マツエクは結構高いし、サロンに通う必要があるので、できれば長持ちさせたいと思っている方も多いでしょう。でも実際にはどのようにすれば少しでも長持ちさせることができるのでしょうか?
そこで今回は、1日でも長くマツエクを長持ちさせる方法について、日ごろから気をつけたいポイントに毎日のケアの仕方、
逆に、やってはいけないNGなことなどについても徹底的にご紹介してみたいと思います。
ぜひ取り入れてみて、できるだけ長く、くるんと可愛いまつげをキープしましょう!
1.マツエクが取れる原因は?
マツエクが取れやすくなったり、劣化してしまう原因としては、
・グルーの劣化
・自まつげの毛周期で自然に抜け落ちる
主にこのようなことが考えられます。
マツエクは、自まつげに専用のグルーで接着するという施術で、
当然、まつげをこすったり、刺激を与えることで、取れやすくなりますし、グルーの劣化でも取れやすくなってしまいます。
3つ目の、「自まつげの毛周期で自然に抜け落ちる」というのは、グルーで自まつげに接着しているために、
自まつげ自体が抜けると、マツエクも抜けてしまうことになり、
また、まつげも頭髪と同様、毛周期というものがあり、時期がくると自然と抜け落ちますので、これは防ぎようがないものといえます。
ただ、前者の2つ、
「摩擦や刺激による抜け落ち」と「グルーによる抜け落ち」については、日ごろの心がけで防ぐことができ、マツエクをさらに長持ちさせることもできるようになっています。
では、ここから、マツエクをより長持ちさせる方法、日常でのケア、どのようなことに心がければいいのかをご紹介してみましょう。
そのために例えば、
2.クレンジングはオイルフリーを使う
マツエクに使用されるグルーは、オイルと相性が悪く、そのオイルによって分解され、接着力がどうしても弱まってしまいます。
特に、クレンジングオイルには注意が必要で、もし使ってしまうとマツエクにダイレクトにオイルが触れてしまい、グルーを弱めてしまいますので、
クレンジングの際には、油分が含まれていない、オイルフリーのものを使用するようにしましょう。
クレンジングの際にも、強くこすってしまうと、やはりマツエク自体の劣化や、マツエクが曲がってしまったりすることもあって、取れやすくなってしまいます。
ですから、クレンジングの際は、優しくなでるようにクレンジングするようにしましょう。
また、横方向になでてしまうとマツエクがゆがんだり、絡みやすくなるので、
必ず、まつげが生えている方向に沿って、根元から毛先に向かって、上下になじませるようにしましょう。
またメイクが濃い目の方で、洗浄力の関係からクレンジングオイルが必要といった場合には、
最近では、マツエクをしていても使用可能なクレンジングオイルもありますので、そのようなものを使うのもいいですね。
3.洗顔後は、ドライヤーの冷風で乾かす
マツエクは濡れた状態が続くと、弱くなってしまいますので、
洗顔した後やお風呂上りには、ドライヤーで乾かすのがおすすめです。
乾かす時も、熱や刺激にも弱いので、必ず「冷風、弱風」で乾かすようにしましょう。
また、風が強く当たりすぎるのもよくありませんので、ドライヤーを少し離した状態で優しく風を当てながら、1分ほどでさっと乾かすようにしましょう。
4.目の回りにはコットンを使わない
例えば、スキンケアの時に、コットンを使って化粧水をつけるという方も多いかもしれませんが、
コットンには繊維が多く、その繊維がエクステに引っかかって取れやすくなってしまうこともあります。
ですから、目元に化粧水をつける際には、コットンではなく、手で直接つけるようにするのがおすすめです。
この時も、化粧水自体がマツエクにたくさんついてしまうのも避けるようにしましょう。
クレンジングも、コットンで拭き取りタイプのものを使用されている方もいらっしゃいますが、やはり、繊維が引っかかりやすくなりますので、
目の周りにはコットンは使わず、手で優しくなじませるようにするか、
コットンを使用するならできるだけ繊維の細かいものを使用するようにしましょう。
さらにおすすめなのが、綿棒でのクレンジングで、コットンよりも引っかかりが少なく安心です。
また、綿棒を使用する際には、綿棒にクレンジングを染み込ませ、アイメイクを優しく落としてあげたり、
まつげに使用する場合には、まつげの流れに沿って優しくクレンジングしてあげましょう。
5.乳液やクリームにも注意
クレンジングオイルほどには、神経質になる必要もありませんが、
保湿に使用する乳液やクリームに含まれる油分にもやはり少しは注意をする必要があります。
でも、目元は特に乾燥しやすいので、きちんと保湿する必要があり、乳液、クリームは欠かせないので、
例えば、乳液とクリームなら、油分がたっぷりと含まれるクリームよりも乳液を選ぶようにしたり、
