【保存版】抜け毛、薄毛を防ぐ成分一覧、飲む育毛サプリ、塗る育毛剤、食べる栄養素別にご紹介

抜け毛や薄毛を防いでくれる成分や栄養素って知っているようで知らないものも多くて、サプリメントで摂った方が効果的な成分、直接塗った方が効果的な成分によっても違います。

そこで今回は、そんな抜け毛や薄毛を防いで、育毛を促してくれる効果的な成分について、育毛サプリに配合されている成分、育毛剤に配合されている成分、

さらに、食事から摂ることができる成分別に詳しくご紹介してみたいと思います。

サプリに育毛剤、食事と、ぜひ上手く使い分けて、取り入れながら、今よりももっと効果的で効率的な育毛を目指しましょう!

1.抜け毛予防に効果的な飲むサプリの成分10選

●亜鉛

亜鉛は、必須ミネラルの一種であり、体内で細胞分裂や免疫機能に関わる重要なミネラルです。

さらに、髪の毛を作り上げるたんぱく質であるケラチンを生成するのにも重要な役割を果たすミネラルでもあり、

また、髪の毛自体を作る毛母細胞の新陳代謝に関わる200種以上もの酵素を構成する重要なミネラルでもあります。

そのことから、健康的な髪の毛を育てるのにも非常に重要なミネラルとなっていて、抜け毛が気になる方もぜひ積極的に摂取したいミネラルとなっています。

●ノコギリヤシ

ノコギリヤシの葉

ノコギリヤシは、北アメリカの南東部などを原産とするヤシ科の常緑低木の植物であり、

そんなノコギリヤシには、「ジヒドロテストステロン」という体内で過剰な皮脂の分泌を起こす物質の生成を抑えるという効果が認められています。

過剰な皮脂が抑えられることで、頭皮の毛穴が皮脂で塞がれることを防いで、健康的な毛髪のが育つという効果も得られ

結果として、抜け毛を防ぐことにもつなげられます。

さらにノコギリヤシには、AGAの原因ともされる5-αリダクターゼという脱毛酵素の働きを抑制する効果も期待でき、より抜け毛予防に効果的な成分となっています。

●コラーゲン

コラーゲンのイメージ

頭皮も皮膚の一部であり、皮膚と同様にその約70%がコラーゲンでできているといわれています。

そのためコラーゲンを補給してあげることは、健康的な頭皮を作るのにも効果的であり、頭皮の水分量を保つ効果も得られ、

健康的な毛髪も育ちやすくなり、抜け毛を防ぐ効果も得られるようになります。

●大豆イソフラボン

大豆イソフラボンが含まれる大豆

大豆イソフラボンには、エストロゲンという女性ホルモンに似た働きをすることがわかっており、

そのような女性ホルモン様の働きから相対的に、抜け毛や薄毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑制し、その影響を弱めることができるとされています。

