肌質で違う、本当に合うクレンジングタイプとNGのクレンジングタイプとは？合わないクレンジングを使うのはとても危険？

クレンジングで肌荒れする、ニキビができる、肌が乾燥する…、そんな方はクレンジング選びが間違っているかもしれません。

数あるクレンジングの種類やタイプにはそれぞれの特徴があって、クレンジング自体肌に強く影響を与えるものでもあることから、合わないものを使い続けることはとても危険なことでもあるんですね。

そこで今回は、普通肌に脂性肌、乾燥肌、インナードライや敏感肌など、それぞれの肌質におすすめのクレンジングのタイプ、逆におすすめできないタイプ、種類についても、その理由とともにご紹介してみたいと思います。

ぜひ今よりももっと賢いクレンジング選びで、メイクを取っても美肌、自慢のすっぴん美肌を手に入れましょう！

1．普通肌の方におすすめのクレンジングタイプ

●特に肌に問題なければ、基本的にはどのタイプもOK

肌が適切な水分と油分を保っていて、乾燥することもなく、また脂っぽくなることもない普通肌の方の場合には、

使用していて肌に問題がなければ、基本的にはどのタイプのクレンジングも使用することができるといえるでしょう。

また選び方の一つとして、例えば、マスカラやアイライン、ウォータープルーフ処方のマスカラやアイライン、口紅など、

メイクが濃い時には、クレンジングオイルやクレンジングリキッド、クレンジングバームなど、比較的、洗浄力の強いクレンジングを使用して、さっと落とすようにしたり、

逆に、メイクが薄めの時には、クレンジングミルクやクレンジングクリーム、クレンジングジェルなど、比較的洗浄力の弱い、肌に優しいものを使うといった選び方もいいでしょう。

