目の周りってすぐにくすんだり、小じわができてたり、たるみやクマもできやすくて、
それなのに、顔全体を大きく印象付けるのも目元で、目元が老けて見えると顔全体も老けて見えたり、逆に、目元を若く保っていれば全体に若い印象にもなれたりもするんですね。
そこで今回は、そんな目元を若く保つケアに毎日心がけたいこと、さらに、メイクや目の周りを鍛えるトレーニング、毎日の習慣で気をつけたいことなどについて詳しくご紹介して見たいと思います。
どれも簡単手軽な方法なので、ぜひ実践して、いつまでも若い目元、そんな目元で年齢不詳、マイナス5歳の印象を目指しましょう!
1.毎日のケアで目の周りは簡単に若く保てる!
目の周りを若く保つことで顔全体の印象も変えることができるのですが、それでも何もしなければ年齢とともに衰えやすいのも目の周りの特徴で、やっぱり日々のケアが大切になってきます。
では、若く保つためにはどのようなケアや心がけが必要になるのでしょうか?
2.保湿を怠らない、徹底的にする
目の周りというのは、他の箇所に比べて、皮膚が薄く、またデリケートな箇所でもあります。
そのため、乾燥もしやすく、刺激も受けやすくなり、そんな乾燥や刺激で小じわやくすみになりやすいので、
たっぷりと保湿してあげることが何より大切です。
そのためには、毎日のスキンケアで、化粧水でたっぷりと水分を与えてあげて、乳液やクリームでしっかりとその水分を閉じ込めてあげるようにしましょう。
●他の箇所よりたっぷり目に保湿、コットンを使うのもおすすめ
化粧水や乳液の量も、他の箇所よりも多くたっぷりめにつけるようにするのもおすすめで、
それに加えて、保湿効果の高い美容液をプラスしてもいいですね。
化粧水をつける時には、手でつけるよりも、細かい部分にも行き渡らせやすいコットンでつけるのがおすすめで、
化粧水、それに乳液やクリームをつける場合にも、目の下に、目尻、まぶたと満遍なくつけてあげるようにしましょう。
また、目の周りというのはとてもデリケートですので、力を加えてしまうと逆にしわになってしまうこともあります。
ですから例えば、化粧水をコットンでつける時には、ポンポンと優しく押さえるようにして、
乳液やクリームは、手の平で一旦なじませやすいよう柔らかくしてから、指の腹で優しく、滑らせるようにして塗布してあげるようにしましょう。
スキンケアは毎日のことなので、このように丁寧にケアしてあげることだけでかなり違ってくるんですね。
●手作りコットンパックもおすすめ
いつもの化粧水をコットンにたっぷりと含ませて、そのまま目に貼り付けて保湿する「手作りコットンパック」もおすすめですね。
いつもの化粧水で作ることができますし、
パックが終わったら、その後はいつものように乳液やクリームで潤いを閉じ込めてあげるだけでいいのでとても簡単にできます。
ただパックの時間は長すぎると逆に肌の潤いを奪ってしまうこともありますので、パックの時間としては、5~15分程度が目安で、
長く乗せすぎないようにしましょう。
3.しわやたるみが気になる場合には、リンクルクリームや美容液を取り入れてみる
目尻や目の下の小じわ、たるみが気になる、でも普通のスキンケアでなかなか改善できないといった場合には、
専用のリンクルクリーム(アイクリームとも呼ばれます)や美容液を取り入れてもいいですね。
このようなリンクルクリームや美容液というのは、気になる箇所にだけ塗布して、集中的にケアしてくれるもので、
保湿効果はもちろんですが、抗しわや抗たるみ効果の高い成分が高濃度に配合されいてるのもその特徴となっています。
●レチノールやビタミンC誘導体配合のものが多い
またそのようなリンクルクリームや美容液には、レチノールという成分が配合されているものも多く、
そんなレチノールには、肌の弾力に大きく関わるコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す効果だったり、
肌のターンオーバーを活性化して、そのことでも肌に弾力を与える効果が期待できるようになっています。
こういった効果によって、肌に弾力が生み出され、しわやたるみを肌の内側から押し上げて、改善し、目の周りの小じわやたるみの改善にも効果が期待できるものとなっています。
他にも、コラーゲンの生成を促し、やはり弾力を生み出してくれるビタミンC誘導体や、
高い保湿効果と弾力を与えてくれるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチン、セラミドといった成分が配合されているものもあります。
またそのようなリンクルクリームや美容液というのは、敏感な目の周りに使用できるよう低刺激に作られているものも多いので、基本的には安心して使えますが、
