クッションファンデーションは、まさにリキッドとパウダーのいいとこ取りで、下地要らずで優れたカーバ力、なめらかで、みずみずしいツヤ肌に簡単に仕上げてくれるととても人気で、
でも実際に使ってみると意外に難しくて、使い方に悩む方もいらっしゃるようです。
今回はそんなクッションファンデーションについて、その魅力や使い方、上手な使いこなしのコツやポイントなどをご紹介してみたいと思います。
1.クッションファンデーションとは?
クッションファンデーションというのは、スポンジ状のクッションにリキッド状のファンデーションが染み込ませてあり、
そのクッションからパフでファンデーションを取って、塗ることができるタイプのファンデーションのことです。
2.クッションファンデの魅力とは?
●リキッドファンデをパウダーファンデのように手軽に使うことができる
そんなクッションファンデーションの魅力といえば、なんといっても、
リキッドファンデーションをパウダーファンデーションのように手軽に使用することができるようになっていることです。
リキッドなんですが、パウダーのようにコンパクトから取って、さっと簡単に塗ることができるようになっています。
他にも、
●カバー力がある
クッションファンデーションでは、リキッドファンデーションのようなカバー力も実現されていて、
リキッド同様、粒子も細かく、肌への密着度も高いので、毛穴や小じわ、シミ、ニキビ跡、色むらなどもしっかりとカバーしてくれるようになっています。
●下地要らずでメイクが楽
クッションファンデーションは、それだけで、保湿に下地、ベースメイク、UVまでできてしまうものが多く、
化粧水の後は、下地を塗ることなく直接ファンデーションを塗って仕上げることができるようになっています。
UV効果があるものも多いので、日焼け止めを塗る必要もなく、色々と重ね塗りをする必要がなく、メイクが楽にできるようになっています。
●手を汚さずにメイクできる
パウダーファンデーションのように、コンパクトから直接パフでファンデーションを取って塗ることができるようになっているため、
リキッドやクリームファンデーションのように、指で塗る必要がなく、手を汚さずにメイクができるようになっています。
●保湿力が高い
保湿力が高いものも多く、時間が経っても肌が乾燥しにくく、パウダーのように粉っぽくなってくるといったこともありません。
乾燥が気になる季節や乾燥肌の方も潤いを保ったままで使用することができるようになっていますし、
さらにテカリが気になる方も、潤いが保たれることにより、皮脂の分泌が抑えられ、テカリ防止や皮脂崩れ防止のためにも効果的となっています。
●メイク直しが簡単にできる
クッションファンデーションはコンパクトタイプがほとんどで、携帯にもとても便利で、
そのように手を汚さずにメイクができるようになっているので、外出先のメイク直しも簡単にできるようになっています。
3.クッションファンデでどんな肌が作れる?
このように様々なメリットがあるクッションファンデですが、その仕上がりはどのようなものでしょうか。
クッションファンデーションでは、カバー力も高くなっているので、毛穴や凹凸、くすみ、色むら、小じわ、シミなどもきちんとカバーすることができ、
肌色を均一に整えて、肌の表面もなめらかに整えてくれるようになっています。
さらに、クッションファンデーションはツヤのある肌を演出するのに長けているファンデーションでもあるといえ、
マットな仕上がりというよりは、どちらかというと、ツヤ感のある肌に仕上げたい時に向いているファンデーションであるといえます。
そのため、透明感のなさやくすみが気になる方にも最適な仕上がりとなりますし、
保湿力も高いので、肌の乾燥も防いで、油っぽいツヤというよりも、水分で潤った、みずみずしいツヤ肌に仕上げることができるようになっています。
4.使い方は?
クッションファンデーションの使い方はとても簡単で、
その使い方としては、基本的には、
①ファンデーションがしみこませてあるクッションからパフでファンデーションを取る。
②そのパフをポンポンと押さえながら顔全体に乗せていく。
これだけでベースメイクができるようになっています。
5.実際は使うのが難しい?上手な使い方のコツは?
