ペンシル、パウダー…etc、眉メイクの種類と仕上がりの違い、細眉、太眉、流行の眉の作り方や、濃い、薄い、眉コンプレックスを解消する方法も!

ペンシルにパウダー、マスカラ…etc、眉メイク(アイブロウ)の種類はたくさんあって、それぞれで仕上がりや使い方も違っていて、どれを使っていいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、そんな眉メイク(アイブロウ)について、その種類や仕上がりの違い、使い方の違い、

さらに、太眉や細眉など、流行の眉を簡単に作る方法、眉が薄い、濃いなど、眉コンプレックスを解消する方法などについても詳しくご紹介してみたいと思います。

ぜひ参考になさって、もう眉メイクに迷わない、困らない、流行の眉にも挑戦してみましょう!

1.眉メイク(アイブロウ)の種類と使い方

●ペンシルタイプ

ペンシルタイプのアイブロウ
出典:インテグレート アイブローペンシル公式サイトより

その名の通りペンシル型をしたアイブロウのことで、今では最も一般的なタイプのアイブロウといえます。

その種類も、鉛筆のような形で、削りながら使っていく鉛筆タイプと、

芯を繰り出しながら使っていく繰り出しタイプがあります。

鉛筆タイプは、比較的芯が固いものが多く、芯が折れにくいのが魅力で、削り方によって太さを調節することもできます。

繰り出しタイプは、芯を削る必要がないので手間がかからず、

比較的芯が柔らかいものが多く、肌へのなじみもよく、描きやすいというメリットもあります。

さらに、芯の形も、円形のものや楕円形のもの、極細、極太のものなど、様々な種類があり、それらを使い分けることで、理想の形の眉も簡単に描けるようになっています。

芯の細さが違うペンシルアイブロウ

また、鉛筆タイプも繰り出しタイプも、他のタイプのアイブロウよりも手軽に描くことができ、使いやすくなっているのもメリットといえるでしょう。

【使い方】

基本的には、眉毛の毛並みに沿って、ペンをこまめに動かしながら、1本1本描くように、丁寧に描いていくようにします。

ペンシルアイブロウで眉を描く様子

最初の描きだしは、眉頭よりも少し外側から描いていくようにし

最後に眉頭を薄めに描くようにすることで、眉頭がくっきりとしすぎずに、よりナチュラルに仕上げることができます

また、芯の太さも、通常のものと極細のものを用意しておいて、

眉尻は極細の芯で整えてあげることで、より自然で、繊細な眉に仕上げることができます。

●パウダータイプ

【パレット型】

パレット型のパウダーアイブロウ
出典:Eleclink 三色アイブロウパウダー公式サイトより

パウダータイプのアイブロウもあります。

なかでも、パレット型のパウダータイプのアイブロウは、アイシャドウのように、ブラシやチップにパウダーを取って、眉を描くことができるタイプのアイブロウです。

単色のものもあれば、何色かがセットになったものもあり、色を組み合わせることでより自然な立体感のある眉も描くことができるようになっています。

またこのパウダータイプの特徴は、何といっても、色を乗せるだけでふんわりとした柔らかな眉を簡単に描くことができることです。

眉が硬めで濃い印象のある方も、ふんわりとさせることができ、

よりナチュラルに見せたい場合や優しい雰囲気の眉にしたい時などにもぴったりなアイブロウとなっています。

【使い方】

まずは、パレットからブラシにパウダーを取り、ティッシュや手のひらでつけすぎたパウダーを少し落とすようにします。

そして、眉頭の少し内側から眉山、眉尻にかけて乗せていくようにします。

パウダータイプのアイブロウで眉を描く様子

この時、ブラシを左右に細かく動かしながら、色を乗せていくようにすると、眉毛の眉毛の間にもパウダーが乗って、均一に色を乗せることができます

眉尻は毛先の細い部分を使ってより丁寧に乗せるようにし、眉頭は、くっきりとしすぎないよう、薄く乗せるようにしましょう。

何色かセットになっているものなら、眉の中央には濃い色を、

眉頭、眉尻には薄い色を乗せるとより自然になります。

さらに、最後の仕上げとして、薄い色のパウダーを全体にふんわりと乗せることで、より自然な仕上がりになります。

【チップ型】

チップ型のパウダーアイブロウ
出典:FASIO パウダーアイブロウ公式サイトより

パウダーアイブロウの一種として、チップ型もあります。

これは、マスカラのような容器で、キャップを回して開けると、先のチップにパウダーがついているタイプのアイブロウです。

そのままチップを眉に乗せることで、簡単に眉を描くことができ、パレット型のパウダーよりもさらに手軽に使うことができるようになっています。

