割れたファンデーション、粉々になったファンデーションはあきらめてしまいますか?
それは実はとてももったいないことで、割れたファンデーションも復活させて、元通りに使うことができます。
今回はそんなファンデーションの復活方法に、復活させた後の使い方、
割れたり、粉々になる原因や、そもそも割れないようにするための使い方などについても詳しくご紹介してみたいと思います。
1.少しの割れなら乳液でつなげられる
ファンデーションでも、ひび割れくらいの少しの割れ、ひどくない割れであれば、乳液で簡単に修復できるようになっています。
その方法としては、
1.まずは、いつもお使いの乳液をひび割れの部分を埋めるように少しずつ垂らしていくようにします。
その時、乳液の量も少しの量で十分で、
多すぎるとひび割れの周辺のファンデーションが柔らかくなりすぎてしまいますので、注意しましょう。
乳液の容器から直接垂らすのもいいのですが、垂らしすぎが気になる場合には、スポイトを使ってちょっとずつ垂らすようにすると失敗が少ないですね。
2.乳液でひび割れを埋めた後は、そのまま放置して、自然とつながるのを待ちます。
そのままでもつながってくれるのですが、
2.粉々になりかけの場合の復活法
ひび割れくらいであれば簡単に復活させることができるんですが、
コンパクトを開けてみると、大きく割れていたり、粉々になりかけてしまっていることもあります。
そんな時はもう修復ができないとあきらめてそのまま捨ててしまったり、もったいないからとその粉々の状態で使うといった方もいらっしゃるかもしれません。
でもそんな粉々の状態でも復活させることは可能なんですね。
その方法としては、
1.まずは、ファンデーションを、爪楊枝やスプーン、へら、スパチュラなどを使って、さらに崩すようにします。
この時は、ケースからファンデーションがはがれるくらいの、大まか感じで結構です。
2.ある程度ファンデーションが崩れたら、小さなビニール袋にファンデーションを入れます。
この時、ファンデーションの飛び散りを防ぐため、できればジップロックなどの口を閉じることができる袋がおすすめです。
3.袋に入れたら、手でもみこむようにしたり、スプーンの腹やスパチュラ、へらなどを使って粉々にしましょう。
この時、より粒子を細かくすることによってファンデーションをきれいに復活させることができるので、細かくなるように砕きましょう。
4.粉々になったら、そのファンデーションをケースに戻します。
この時、粉が飛び散らないように、ゆっくりと袋から戻すようにしましょう。
袋の端の部分を切って、少しずつ戻すのもおすすめです。
5.ケースに粉を戻したら、その上からラップをかけて、粉が平らになるようにならしてあげるようにします。
この時、指で平らにしてもいいのですが、
6.表面が平らになったら、ラップの上から、指の腹で押さえるようにして固めるようにします。
ある程度固まったら、最後に少し強めの力でぎゅっと固めてあげるようにします。
この時、指ででこぼこになっていると思うので、最後に、化粧品やスプレー缶のふたの平らな部分で全体を押し当てて、平らにしてあげても、よりきれいに復活できます。
7.復活させても、どうしてもケースの端の方が固まりづらかったり、隙間ができていたり、粉のままで残ってしまうこともあります、
そのような場合には、綿棒を使って、丁寧にならしてあげるのもいいでしょう。
粉が残らないように、隙間もできないように綿棒を押し当てて丁寧にならしてあげます。
粉が残っていたり、隙間があるとそこからまた割れやすくなりますので、
端っこの部分にだけ乳液を染み込ませて、密着度を高めるのもいいでしょう。
最後に、コンパクトの周りについた粉を綿棒やティッシュで拭き取ってあげれば、ファンデーションの復活です。
3.上手く固まらなければ、フェイスパウダーとして再利用する
固めて復活させても、また割れてしまうことも多いです。
それに、復活させるには少々手間もかかりますので、それが面倒という方も多いでしょう。
そんな時には、フェイスパウダーとして再利用するのもおすすめです。
その方法は、ファンデーションを固めるよりも簡単で、
1.最初は同じように、割れたファンデーションを、ジッパーつきのビニール袋に入れ、手でもみこんだり、スプーンやへら、スパチュラなどを使って、粉々にします。
2.粉々になったらフェイスパウダー用のケースに入れる、それだけです。
4.復活させたファンデーションの注意点
このように、割れたり、粉々になってしまったファンデーションは復活させて、もう一度使うことができるようになっています。
