラーを塗る場合には?

エレガンスのコントロールカラー
出典:エレガンス モデリングカラーアップベース公式サイトより

コントロールカラーというのは、主に肌の色を整えるために使用する化粧下地のことで、

肌の赤みやくすみ、シミやくま、ニキビ跡などをきれいにカバーして、肌の色むらを整えてくれるようになっているアイテムのことです。

またその種類としても、例えば、ピンクやイエロー、ブルー、グリーン、パープルといった種類があって、

それぞれで効果も違っていて、例えば、ピンクであれば血色をよく見せてくれたり、イエローであれば、肌の色むらやくすみをカバーしたいといった時に、

ブルーであれば、黄みよりの肌色や赤みをカバーしたり、肌に透明感を与えたいといった時に、

グリーンであれば赤みをカバーしたり、パープルであれば、肌全体のくすみをカバーして、透明感や血色感を高めたいといった時に使うと効果的なんですね。

使う人それぞれの肌質や肌の色、肌の悩みに合わせて選ぶことができるのもコントロールカラーの魅力で、

またそんなコントロールカラーを使用するのであれば、その順番としては、

【 化粧下地ー→コントロールカラー→ファンデーション→フェイスパウダー 】

という順番がいいでしょう。

通常の化粧下地のかわりにコントロールカラーを使うというイメージですね。

6.ベースメイクでは全てのアイテムを使うべき?

化粧下地やファンデーションなどのベースメイクアイテム

このようにベースメイクには、化粧下地から日焼け止め、コントロールカラー、ファンデーションにコンシーラー、

プライマー、フェイスパウダー、ハイライトやシェーディングと色々なアイテムがあるのですが、

ではこのアイテム、全てを使う必要はあるのでしょうか?

例えば、もともと肌がきれいな方で、あまりカバーする必要のない方であれば、当然、全てを使う必要はなくて、

例えば、化粧下地にファンデーションと仕上げのパウダーという最小限のアイテムで十分ですし、

逆に、シミやくすみ、色むら、毛穴などのカバーしたい箇所がある方なら、それぞれにあった化粧下地やコントロールカラー、ファンデーションにコンシーラーと活用することによって、よりきれいな肌に仕上げることができます。

また、日焼け止めについては、今では多くの化粧下地やファンデーションにUV効果が備わっていて、日常生活程度の紫外線なら防げるものも多くあることから、

夏場、外にいる時間が短い方であれば日焼け止めを使う必要はないでしょう。

さらに、肌の色むらやくすみを化粧下地だけでカバーできるのであれば、コントロールカラーは必要ないですし、

化粧下地やコンシーラーだけでくすみや毛穴わがカバーできるのであればプライマーは必要ないといえるでしょう。

またBBクリームを使う場合には、BBクリーム自体にファンデーションから、化粧下地やコンシーラーの役割を兼ね備えるものが多いので、化粧下地やコンシーラーも不要になるでしょうし、

ハイライトやシェーディングについても、使うことによって肌に立体感を与えて、よりきれいに見せてくれますが、実際毎日メイクするとなると結構大変で、特に忙しい朝にメイクするのは大変なので、普段は省いて、特別な日だけにするといったことでもいいですね。

確かに、ベースメイクをフル活用するとそれだけきれいに仕上げられることは確かですが、メイクは、それだけ肌に負担をかけることも確かなので、必要ないものは上手く引き算しながら、

素肌の健康も守って、でもメイクは美しく仕上げるようにするのがいいですね。

7.まとめ

いかがでしたか?

ベースメイクの種類って、化粧下地から日焼け止め、ファンデーション、コンシーラーにフェイスパウダー、他にも、コントロールカラーやプライマーとたくさんあって、

それらを使う時に迷ってしまうのが、その順番で、化粧下地やファンデーションならわかるのですが、

例えば、コンシーラーを使うならファンデーションよりも先に使うのか後に使うのか、日焼け止めは化粧下地よりも先か後かなど、意外とわからないものですよね。

そして、順番を間違えてしまうと、せっかくメイクをしても、その効果も半減してしまったりすることもあるので、正しい順番はしっかりと知っておきたいもので、

今回はそんなベースメイクの正しい順番や、ファンデーションの種類によって変わるコンシーラーの順番、そして、プライマーやコントロールカラーなどについてもご紹介してみましたので、

ぜひ参考になさって、正しい順番で肌悩みをしっかりカバー、ベースメイクを賢く、完璧に仕上げましょう!

よろしければシェアをお願いいたします。