もちろん、パウダーなのでふんわりと優しい眉を描くことができ、ナチュラルな眉に仕上げることができます。

一度でふんわりとした自然な眉が描けるようになっているのですが、

パウダーがたっぷりとついていることもあり、そのままつけてしまうと濃くなりすぎたり、べたっとした印象になってしまうこともありますので、

使用する前に一度ティッシュなどで軽く落としてから使用するのもおすすめです。

【使い方】

先のとおりに、使用する前に、まずティッシュなどでチップのパウダーを適度に落としてあげるようにします。

そして、眉頭の少し内側から、眉山にかけてパウダーを乗せていくようにします。

チップ型のパウダーアイブロウで眉を描く様子

この時、眉頭から乗せていってもいいのですが、

眉毛の流れに逆らって、眉尻から眉山、眉頭へと乗せるようにし

次に、毛の流れに沿って、眉頭から眉山、眉尻に乗せていくようにすると、よりまんべんなく色を乗せることができるようになるので、おすすめです。

また、チップを小刻みに動かしながら、眉毛の眉毛の間の隙間を埋めるように乗せていくと、きれいに、均一に色を乗せることができます。

そして、眉頭は薄く、自然にぼかすように乗せて、眉尻はチップだけでは難しい場合には、

ペンシルやパウダーのブラシで仕上げてもいいでしょう。

●パウダーとペンシル一体型タイプ

パウダーとペンシル一体型のアイブロウ
出典:KATE ラスティングデザインアイブロウWN公式サイトより

今では、パウダーとペンシルが一体になっているタイプのものもあります。

一般的には、ペンの片方が繰り出し式のペンシルアイブロウ、

もう片方が、チップ型のパウダーアイブロウになっているものが多く、

パウダーとペンシルを併用することで、よりきれいにナチュラルに眉を仕上げることができるようになっています。

また、パウダーとペンシルを使い分けていくことで、シャープな眉に仕上げることができたり、

ふんわりとナチュラルな眉に仕上げることもできる便利なアイテムとなっています。

【使い方】

この一体型は、眉頭から眉山にかけてはパウダーを使って、眉山から眉尻にかけてはペンシルで細く描いていくというのが基本的な使い方となっています。

パウダーとペンシル一体型のアイブロウで眉を描く様子

ふんわりと仕上げたい時にはパウダーだけでもいいですが、

シャープにはっきりと仕上げたい時には、輪郭をペンシルで描いてから、その間をパウダーで埋めるように色を乗せていくという使い方もできます。

●マスカラタイプ

マスカラタイプのアイブロウ

マスカラタイプもあり、これは普通のマスカラのように、スクリューブラシがついていて、そのブラシを眉になじませて使用することができるタイプです。

『眉マスカラ』や『アイブロウマスカラ』とも呼ばれ、

このマスカラタイプの大きな特徴は、眉の色を簡単に変えることができるようになっていることです。

そのため、眉の印象、目元の印象までがらりと簡単に変えられ、

例えば、明るい色の眉マスカラを選べば簡単に華やかな印象の眉になれますし、

濃い色のマスカラを選べば、くっきりとした眉を作ることができます。

さらに、眉が薄い人は濃い目の色の眉マスカラで簡単に濃くすることができますし、

逆に、眉が濃くて、それが嫌だという人は、明るい色の眉マスカラを使えば、ふんわりと優しい印象の眉になれます。

マスカラタイプは、これだけで眉を描くこともできますが、補助アイテムとしても使うことができ、

例えば、ペンシルやパウダーなどで眉を描いて、そこへマスカラで最後に仕上げることで、より立体感のある、毛足の長いふんわり眉に仕上げるといった使い方もできます。

【使い方】

眉マスカラは、眉頭から乗せていくのもいいのですが、

チップ型のアイブロウと同じように、眉毛の流れに逆らって、眉山の辺りから眉頭の少し内側にかけてマスカラを乗せていくようにし、

眉マスカラで眉を描く様子

次に、毛の流れに沿って、眉頭の少し内側から眉山、眉尻にかけて乗せていくようにすると、よりきれいに発色させることができます。

また色を乗せる際には、スクリューブラシをジグザグと動かしながらつけていくと、まんべんなく色を乗せることができます。

この時、上下にブラシを動かすようにするとより均一に色を乗せることができるのでおすすめです。

最後に、眉頭は少し薄く、自然に乗せるようにし、

眉尻は、スクリューブラシの先の細い部分を使って乗せるようにします。

眉尻は別に、ペンシルやパウダーで仕上げてもいいですね。

また、乗せ始める前に、スクリューブラシをティッシュの上でポンポンと押さえるようにし、

ブラシにつきすぎたマスカラを少し落としてあげるようにすると、眉マスカラのつけすぎを防ぐことができます。

