今ではまつげを長くする方法として、代表的なものに3つの方法があり、
それが、マスカラ、つけまつげ、まつげエクステです。
それぞれで特徴や仕上がりに違いがあり、また、メリット、デメリットもあります。
今回はそんなまつげを長くする3つの方法の特徴やメリット、デメリットを詳しくご紹介してみたいと思います。
短いまつげにお困りの方、毎日のまつげメイクに迷ってしまう方、3つの方法を上手く使いこなしたい方など、ぜひ参考になさって、魅力的で美しいまつげを目指してみましょう。
1.まつげを長くする3つの方法
まつげを長くする方法としては、今では、一般的には3つの方法があります。
それが、
●つけまつげを付ける
●まつげエクステをする
という方法です。
2.ビューラーとマスカラで長くする
ビューラーとマスカラでまつげを長くする方法は最も一般的で、実際にやっている方も多いのではないでしょうか。
その方法としては、まずは自まつげ(自分のまつげ)をビューラーを使って、しっかりと上向きに引き上げてあげます。
ビューラーを使う前に、自まつげを保護するためにまつげ美容液を使ってもいいでしょう。
まつ毛美容液を使うのなら、ビューラーは美容液がしっかりと乾いてからするようにしましょう。※まつげがぬれている状態だと上手くカールがつきませんし、まつ毛が傷んでしまうこともあります。
そして、ビューラーで上向きにカールがついたら、
マスカラをまつげの根元から毛先へと、よりまつげを引き上げるように塗布して、まつげにボリュームを出してあげます。
これが基本的なビューラーとマスカラでまつげを作る方法ですね。
では、このようにビューラーとマスカラでまつげを作る方法にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
3.そのメリットは?
ビューラーでの引き上げ方や、マスカラを付ける量、マスカラのタイプなどによって、
例えば、多く盛って、目元を派手にしたい時には、思いっきりまつげを引き上げて、ボリュームタイプやロングタイプのマスカラをたっぷりとつけるようにしたり、
逆に、ナチュラルにしたい時は、ビューラーはそこそこに、また、マスカラも、ナチュラルタイプのものを適量つけるようにしたりと、
ボリュームを自由に変えられるようになっています。
基本的には、ビューラーをして、マスカラをつけるだけなので、
つけまつげやまつげエクステに比べても、時間も手間もかからず、朝のメイク時にも比較的簡単にまつげを伸ばすことができるようになっています。
また、つけまつげのように途中で外れたりといったこともなく、まつげエクステのようにクレンジングや就寝時に気を使うといった必要もなく、
メンテナンスなども楽です。
基本的に自まつげにマスカラをつけて少し長くするだけなので、つけまつげ毛のように長くなりすぎるといったこともなく、
盛りすぎて(長くなりすぎて)、不自然になってしまうことがないのも大きなメリットでしょう。
4.デメリットは?
特にビューラーではまつげに過度の力がかかってしまうことになり、それが毎日続くとまつげが傷みやすくなります。
マスカラの成分でも、刺激の強いものだとそれがまつげにダメージを与えることもあります。
特にマスカラを使い慣れていないと加減がわからず、多くつけてしまい、ダマになったり、
目の下にマスカラがついてしまって、目の周りが黒くパンダ目になってしまうこともあります。
使い慣れている方でも、毎日使っているとついつい濃くなってしまい、やはり失敗してしまうこともあります。
ダマになったり、パンダ目になってしまうと、コットンで拭き取って、また一からマスカラを付け直したりする必要があり、失敗するとメイク直しが大変で、
特に時間のない朝のメイクには大変な作業になってしまうこともあります。
5.つけまつげで長くする
ビューラー、マスカラと同じくらい、今ではメジャーになっているのが、つけまつげで長くする方法です。
今ではつけまつげの種類も豊富になっていて、色々な形のものもあり、理想のまつげも簡単に作ることができるようになっています。
つけまつげの使い方も、基本的には、つけまつげを買って来たら、それに専用のグルー(のり)をつけて、自まつ毛に沿うようにつけるだけです。
この時、目のラインにつけまつげの長さが合っていなければ、合うようにカットしたりと、長さも好みにカットすることができるようになっています。
6.そのメリットは?