ただ、普通肌の方であっても、特に、クレンジングオイルなど、洗浄力の強いクレンジングを多用することで肌が乾燥したり、肌に刺激になることもありますので、

普段使いには、ミルクやクリームタイプの肌に優しいものを使うようにするのがおすすめですね。

2．脂性肌の方におすすめのクレンジングタイプ

●オイルフリー、さっぱりと使えるものがおすすめ

皮脂の分泌が過剰で、肌がべたつきやすく、毛穴に皮脂が詰まりやすい脂性肌の方の場合には、

さっぱりと洗浄することができるクレンジングリキッドやクレンジングジェルがおすすめといえるでしょう。

特に、クレンジングリキッドであれば、洗浄力も強いものが多いので、濃いメイクの時でもさっと落とすことができますし、

リキッドタイプやジェルタイプのものでも、オイルフリーのものもありますし、ジェルタイプのものなら水溶性のものもあり、

そのようなものならよりさっぱりと使用することができるようになっています。

逆に、クレンジングオイルやクレンジングクリームは油性の成分がメインとなっているため、

脂性肌の方の場合、そんなオイルが刺激になったり、毛穴を刺激してニキビの原因になってしまうこともありますので、おすすめできないタイプといえるでしょう。

また、より肌に優しくクレンジングしたいといった場合には、クレンジングの中でも肌に優しく、クリームよりも油分が少ないクレンジングミルクがおすすめですね。

さらに、春夏はさっぱりと使えるリキッドやジェルを、秋冬には潤いも保てるミルクをという風に季節で使い分けるのもいいでしょう。

3．混合肌の方におすすめのクレンジングタイプ

●肌は乾燥状態にあるため、保湿力のあるものを選ぶ

頬やあごなどのUゾーンはカサカサと乾燥するのに、おでこや鼻などのTゾーンは皮脂の分泌が盛んで、べたつきやすい混合肌の方の場合には、

肌自体は乾燥状態にあって、そんな乾燥からTゾーンなどの毛穴が発達している箇所では皮脂の分泌が活発になっている状態にあるといえます。

そのため、クレンジングは、保湿力の高いクレンジングミルクやクレンジングクリームがおすすめといえるでしょう。

また、べたつきが気になるからとさっぱり使うことができるクレンジングリキッドやクレンジングジェルを好んで使っている方も多いかもしれませんが、

混合肌の方がリキッドやジェルを頻繁に使ってしまうと、より肌を乾燥させてしまい、症状を悪化させてしまうこともありますので、頻繁な使用はおすすめできません。

ただ、アイメイクや落としにくいリップをつけていて、ミルクやクリームでは落としきることができない場合には、

そのポイントメイクの部分だけリキッドやジェル、あるいはクレンジングオイルを使用して、さっと落とすようにしてもいいですね。

その時もできるだけ肌の優しい低刺激タイプのもの、特に界面活性剤は肌を乾燥させやすいので、界面活性剤が多く配合されていないものを選ぶのがおすすめです。

4．インナードライ肌の方におすすめのクレンジングタイプ

●保湿力が高く、肌に刺激が少ないことも大切

インナードライ肌の方は、肌の内側は乾燥状態にあり、その乾燥から肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されやすく、

そのことから肌がべたつきやすかったり、毛穴に皮脂が詰まりやすかったり、角質が蓄積し、ごわつきやすくなる状態で、

このようなインナードライ肌の方の場合には、基本的には、混合肌の方や乾燥肌の方と同じように、

できるだけ肌の潤いを保つことができるクレンジングミルクやクレンジングクリームがおすすめでしょう。

また逆に避けたいのが、やはり混合肌や乾燥肌の場合と同じで、刺激が強く肌を乾燥させやすいクレンジングオイルやクレンジングリキッド、ジェルです。

特に、インナードライ肌の方の場合、肌もべたつきやすいので、脂性肌と間違えやすく、さっぱりと使うことができるリキッドやジェルを選びがちですが、

リキッドやジェルの中にも、界面活性剤が多く使用されていて、乾燥しやすいものも多くありますので、顔全体への使用はおすすめできません。

使用するのであれば、やはりこれも混合肌と同じで、落としにくいマスカラやアイライナーなどのポイントメイクの部分だけにしておいて、

また、使用した時には、その後にしっかりと保湿するようにしましょう。

5．ニキビ肌の方におすすめのクレンジングタイプ

●オイルフリーに加え、ニキビを悪化させない低刺激なものを

毛穴に皮脂が詰まりやすく、ニキビができやすいといったニキビ肌の方の場合には、

クレンジングに含まれるオイルでも刺激になってニキビが悪化したり、新たなニキビの原因になってしまうこともありますので、

クレンジングには、オイルフリーのクレンジングリキッドやクレンジングジェル、水溶性のクレンジングジェルといった、油分を含まないクレンジングがおすすめといえるでしょう。

ただ特に、大人ニキビに悩んでいる方の場合、肌の乾燥もニキビの原因になったり、ニキビを悪化させたり、改善を遅らせる原因にもなってしまいますので、

大人ニキビの方で、肌乾燥も気になる方の場合には、クレンジングミルクもおすすめです。

クレンジングクリームもクレンジングによる肌の乾燥を防いでくれるタイプですが、やはり油分が多いことからニキビ肌の方には不向きで、

さらにクリームはなじませる時にも、テクスチャがミルクよりも濃厚であることから、そのことでもニキビに刺激を与えやすいため、やはりミルクのほうがおすすめといえるんですね。