さらに、つけすぎた場合には、最後にコームなどでとかして、マスカラを少し落としてあげるようにしましょう。

●リキッドタイプ

リキッドタイプのアイブロウ
出典:https://eclat.hpplus.jp/

リキッドタイプは、リキッドアイライナーのように筆ペンのような形をしたアイブロウです。

これだけで眉を描くというよりも、足りない眉を描き足したい時に使うのにおすすめのアイブロウです。

毛先が細いので、まるで本当の眉のように自然に描くことができ、よりナチュラルに仕上げることができ、

例えば、眉が薄かったり、細かったりする方で眉にボリュームを出したい方や、

眉毛がまばらに生えているといった方も、リキッドを使うことで、より整ったきれいな印象の眉にも仕上げることができます。

最初慣れていないうちは少し難しく感じるかもしれませんが、コツをつかめば簡単に描くことができ、

パウダーやペンシルだけで仕上げるよりも、よりきれいに整った眉に仕上げることができます。

【使い方】

リキッドの場合には、まず、ペンシルやパウダーで眉を一通り仕上げておきます。

そして、眉頭や眉尻、また、眉毛が足りず薄くなっていたり、ムラになっている部分にリキッドで眉を付け足すようにします

リキッドタイプのアイブロウで眉尻を描く様子
出典:https://ameblo.jp/maiko-tamamura/

この時、自然な眉毛に見えるように、1本1本キリッドで描いていくようにし

特に眉尻はリキッドの細くて、繊細な線で描くことによって、より自然に整えることができます。

そして最後に、パウダーを重ねるとより自然に仕上がりますね。

2.なりたい眉を作る方法、アイブロウ選びも大切

眉を変えるだけで顔の印象もがらりと変えることができ、なりたい眉になることで、より魅力的な印象にも演出することができるのですが、

いざ、眉を理想的な形に描こうとしても、どうすればいいのかわからなくなってしまうこともあります。

ここからは、なりたい眉別、アイブロウの選び方や描き方、眉にコンプレックスをお持ちの方の場合の解消の仕方などについてもご紹介してみたいと思います。

3.くっきり細眉はペンシルかパウダーで作る

パウダーアイブロウで細眉を作る様子

細い眉は顔全体をシャープな印象に見せてくれます。

また、そんな細眉をさらに眉山を高くして、斜めにすることで、より目元をきりっとした印象にしてくれますし、

逆に、細眉でも、並行に描いたり、アーチ状にすることで、繊細な女性らしさを演出することもできます

そんな細眉を作るのには、ペンシルやパウダーがおすすめでしょう。

特に、ペンシルはラインをはっきりと描くことができるのでおすすめで、

描く時にも、やはり1本1本眉毛を描くように、ペンシルを細かく動かしながら描いていくようにします。

パウダーの場合には、少し太くなりやすいので、

眉の上下のラインはペンシルで輪郭をとるようにし、その間をパウダーで埋めるという感じでもいいですね。

より繊細になる眉尻はペンシルで描くようにしましょう。

細眉の場合、色が薄いと眉がなくなってしまいますので、少し濃い目に描くのもいいですね。

4.ふんわり太眉ならパウダーやチップがおすすめ

パウダーアイブロウで太眉、ふんわり眉を作る様子
出典:https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008339/

ふんわりとした太い眉は、それだけで、目元の印象を柔らかくして、顔全体の印象も優しくしてくれます。

女性らしい、癒しを与えてくれるような目元にもなれますし、愛らしさを与えてくれる目元も演出することができます。

また、どのような年代の方も違和感のない眉になれるので、やはりおすすめですね。

このようなふんわりとした太眉を描く時には、ペンシルだけではどうしてもシャープになったり、濃くなったりしてしまうので、

パウダーやチップタイプのアイブロウがおすすめです。

いきなり、パウダーやチップで描き始めることでよりナチュラルな太眉を描くことができますし、

先に、ペンシルで眉の上下のラインを引いておくことで、よりきれいな形の眉を描くことができます。

太眉の場合、色が濃くなってしまうとやはりおかしくなってしまいますので、

パウダーやチップで乗せる場合にも、自然な色になるよう、薄く乗せるのがおすすめです

初めから明るめの色をチョイスしておくのもいいですね。

そして、眉尻はやはりペンシルで描いて、整えるようにするのが失敗が少ないですね。

さらに今では、ペンシルタイプも極太のタイプのものもあり、簡単にふんわりとした太眉が描けるようになっているものもありますので、そのようなアイテムを使ってもいいですね。