今では形にしても長さにしても、色々な種類のつけまつげが市販されていて、
長すぎないナチュラルなものから、ボリューム感のあるもの、
ストレートタイプのものや、毛先が交差しているクロスタイプのもの、目尻にかけて長くなっているものなど様々あって、
付けるだけで自分の好みのまつげに仕上げることができるようになっています。
そのように色々なバリエーションのまつげが売られていますので、色々と買い揃えておけば、
その時の気分やシチュエーションによってまつげの長さや形を変えることができ、
もちろん色んなバリエーションのまつげを気軽に楽しむこともできるようになっています。
つけまつげはつけ方にコツがいるために、最初はつけるのに時間がかかるかもしれませんが、
慣れていくうちに、コツもつかめて、すぐに上手くつけられるようになります。
そして、マスカラと比べても失敗が少なく、失敗しても簡単に直すことができるようになっています。
7.デメリットは?
つけまつげは、基本的にはグルーをつけて、自まつげに沿ってつけていくだけでいいので、一見簡単そうに見えるのですが、
実際につけてみると、最初は上手くつけることができなかったり、不自然になることも多くて、
上手くつけるにはコツが必要になり、コツをつかむまでは何度もつけて練習する必要もあります。
付けまつげは、慣れて、コツもつかんでしまえば割りと簡単に早くつけることができて、マスカラよりも早くつけられるようになることもあるんですが、
やはりそれまでは、1回つけるのに時間がかかってしまうこともあります。
当然、上手くつけられなければまたやり直す必要もあり、さらに時間がかかります。
そのことから、時間がない朝には不向きなこともあります。
最近のものは、グルーもとても質がよくて、きちんと接着してくれて、1日中もってくれるものがほとんどですが、
たまに質が低いものがあったり、また、つけ方が悪かったりすると、途中で外れてしまうこともあります。
外出先などでは、つけ直すのが大変だったり、つけ直すことができないで焦ってしまうこともあります。
つけまつげは基本的には繰り返し使えるものですが、それでも寿命がくれば買い換える必要があります。
買い替えの時期は使用する人により、また使用頻度などによっても異なりますが、
例えば、毛が抜けて少なくなってきたり、根元が崩れてきてつけにくくなってきたり、衛生面でも気になってくると、買い替え時で、
今では100円均一でも売られていて、お安く買えるようになっていますが、それでも繰り返し買い換えていくうちにコストがかかってしまいます。
つけまつげは適切に手入れをしていれば、長持ちさせることができます。
でもそのためには、きちんと洗浄したり、きれいな形のまま保つのにも手入れが必要になり、
その手入れが面倒に感じる方も多く、それもデメリットといえるでしょう。
つけまつげは基本的にはつけたらその日のうちに外す必要があります。
また、外す際にどうしても自まつげまで抜けてしまうことがあり、時々つける程度であればあまり気にする必要はありませんが、
頻繁につけているうちに自まつげが減ってしまうこともあります。
8.まつげエクステで長くする
まつげエクステというのは、正式には「まつげエクステンション」といって、
人工のまつげを1本1本、専用のグルー(接着剤)で装着していく技術となっています。
基本的には、自まつげよりも1~2mm程度離して装着していくことになり、専門の技能を持った技術者によって施術を施してもらうことになります。
また、つけまつげとは異なり、毎回取り外す必要はなく、
2週間以上はつけ続けることが可能となっています。
9.そのメリットは?
自まつげと自まつげの隙間に1本1本装着していくので、その1本1本がきちんとセパレートされていて、
一見、本物のまつげのように見せることができ、
仕上がりがとても自然で、きれいに見せることができるようになっています。
また、つけまつげの場合、目をつぶった時や伏し目がちになった時に、つけまつげをしていることが目立ちやすいのですが、
まつげエクステは自然な仕上がりのために、目をつぶっても伏し目がちになっても不自然さがなく、美しく見せることができるのも大きなメリットです。
まつげエクステはそのままで、長くまつげを見せることができ、ボリューム感も保たれ、カールも保てるので、
毎朝、ビューラーで上げたり、マスカラでボリュームや長さを出す必要もありません。
もちろん、つけまつげをする必要もないので、朝のメイクがとても楽で、そのまま、アイラインやアイシャドウなどのアイメイクもできるようになっています。
まつげエクステは、つけまつげよりも汗や水に強くなっています。
そのために、雨の日や汗をかきやすい時期でもきれいな状態を保ちやすく、途中で取れたり、はがれたりする心配も少なくなっています。
10.デメリットは?