乳液をつける時も、指先、できれば力の入りにくい中指や薬指に少量つけて、まぶたを中心に優しくなじませるようにしましょう。
この時、できるだけ、グルーのついているまつげの根元に触れないようにしましょう。
また心配な方は、オイルフリーの乳液を使用するようにしたり、乾燥が気になるところにだけアイクリームを塗布するようにといったこともおすすめです。
6.マスカラは使わない、使うなら専用のマスカラを
マツエクをしている時は、マスカラを使用することはおすすめできません。
マスカラを使用すると、必ずクレンジングをする必要があり、きちんと落とすために、洗浄力の強いクレンジングオイルが必要になったり、
クレンジングの際にも、強くこする必要もあります。
また、マスカラを塗る時にも、マツエクに力が加わってしまい、変に曲がったり、そのことで弱くなってしまうこともあります。
また、マツエクをしていれば、それだけでまつげがボリュームアップされて、目ヂカラもアップするので、マスカラも必要でなくなります。
施術の際に、マツエクの本数を増やしたり、種類を工夫することによって、よりボリュームを出すこともできますので、
最初から、ボリュームのあるマツエクにしてもらうのもいいでしょう。
そうすることで、マスカラをする必要もなくなります。
でもどうしてもマスカラをしたいといった場合には、今では、マツエクをしていても使用できるマスカラもありますし、
クレンジング不要で、石鹸で落とすことができるマスカラもありますので、そのようなものもおすすめです。
7.ビューラーは使わない
マツエクをしている時には、ビューラーも避けた方がいいでしょう。
ビューラーは、マスカラとは比較にならないくらいに強い力が加わります。
また、まつげを挟んで引っ張りあげる時に取れてしまいやすくなりますし、自まつげ自体も抜けやすいので、それとともにマツエクも取れてしまいます。
くるんとカールしたまつげにしたい場合には、マツエクを施術する際に、ビューラーで引き上げたようにカールしたデザインを最初から選ぶようにしたり、
どうしてももっとカールさせたい場合には、熱でまつげをカールさせるホットビューラーをお使いになるのがおすすめです。
8.まつげ専用のブラシやコームで整える
マツエクをしている時には、まつげ専用のブラシやコームで整えてあげるのもおすすめです。
マツエクをしているとどうしても、自まつげとマツエクとが絡まりやすくなってしまい、
そんな絡まりがひどくなってしまうと、見た目も悪くなってしまい、施術をやり直す必要も出てきます。
また逆に、ブラシやコームで整える回数も、毎日のように多くなってしまうと、取れやすくなることもあるので、
週に2,3日など、定期的に整えるようにし、
整え方も、強い力を加えたり、根元からとかしてしまうと、やはり取れやすくなりますので、
とかす時には、毛先から少しずつ、優しくとかしてあげるようにしましょう。
9.まつげ美容液を使って自まつげをケアする
マツエクは自まつげにグルーで接着している施術なので、当然自まつげが弱くなり、抜けやすくなると、マツエクも取れやすくなります。
ですから、自まつげを健康的に保って、抜けにくくしておくことも大切です。
またマツエクをしていること自体、自まつげに負担をかけてしまうことでもありますので、より自まつげのケアが大切になってきます。
そのためには、まつげ専用の美容液を使うのが最もおすすめです。
まつげ美容液には、保湿成分や美容成分が配合されていて、まつげに潤いや栄養を与え、
またトリートメントケアしながら、自まつげを健康的に保ってくれるようになっています。
また、まつげの毛根に栄養を与えてくれるものもあり、より抜けにくい、健康的な状態に保ってくれるものもあります。
美容液をつけるタイミングについても、朝と晩の洗顔後につけるようにするのがベストです。
メイクをした後や日中につけてしまうと、アイシャドウや皮脂などで美容液成分の浸透が妨げられてしまい、効果が半減してしまいます。
朝は忙しくて無理という場合には、夜だけでも、たっぷりの美容液でケアしてあげるようにしましょう。
また、まつげ美容液を使用する際には、必ずまつげの根元から美容液をしっかりとつけるようにしましょう。
そうすることでまつ毛を支える毛根へも栄養や潤いを行き渡らせることができます。
さらに、まつげ美容液も、必ずオイルフリーのものを使用したり、
今では、「マツエクOK」のものもありますので、そのようなものを選ぶようにしましょう。
10.ウォータープルーフ処方のメイクをしない
ファンデーションや、特にアイラインやアイシャドウはウォータープルーフ処方のものを使わないというのも、マツエクを長持ちさせるポイントです。
そのようなウォータープルーフ処方のメイクは落ちにくいため、洗浄力の強いクレンジングオイルでしか落とすことができなかったり、