5.眉の色をガラッと変えたいならマスカラ

眉マスカラで眉の色を明るくした女性
出典:MAQUIA

眉の色を変えるだけでも、顔全体の印象をがらりと変えることができます。

例えば、明るめの眉にするだけでも目元の印象を明るくしたり、ぱっと華やかな印象にもなれますし、

髪の色が明るい方であれば、眉も同じような色にすることで統一感も出ますね。

でも、眉を染めたりするのも面倒ですし、染めて失敗するのも怖いという場合には、乗せるだけで簡単に色が変えられるマスカラタイプがおすすめです。

ペンシルやパウダーだけでも色を変えることはできますが、どうしても濃く塗る必要があったり、自眉が黒い場合には、上手く明るくできなかったりすることも多いんですが、

眉マスカラは、他のタイプのアイブロウと比べても、簡単に色を濃く乗せることができ、眉毛をマスカラ液が包み込んで、元の眉毛自体の色も簡単に変えることができます

もちろん、マスカラを落とせば元の色に戻るので、今日だけは明るくしたいといった場合や、今すぐに眉の色を変えたいといった場合にもおすすめです。

6.眉が薄い方はペンシルでくっきりと

薄い眉の女性

元々眉が薄い方で、眉を濃くしたい場合にはペンシルがおすすめでしょう。

パウダーと比べても、ラインや色をはっきりと出すことができ、塗り重ねたりすることで、思い通りの濃さや色にも調節しやすくなっています。

より濃く、ラインもはっきりとさせたい場合には、ペンシルでも鉛筆タイプのものがおすすめですし、

少しふんわりと、ナチュラル目に仕上げたいといった場合には、芯の柔らかい、繰り出しタイプのものがおすすめです。

7.眉が濃い方は、パウダーやマスカラでふわっとさせる

眉の濃い女性がパウダーアイブロウで眉を整える様子

眉が薄い方の場合には、少し濃く描くことによって簡単に眉が薄いことをカバーできますが、

眉が濃くてそれが気になっている方は、それをカバーするのが難しいと感じるかもしれません。

しかし、そのような方には、パウダーやマスカラがおすすめで、

明るめの色のパウダーを乗せるだけでも、ふんわりとしたナチュラルな眉になれますし、

マスカラも、明るめの色を乗せると、眉の色も簡単に明るくでき、眉が濃いという印象も和らげることができます。

ただ、それでも濃く感じる場合には、アイブロウを乗せる前に、眉カットなどで、形を整えるようにしたり、長い箇所があれば眉をカットしてから描くようにしてもいいですね。

また特に眉マスカラの場合、色が濃く乗ってしまうこともあるので、使用する前には、ティッシュなどで余分なマスカラを少し落としてから、眉に乗せるようにすると失敗が少ないですね。

8.ペンシル、パウダー、マスカラの併用でより自然に

パウダーアイブロウやペンシルアイブロウ、眉マスカラなど

眉を描く時、急いでいるとついペンシルだけ、パウダーやマスカラだけと、一つのアイテムだけで仕上げる方も多いかもしれませんが、

よりきれいに、自然に仕上げたい場合には、それらのアイテムを併用するのもおすすめです。

例えば、眉の上下のラインと眉尻は極細のペンシルで描くようにして、

その間を埋めるように、眉頭から眉山をパウダーを乗せるようにすると、眉の輪郭もきれいで、かつ、パウダーのふんわりとしたナチュラルさも出せるんですね。

また、もう少し眉をはっきりとさせたい場合には、輪郭も眉全体もペンシルで描いてしまって、眉頭だけはパウダーでふんわりと仕上げるというのもいいでしょう。

さらに、全体をパウダーで描いて、最後に、その上からマスカラを重ねるようにすると、より立体的な眉を作ることができ、毛足のはっきりとした眉に仕上げることもできますね。

今では、パウダーとペンシルが一体型になっているアイブロウもたくさんありますので、そのようなものも便利なのでおすすめです。

9.まとめ

いかがでしたか?

眉は描き方一つで、細いくっきりとした眉になれたり、

太くてふんわりとナチュラルな眉になれたり、そして、そんな眉一つで顔の印象もがらりと変えることもできるんですね。

でも、今では、そんな眉メイクのアイテム、アイブロウもたくさんの種類があって、どれを使っていいのか迷ってしまいますし、

それぞれで特徴や仕上がりも違っていて、新しいものもどんどんと出てきているんですが、

いざ新しいものを使ってみたいと思っても、失敗が怖くて、結局今までと同じアイテムを使ってしまっているという方も多いかもしれません。

でも、今とは違うアイテムを使うことによって、もっといまどきの眉になれたり、キュートな眉に簡単になれたりもします。

こちらではそんな眉メイク、アイブロウの種類やそれぞれの特徴、そして、使い方の違い、

さらに、眉の基本的な描き方から、細眉や太眉、なりたい眉の作り方などについてもご紹介してみましたので、

眉メイクに迷っている方、今風の眉に簡単になりたい方などもぜひ参考になさって、眉メイクを上手く使いこなしてみましょう!

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