今では、自分でつけるセルフまつげエクステのキットなどもありますが、
きれいなまつげエクステにするためには、基本的には、サロンなどに行って施術を受ける必要があります。
そのため、サロンに行く手間や時間もかかり、さらに、つけまつげやマスカラよりも、コストがかかってしまうというデメリットもあります。
まつげエクステもずっとそのきれいな状態を保てるわけではなく、
各サロンの技術や本数、つけている方の肌の状態などにもよりますが、
一般的には、装着してから2週間以上経ってくると、グルーのゆるみが生じて取れやすくなったり、
形も、きれいな状態を保てなくなってきます。
そのため、リペア(付け替え)が必要になってきて、
そのリペアの時期は各サロンよっても異なりますが、一般的には、2~3週間ほどを提案されることが多く、
定期的にメンテナンスをする必要があり、それが面倒と感じることもあるでしょう。
まつげエクステの場合、マスカラやつけまつげのように毎日落としたり、外すことがなく、つけ続けていることから、
自まつげとまつげエクステとの間に段差などができ、そこへ皮脂や汚れが溜まりやすくなることがあります。
それでも、適切に洗顔できてれば問題ないのですが、適切でない場合には、そのことで炎症や肌荒れを起こしてしまうこともあります。
まつげエクステは、クレンジングや洗顔時、寝ている時に一番取れやすいといわれています。
そのため、まつげエクステをしていると毎日のクレンジングや洗顔は、取れないようできるだけ優しくする必要があり、
寝ている時にも枕などでこすれないようにする必要があったりと、気を使う必要があります。
11.こんな時にはこの方法!
このように、まつげを長くしたり、ボリュームあるまつげにするには、主に3つの方法があるんですね、
そしてそれぞれに特徴が違っていて、メリット、デメリットもあるので、それを踏まえると、その3つの方法を上手く使い分けたり、
なりたいまつげやその時のシチュエーションなどによってもおすすめの方法が変わってくるんですね。
例えば、
●朝割りと時間がある場合→ビューラーとマスカラ、つけまつげがおすすめ
●朝割りと時間があり、自まつげを大切にしたい場合→
ビューラーとマスカラがおすすめ
(つけまつげは自まつげが抜けてしまうことも)
●朝時間がない、メイクを楽にしたい場合→まつげエクステがおすすめ
●より長く、少し盛って、目元を派手にしたい場合→
つけまつげ、まつげエクステがおすすめ
●より自然に、きれいなまつげに整えたい場合→まつげエクステ、ビューラーとマスカラがおすすめ
●色々な目元、バリエーションを楽しみたい時→つけまつげがおすすめ
12.まとめ
いかがでしたか?
ボリュームがあって、長く、くるんと持ち上がったまつげというのはそれだけで魅力的で、女性の美しさやかわいらしさをアップさせてくれるものです。
そして今では、そんなまつげを魅力的に整えてくれる方法やコスメも色々とあって、
その主なものとしては、ビューラーとマスカラで整える、つけまつげを付ける、まつげエクステをする、この3つの方法となっています。
もちろん、それぞれでその特徴や仕上がりなども違っていて、メリット、デメリットも違っているんですね。
それを知っておくことで、より自分の理想的なまつげに近づくことができますし、
それぞれの方法をその時の気分やシーンによっても上手く使い分けることができたりもするんですね。
今回はそんな、まつげを長くする3つの方法について、それぞれの特徴やメリット、デメリットなどをご紹介してみましたので、
ぜひ毎日のまつげメイクに参考になさって、周りをハッとさせるキュートなまつげを目指しましょう!
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