オイルフリーのクレンジングで落とそうとすると、ごしごしとこする必要もあります。
そしてマツエクをしていると、クレンジングオイルは使用できないですし、ごしごしとこすることでマツエクが取れやすくなってしまいます。
メイクにはウォータープルーフ処方のもは避けるようにし、こすらなくても簡単に落とすことができるメイク、
できれば、石鹸だけで落とすことができるようなメイクをするのもおすすめです。
アイラインなどは特にウォータープルーフ処方のものが多いので、注意が必要で、
今では、ウォータープルーフ処方でも、石鹸で落とすことができるものもありますので、そのようなものを選ぶのも安心ですね。
11.施術した日はまつげに触れない、洗顔もしない
マツエクというのは、施術してからその後、最低でも5時間くらいは乾燥しない状態が続き、非常に取れやすい状態となっています。
ですからその間は、まつげに直接触れたり、こすったりすることは絶対厳禁です。
また、5時間は最低限の目安であり、施術してから完全にグルーが乾き切るのに24時間はかかるとされていますので、
できれば、施術したその日は洗顔も控えるようにしたほうがいいでしょう。
メイクや皮脂などが気になる場合には、拭き取りタイプのもので、目の周りは避けるようにして優しく洗顔されるといいでしょう。
12.逆にやってはいけない、NGなこととは?
このようにマツエクを長持ちさせるためにはいくつかのポイントやケアの仕方があって、これらを守ってあげることで、格段にマツエクの持ちもよくなります。
そして逆に、マツエクを長持ちさせるためにやってはいけないとされていることもあります。
それが、
うつ伏せで寝ることにより、枕や布団がまつげに当たって、マツエクがこすれてしまい、その摩擦でダメージになったり、自まつげ自体が抜けてしまうこともあります。
ですから、寝る時にうつ伏せで寝るのを避けて、できれば、仰向けで寝るようにしましょう。
目をこする癖がある方も注意が必要です。
起床時や目が乾いた時などについつい目をこすってしまうといった方も多いと思いますが、
頻繁にこすったり、強くこすることでマツエクがゆがんだり、劣化させてしまうことになり、やはり、自まつげも抜けやすくなってしまいます。
それに、目をこすること自体が目にあまりよくありませんので、そのような癖がある方は治すようにしましょう。
特に、クレンジングの時や洗顔の際に、ごしごしと洗ってしまうと、やはり取れやすくなってしまいます。
ですからクレンジングの際には、手で落とす時には、できれば力の入りにくい中指や薬指の腹を使って、
まつげの根元から毛先に向かって、毛の流れに沿って優しくクレンジングするようにしましょう。
また、拭き取りタイプのクレンジングシートなどをお使いの場合には、やはり、まつげの根元から毛先に向かって優しく拭き取るようにします。
そして使用するクレンジングシートもできるだけ繊維の少ないなめらかなものを使用したり、
シートの引っ掛かりが気になる場合には、綿棒を使って、目の周辺のメイクを落としてもいいですね。
忙しくて、帰宅が遅くなってしまうと、そのまま、メイクを落とさずに寝てしまうといった方もいらっしゃるかもしれませんが、
アイシャドウなどのメイクにも油分が含まれていることから、長時間メイクをしていることで、その油分がマツエクにも付着しやすくなり、グルーの劣化につながってしまいます。
また、日中分泌される皮脂も落とされずに、そのまま長時間肌に残ることになるので、その皮脂によってもグルーが劣化しやすくなります。
ですから、メイクをした日には必ずクレンジングでメイクを落とすようにし、洗顔もきちんとして、皮脂も落とすようにしましょう。
13.まとめ
いかがでしたか?
マツエクは、くるんと長いまつげになれて、しかも、1度施術すれば、しばらくそのままのかわいらしいまつげをキープすることができるので、
マスカラやつけまつげのようにその都度塗ったり、つける必要もありませんし、仕上がりもとても自然で、自まつげのようにも見せることができて、
やっぱりマスカラやつけまつげのようにいかにもアイメイクしている感もでないので、女性の間で今とても人気がありますよね。
でも、専門のサロンで施術を行ってもらう必要があり、費用もかかるということもあるので、
一度施術をしてもらうと、できるだけきれいな状態で長持ちさせたくなります。
その方法にもいくつかあって、日ごろから守るべきポイントに、ケアの仕方、また逆にやってはいけないことなどもあったんですね。
こちらではそんなマツエクを長持ちさせる方法について、すぐにでも実践できることばかりをご紹介してみましたので、
ぜひ参考になさって、できるだけ長く、きれいなマツエクをキープしましょう!
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