ただ、復活させたファンデーションを使用する場合には、注意も必要です。
例えば、
復活させたファンデーションは、元のファンデーションと比べてもどうしても衝撃に弱くなっています。
ですから、弱い力でも崩れやすくなっていますので、パフで取る時はいつも以上に優しい力でなでるようにして取るようにしましょう。
やはり衝撃に弱くなっていることから、持ち歩く際にも注意が必要です。
ファンデーションを持ち歩く時には化粧ポーチに入れることが多いと思いますが、
できれば、化粧ポーチの中は隙間を作らないようにして、コンパクトやケースがポーチの中で動かないようにしておきましょう。
その時には、どうしても隙間ができてしまう時には、ティッシュなどで隙間を埋めて固定するのもいいですし、
ポーチの内側にポケットがあれば、ポケットに入れて、コンパクトが揺れないようにするのもおすすめです。
ファンデーションを復活させた後に、コンパクトケースの中でも隙間ができてしまうことがあります。
そのような場合にも、持ち歩く時に揺れてしまって、割れの原因になることがあります。
隙間が大きな時には、ファンデーションの上にコットンやティッシュを挟んで、隙間を埋めてあげるのもいいでしょう。
5.ファンデーションが割れる原因で多いのは?
このようにファンデーションは割れて、粉々になりかけても復活させて、使うことができるようになっているのですが、
でも、そもそもどうしてファンデーションは割れてしまうのでしょうか。
その原因として多いのが、
●衝撃、力を加えることによる割れ
これが一番多い原因でしょう。
パウダーファンデーションは、元々パウダー状のものを固めているということから、どうしても衝撃に弱く、必要以上の力が加わることで割れやすく、崩れやすくなります。
●コンパクトやケースの中の隙間
使っていくうちに、どうしてもコンパクトやケースの中で隙間ができてしまいます。
そのことによって、やはり衝撃を受けやすくなり、割れる原因になってしまいます。
特にポーチで持ち歩いている時に割れることが多くなります。
●乾燥
使っていくうちに、ファンデーションが乾燥してしまうこともあります。乾燥することで粒子をつなぎとめる力が弱まり、割れやすくなります。
6.そもそも割れないようにするには?
ファンデーションが割れる、粉々になる原因にはこのようなことが考えられ、
この原因を取り除いてあげることによって、もとからファンデーションの割れを防ぐことができ、最後まできれいに使い切ることができるようになるでしょう。
その方法としては、復活させたファンデーションを使う際の注意点とも重なることが多くて、
例えば、
・パフで取る時には優しい力で、なでるように取るようにする
・持ち歩く時には衝撃を与えないようにする
(ポーチの中では隙間を作らず、できるだけコンパクトが揺れないようにする)
・コンパクトやケースの中でもファンデーションにコットンやティッシュを挟んで、隙間を作らないようにする
といったことですね。
さらにパフで取る時にも、
といった工夫もいいでしょう。
ファンデーションは使っていくうちに、どうしても、真ん中から減っていって、周りだけが残ってしまうことも多いと思うのですが、
そうなると余計に隙間ができてしまって割れやすくなってしまいます。
ですから使う時にはできるだけ、中央部分から取ったら、次は端の方も取るようにしたりと、偏りなく使っていくようにするといいでしょう。
できるだけファンデーションの表面が平らな状態が保てるように使っていくということですね。
そうすることで隙間もできにくくなり、ファンデーション自体の強度も保つことができ、割れにくい状態も保つことができるようになるでしょう。
7.まとめ
いかがでしたか?
ファンデーションにひびができたり、割れてしまうと結構ショックで、
そこから割れがひどくなったり、粉々になってしまったりと、そうなるともう使えないと捨ててしまう方も多いかもしれません。
それがお気に入りのファンデーションだったり、少しお高いものだったりするとさらにショックですよね。
でも、そんな割れたり、粉々になったファンデーションも復活させることができて、元通りに使うこともできるようになるんですね。
こちらではそんな割れたファンデーションを復活させる方法に復活させたファンデーションの使い方、
そもそもファンデーションを割らない方法などもご紹介してみましたので、捨てる前にこの方法を試されて、最後までしっかりとファンデーションを使いきってみましょう!
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