また、逆におすすめできないのが、刺激の強い界面活性剤も多く含まれているクレンジングオイルやオイル入りのクレンジングリキッド、クレンジングジェルです。

これらのものは落としにくいポイントメイクにだけ使用するのであればさほど問題はありませんが、

特にニキビの患部に使用するのは炎症を悪化させることもあるので、避けておいた方がいいですね。

さらに、肌をこすってしまうシートタイプのクレンジングも、同じ理由でおすすめできません。

6．乾燥肌の方におすすめのクレンジングタイプ

●水分を奪わないミルクやクリームがおすすめ

肌の水分量が少なく、肌の内側はもちろん、そのことから肌の表面もかさつきやすく、乾燥によりキメも乱れやすい乾燥肌の方の場合、

クレンジングも保湿力の高いものが求められます。

そのため、油分の多いクレンジングミルクやクレンジングクリームなどがおすすめで、より肌に優しく使用することができるミルクタイプが最もおすすめといえるでしょう。

逆に、クレンジングオイルやリキッドなどの、界面活性剤が多く使用されているクレンジングは肌の水分を奪いやすく、乾燥しやすいため乾燥肌の方は特にあまりおすすめできません。

例えば、乾燥肌の方でも、さっぱり目に使いたいといった場合や、もう少し落ちのいいものを使いたいといった場合には、水溶性のクレンジングジェルやバームといったものがおすすめでしょう。

また、アイメイクや口紅などの落としにくいポイントメイクが落としにくいといった場合には、

やはりそのポイントメイクにだけクレンジングオイルやリキッドを使用してさっと落とすのもいいかもしれません。

とにかく、乾燥肌の方の場合、クレンジングに洗浄力の強いものを使ってしまうと、洗顔料以上に肌を乾燥させることもあるので、できる限り保湿力の高いもので優しく落とすことを心がけましょう。

7．敏感肌の方におすすめのクレンジングタイプ

●とにかく低刺激なものを、界面活性剤にも気を付ける

肌のバリア機能がぜい弱で、少しの刺激や乾燥などにも肌がすぐに反応してしまい、肌がかゆくなったり、ぴりついたり、赤みや湿疹などを起こしてしまうこともある敏感肌の方の場合には、

クレンジングもとにかく肌に優しいものを使用する必要があります。

クレンジングの中で最も低刺激なのはミルクタイプのものとされていて、そのなかでも、界面活性剤が少ないもの、

できれば、石油系界面活性剤や保存料、香料、エタノールなどが使用されていない、無添加のものがおすすめでしょう。

そして逆におすすめできないのが、やはり界面活性剤が多く使用されているクレンジングオイルやクレンジングリキッド、クレンジングジェルでしょう。

特にクレンジングに配合されている界面活性剤による肌への刺激は、普通肌の方の場合には問題なく使えるものでも、敏感肌の方には思っている以上に刺激強いものも多いので、注意が必要です。

また、クレンジングクリームやクレンジングバームについては、保湿力が高いものも多く、比較的肌に優しいとされていますが、

クリームやバームは他のクレンジングと比べてもテクスチャが硬いものが多く、敏感肌の方にとってはそのテクスチャ自体が刺激になってしまうこともあり、

特にバームタイプのものには温感タイプで、血行を促すタイプのものもあって、やはりそれが刺激になってしまうこともありますので、あまりおすすめできないんですね。

また特に、敏感肌の方におすすめなのはクレンジングミルクなのですが、ミルクではどうしてもオイルなどと比べると洗浄力が弱くなってしまいますので、

そんな弱い洗浄力でも落とすことができる軽いメイクを日ごろから心がけておくことも敏感肌の方にとっては大切になってくるでしょう。

8．まとめ

いかがでしたか？

クレンジングといっても今では、本当に色々な種類があって、クレンジングオイルやリキッドはよく落ちて、さっぱりと使うことができて、主流ではあるのですが、

落ちがいいことから肌への刺激や乾燥が気になったりすることもあって、

そんなことからクレンジングで肌荒れしてしまうといった方も多いようです。

そんな方は自分の肌質にクレンジングが合っていないともいえて、クレンジングをご自身の肌質に合ったものに見直してみる必要もあるんですね。

こちらではそんな、肌質によっておすすめのクレンジングの種類やタイプ、逆に、それぞれの肌質に適していないクレンジングタイプについてもご紹介してみましたので、

ぜひ参考になさって、もうクレンジングで肌荒れしない、乾燥しない、メイクを落とした後もすっぴん美肌をキープしましょう！

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