それでも刺激が気になる場合には、パッチテストなどで大丈夫かどうかを確認してから使用するようにしましょう。
4.眼輪筋を鍛えて、目の周りのたるみを防ぐ
他の体の箇所と同様、顔にも筋肉が張り巡らされていて、そんな筋肉によって、笑ったり、怒ったりといった表情を作ることができるようになります。
当然、目の周りにも筋肉が張り巡らされていて、そんな目の周りの筋肉は「眼輪筋」と呼ばれるもので、
その眼輪筋によって、まばたきをするといったことも可能になります。
またやはり他の箇所と同じで、そんな顔の筋肉も年齢とともにどうしても衰えやすくなり、
そしてそんな眼輪筋の衰えが、目の周りのたるみや、まぶたのたるみ、下がりにつながってしまうこともあります。
また逆に、そんな眼輪筋を鍛えて若々しく保ってあげることで、目の周りのたるみや下がりを防いで、若く保つこともできるようになるんですね。
そのためには、眼輪筋を鍛えるためのトレーニングが効果的でしょう。
トレーニングといっても何も難しいものではなく、日常で簡単にできるトレーニングでいいんですね。
おすすめのものとしては、
【眼輪筋を鍛える簡単トレーニング】
その方法もとても簡単で、
1.まず、「上」「下」「右」「左」を見るようにして、眼球を動かすようにします。
この時、目を大きく見開きながら行うようにします。
また、眼球だけを動かすようにし、顔は動かさないようにしましょう。
2.次に、目をぎゅっと閉じて、5秒ほどキープします。
その後に、パッと、思いっきり大きく目を見開くようにします。これも5秒ほどキープします。
これを5回ほど繰り返します。
【目を細めて、まぶしい表情トレーニング】
1.まず、目を細めて、まぶしい表情をします。この表情のまま10秒ほどキープします。
この時、下まぶたを上げることがポイントで、そのことにより、目の下の筋肉を鍛えることができ、たるみを防ぐ効果が期待できます。
できれば、鏡を見ながら、下まぶたが2、3mmほど上がってることを確認しながら行うといいでしょう。
2.そして、10秒ほどまぶしい表情をキープしたら、今度はこの状態から目を閉じ、その後、パッと目を開くようにします。
これを5回ほど繰り返すようにします。
【少し上目遣いで、まぶしい表情トレーニング】
さらに目の下のたるみが気になる方は、このまぶしい表情をするトレーニングで、目を細める時に、少し上を見るようにして、
さらに、下まぶたを引き上げるようにするのも効果的です。
このトレーニングでも、上目遣いでまぶしい表情を10秒ほどキープし、
その後に、目を閉じて、パッと見開く、これを5回ほど繰り返すようにします。
この眼輪筋を鍛えるトレーニングの時も、まぶしい表情をするトレーニングの時も、上を見たり、目を開いたりする時に、おでこにしわが寄ってしまう方は、おでこに手を当てながら行うのもおすすめです。
また、このトレーニングは無理のない範囲で行うようにし、行っていて、目や目の周囲に違和感を覚えたり、痛みを覚えたりした場合には、すぐに中止するようにしましょう。
そして、目が疲れている時や充血しているといった場合に、無理に行うことはやめましょう。
5.マッサージはほどほどに
マッサージには血行を促したり、肌の代謝をよくしてハリを与えたり、くすみを取り去るといった効果が期待できるようになっていて、
目の周りにもマッサージしているという方も多いかもしれません。
ただその一方で、マッサージでは肌に直接手を触れる必要があったり、力が加わったりすることから刺激にもなりやすく、
特に、目の周りというのは、先のとおりに皮膚が薄く、非常にデリケートな箇所であることから少しの刺激でも荒れやすくなってしまいます。
また過度に力が加わることによって、不自然な方向に皮膚が引っ張られて、新たなしわの原因になってしまうことがありますので、注意が必要です。
ですから、マッサージをするのならほどほどにして、特にご自身で行う場合には、力加減に注意して、
できれば、鏡を見ながら、過度に力が加わっていないか、変な方向に皮膚が動いていないかを確認しながら行うのがおすすめです。
またマッサージの際には必ず、肌に優しい乳液やクリーム、オイルなどを塗ってから、肌へのすべりや当たりを優しくして行うようにしましょう。
6.ホットタオルやホットアイマスクで血行促進
目の下のくすみやくまが気になる方も多くて、くすんでいるだけで疲れて見えたり、老けて見られてしまうこともあり、
そんなくすみやくまは目の周りの血行不良が原因になっていることも多いようです。
そんなくすみやくまで疲れて見える、老けて見えるといった場合には、ホットタオルやホットアイマスクで血行を促してあげるのも効果的でしょう。
ホットタオルで目の周囲を温める時に方法としては、まず、フェイスタオルをぬらして、軽く搾って、
その後に、そのタオルをジップロックなどの口の部分が開閉できる、また、レンジ対応の袋に入れて、口の部分を少し開けておきます。