このようにとても簡単に使うことができるクッションファンデですが、
実際に使ってみると、よれてしまったり、ムラなりやすかったりと、使い方が難しいと感じる方も多いようです。
でもいくつかのコツとポイントさえつかめれば、簡単にかつきれいに仕上げることができるようになります。
それが、
まずは、クッションからファンデーションを取る時には、
1~2プッシュくらいで、取り過ぎないようにすること。
取りすぎてしまうと、厚塗りになって、不自然になることはもちろん、よれやムラにもなりやすくなってしまいます。
肌へと乗せる時には、パウダーファンデのようにパフをすべらせるのではなく、
ポンポンポンと優しく押さえるように乗せていくようにしましょう。
パフをすべらせて乗せるとやはりよれやすくなってしまいます。
乗せる順番としては、まずは、顔の中央部分、よりカバーしたい箇所から乗せるようにして、
顔の内側から外側へと乗せるようにしましょう。
おでこの髪の生え際あたりやフェイスラインなどは、新たにファンデーションを取って付けてしまうと厚塗り感が出てしまいますので、
パフに残ったファンデだけで同じようにポンポンと押さえるように、薄くつけるようにするとより自然です。
小鼻は塗りづらい箇所でもありますので、パフを二つ折りにして、小鼻にフィットさせながら、優しく押さえるようにつけるようにしましょう。
塗りすぎてしまったり、テカリが気になる箇所は、ファンデーションがついていないパフやスポンジなどを使って軽く押さえるようにしてあげるといいですね。
この時も、パフをすべらせるとよれやムラになってしまうこともありますので、軽く押さえるようにしましょう。
ファンデが何だか浮いてしまっているなと感じる場合には、最後に気になる箇所を指で優しく押さえながらなじませてあげるのもいいでしょう。
クッションファンデーションを使用する際には、このような点に注意しながら使用することによって思ったよりも簡単に使いこなすことができ、よりきれいに仕上げることができるようになるでしょう。
6.下地は本当に必要ない?
クッションファンデの優秀なところは、ファンデーションの機能の他にも、下地の機能、保湿やUVの機能も備えていることで、
基本的には、化粧水や乳液などで肌を整えた後には、これだけでベースメイクができるようになっています。
そのために化粧下地は必要なく、UV効果もありますので、日焼け止めも必要ないものも多くなっています。
ただ、ファンデーションの持ちをさらによくしたい場合や、カバー力を高めたいといった場合には、下地を併用されるのもいいでしょう。
また、季節によってテカリや崩れが気になることもありますので、そのような場合には、下地の中でも、皮脂を吸収して、テカリや崩れを防いでくれる下地を選ぶようにしたり、
肌の乾燥が気になる場合には、保湿力の高い下地を選んで、クッションファンデと併用してもいいですね。
7.仕上げのパウダーは必要?
クッションファンデでは、仕上がりも美しいことから、基本的には仕上げのパウダーも必要ありません。
ただ例えば、少しツヤを出しすぎてしまったといった場合や、
もともと皮脂の分泌が多く、テカりやすいといった場合には、パウダーを使うことによってよりきれいに仕上げることができるようになるでしょう。
パウダーを使用する場合には、多く付けすぎてしまうとクッションファンデの良さであるツヤ感がなくなってしまいますので、付けすぎには注意しましょう。
顔全体にパウダーを乗せるのではなく、テカリが気になる箇所にだけ、部分的に乗せるのもいいですね。
8.まとめ
いかがでしたか?
最近、クッションファンデが注目されていて、リキッドファンデのようなカバー力やツヤ感に、
パウダーのような手軽さも兼ね備えていて、下地や日焼け止めも必要なくて、メイクの時短にもなるので、とても人気なんですね。
このように優秀で魅力的なクッションファンデですが、実際に使ってみると、これが結構使い方が難しいと感じる方も多いようで、
使うのに少しコツも必要なようです。
こちらでは、そんなクッションファンデの魅力や使い方のコツ、使いこなし方などについてご紹介しましたので、
ぜひ上手く使いこなして、時短でありながらも、時短とは思えないほどのツヤ肌を演出してみましょう。
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