そしてそれを電子レンジに入れて、600Wであれば、約1分程度温めるようにしましょう。
その後、取り出して、それをお好きな熱さになるまで冷ましてから、目にそっと乗せます。
熱過ぎると肌を傷めてしまうことになるので、必ず少し冷ましてから、目に乗せてみてほんのり、じんわりと温かくなるくらいの温度にしましょう。
そして、タオルを乗せて数分間、ゆっくりと温めてあげるようにします。
ソファにゆったりと座って温めてもいいですし、リラックスもできて、目の疲れも体の疲れも癒すことができておすすめです。
また、ホットタオルを作るのが面倒といった場合には、パッケージから出して、そのまま使うことができるホットアイマスクを使ってもいいですね。
その場で簡単に使うことができますし、同じように、目の周りをポカポカと温めてくれるので血行促進、くすみやくま改善にも効果的です。
最近ではアロマの香りがするホットアイマスクなんかもたくさんあって、アロマの香りで癒してもらうこともできます。
7.コンシーラーやハイライトを活用して明るく保つ
目の周りのくすみやくま、シミ、小じわなども気になる、でも改善させる時間がない、今すぐにでも何とかしたいという場合にはやっぱりメイクがとても力強い味方になってくれます。
でもカバーする時にファンデーションだけでカバーしようとすると、どうしても厚塗りになってしまったり、厚ぼったくなったり、
厚塗りになるとファンデーションがしわに入り込んで、かえって小じわが目立ってしまうなんてこともあります。
そこで使いたいのが、コンシーラーです。
コンシーラーはファンデーションよりもカバー力が高く、肌への密着度が高くなっていて、
厚塗りをしなくても、少量でもしっかりとカバーしてくれるようになっています。
また、コンシーラーにはスティックタイプやリキッドタイプなどがありますが、基本的には使い方も同じで、
まず、気になる箇所にコンシーラーをぽんぽんと乗せてあげるようにします。
そして、指の腹で伸ばすようにするのですが、指を滑らせるのではなく、優しく叩きながら伸ばすようにすると、ムラになりにくく、自然になじませることができます。
コンシーラーは、パウダーファンデーションをお使いなら、ファンデーションの前に、
リキッドやクリーム、BBクリーム、クッションファンデをお使いなら、ファンデーションの後に使うのがいいでしょう。
そして最後にパウダーで仕上げるとより明るく、きれいに仕上げることができますね。
同じように、くすみを飛ばして、明るく整えてくれるものとしてハイライトもあります。
パウダータイプのハイライトなら、ブラシでさっと乗せることができるので、コンシーラーよりも簡単に使うことができます。
ただコンシーラーほどにはカバー力は高くないので、濃いシミやくまはしっかりとカバーできないこともありますが、
その分、ナチュラルで自然な仕上がりにもなります。
8.睡眠不足は厳禁!目を疲れさせないことも大切
睡眠不足は美容の大敵で、血行不良の原因や肌のハリを失わせる原因にもなります。
特に、その影響は目の周りに現れやすく、くすみやクマ、また、ハリを失わせて目の周りのたるみの原因にもなってしまいます。
ですから、目の周りを若く保つためにも睡眠不足は絶対厳禁で、毎日できる限り質の良い睡眠をとるように心がけましょう。
さらに、眼精疲労によっても血行不良になりやすく、くすみやすくなってしまいますので、眼精疲労にも注意し、特に、長時間のパソコン作業やスマホを見る際、また、テレビを見る際には、
定期的に目を休ませるようにして、疲れさせないことも大切ですね。
9.まとめ
いかがでしたか?
目の周りって特に年齢が出やすいといわれる箇所で、ちょっとしたことでもくすみやすかったり、クマやたるみ、小じわもできやすい箇所でもあって、
それでいて、顔の印象を大きく左右するのも目や目の周りで、くすみや小じわがあるだけで、顔全体が老けた印象にもなってしまうこともあるんですね。
逆に言えば、目の周りを若々しく保つことで、顔全体も若々しい印象になれますし、
でもいつもそんな風に若々しく保つことって大変なのではと思ってしまうんですが、
いつものちょっとしたケアや心がけ、メイクなんかでも簡単手軽に目の周りを若く、明るく保つことができるんですね。
こちらではそんな毎日簡単なケアでくすみやくま、たるみを防いで、目の周りを若く保つ方法、
さらに、スペシャルケアや目の周りの簡単トレーニング、日ごろから気をつけたいことなどについてもご紹介してみましたので、
ぜひ参考になさって、いつも明るく、輝く目元、そんな目元で見た目印象も若々しくキープしていきましょう!
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