さらに、大豆イソフラボンには細胞の新陳代謝を活発にする働きもあり、髪の毛を作る毛母細胞の代謝もよくして、健康的な毛髪を育てたり

ヘアサイクルを正常に整えてくれるといった効果もあり、より抜け毛を防ぐのにも効果的な成分となっています。

●菊芋

菊芋

菊芋というのは、キク科ヒマワリ属の多年草植物であり、そんな菊芋にはイヌリンという食物繊維が豊富に含まれていることもわかっています。

さらにそのイヌリンには、健康的な毛髪を作る毛母細胞の活性化に関わる「IGF-1」という成長因子を促すという働きがあることも認められ、

毛母細胞が活性化されることで、抜けにくい髪にも育てることが可能となっています。

●カプサイシン

カプサイシンはトウガラシに含まれる辛味成分であり、それには、高い血行促進効果があり、

頭皮の血行も促し、血流を改善してくれる効果があります。

そのため、血行不良による抜け毛を防ぐことができ、さらに血行がよくなることで頭皮の代謝もよくなったり、

髪の毛にも十分に栄養が行き渡りやすくなり、より健康的な毛髪が育つ環境にも整えられるようになります。

さらに、カプサイシンには、イソフラボンと一緒に摂ることで毛母細胞を活性化させる成長因子の生成を促す効果も期待できることもわかっています。

●ミレットエキス

ミレットエキスが抽出できる雑穀

ミレットというのは「雑穀」という意味で、古くから食料や家畜の飼料としても広く使われてきたものですが、

それから抽出されるミレットエキスには、髪の毛の材料となるアミノ酸の一種であるシスチンやメチオニンが含まれ

丈夫で健康的な髪を作るのにも非常に効果的な成分であるとして注目されている成分でもあります。

さらにミレットエキスには、頭皮の血行を促すローズマリー酸や、

髪の毛の材料となるコラーゲンの結合を強化するケイ素といったミネラルが含まれていることもわかっていて、

より発毛を促し、抜け毛を防ぐのにも効果的な成分となっています。

●リグナン

リグナンが含まれる種子

リグナンは、穀物や植物の種子、果実、野菜などにも含まれるポリフェノールの一種であり、

それにはイソフラボンと同様に女性ホルモン様の作用があることがわかっています。

そのことから、抜け毛の原因となる男性ホルモンの影響を受けにくくし、

また、ホルモンバランスも整えられることから、頭皮の状態も健全に整えられ、丈夫な髪の毛が育つ環境にも整えてくれるようになります。

さらにリグナンには強力な抗酸化作用もあり、毛母細胞の老化を防いだり、

他にも、血液の粘性を下げ、血液をサラサラに保つといった効果も期待できることもわかっていて、

より抜け毛を防いでくれるようになっています。

●ケラチン加水分解物

ケラチン加水分解物というのは、髪の毛を作る基となるケラチンたんぱく質を体へと浸透しやすくした成分となっています。

そのため頭皮にも届きやすく、ケラチンが豊富で、より丈夫でしっかりとした髪の毛を生成するのに非常に効果的な成分とされています。

●ビタミン

ビタミンの中でも、特にビタミンB2やビタミンB6には、細胞の代謝を活発にする働きがあり、

毛母細胞の新陳代謝、細胞分裂も活性化し、健康的な頭皮を保つのにも欠かせないビタミンとされています。

また、ビタミンEには、血管を拡張して、血液の流れをよくする優れた血行促進効果があり、

頭皮の血流もよくして、髪の毛へと栄養を行き渡らせやすくしてくれます。

そして、ビタミンCには優れた抗酸化作用があるため、頭皮の老化も防いでくれるようになり、このようなビタミンが配合されたサプリメントも効果的とされています。

2.食事で摂りたい栄養素10選

●たんぱく質

たんぱく質が豊富な食材

髪の毛というのはケラチンがその主成分となってできています。

またそのケラチンはたんぱく質の一種でもあることから、食事からたんぱく質をしっかりと摂ってあげることで、髪の毛を作り上げる材料もきちんと補うことができ、

健康的で丈夫な髪の毛を維持することができるようになります。

そして、髪の毛が丈夫に保たれることで抜け毛を防ぐことにもつながりますので、たんぱく質は欠かせない栄養素といえます。

●亜鉛

亜鉛が豊富に含まれる牡蠣

亜鉛は、先のとおりに、髪の毛を作るケラチンの生成を促してくれるミネラルであり、

育毛を促進したり、抜け毛を防ぐのにも非常に効果的な成分で、

もちろん、育毛サプリメントにも多く配合されている成分でもあるのですが、食べ物からでも摂取することができるようになっています。

亜鉛が多く含まれる食べ物の代表例が牡蠣で、魚介類の中でも亜鉛の含有量は群を抜いて多くなっています。

他にも牛肉や豚肉、鶏肉、卵、レバー、ブロッコリー、わかめなどにも含まれています。

●ヨウ素

ヨウ素が含まれるワカメ

ヨウ素はわかめや昆布といった海藻類に多く含まれるミネラルで、そんなヨウ素には、細胞の代謝を活性化したり、たんぱく質の生成を促す働きがあり、

毛髪を作る毛母細胞を活性化するといった働きもあります。

さらに、丈夫で健康的な髪の毛を作るのにも重要な役割を果たす甲状腺ホルモンを正常に保という効果が期待できるミネラルでもあります。

そしてそのようなヨウ素は、先のとおりにわかめや昆布、ひじきなどの海藻類に多く含まれています。

※ただ、ヨウ素は過剰に摂取することもよくないとされていて、特に、海藻類の中でも昆布に多く含まれている栄養素でもあるので、摂りすぎには注意しましょう。

●鉄

鉄が豊富な食材

鉄は血液中でヘモグロビンの材料となり、ヘモグロビンを保つのにも欠かせない栄養素です。

またヘモグロビンは、血液に乗せ、体内へと栄養や酸素を補給する役割を果たすものであり、頭皮にも栄養や酸素を行き渡らせるのにも欠かせないものとなっています。

そのため、鉄分によりヘモグロビンも十分に保たれることで、頭皮に栄養が十分に行き渡りやすくなり、頭皮の環境も健全に保たれ、抜け毛を防ぐのにも非常に重要な栄養素となっています。

そんな鉄分は、肉類やレバー、赤身の魚、貝、緑黄色野菜などから摂ることができるようになっています。

またビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が高まるのでおすすめです。

●カルシウム

カルシウムが豊富な牛乳

カルシウムが直接抜け毛の予防につながるというわけではありませんが、カルシウムが不足することによって血行が悪くなってしまい、

その結果として頭皮の血行不良の原因にもなり、健康的な髪の毛が育たないといったことも起こりやすくなります。

またカルシウム不足は精神を不安定にさせ、イライラや不安、ストレスを引き起こしたり、不眠の原因にもなってしまい、

そのことから抜け毛が増えてしまうといったこともあり、間接的な抜け毛の原因にもなってしまいます。

そのようなことを防ぐためにもカルシウムを補ってあげることは必要で、

またカルシウムは、牛乳やチーズなどの乳製品、小魚や海藻類、大豆製品、緑黄色野菜などから摂ることができるようになっています。

●ビタミンE

ビタミンEが豊富なアーモンド

ビタミンEには血流を改善して、血行を促す働きがあり、そのことで、頭皮の血行もよくすることができるようになります。

頭皮の血行がよくなることで、髪の毛を作る毛母細胞や髪の毛自体にも栄養や酸素が行き渡りやすくなり、

健康的な髪の毛を保て、抜け毛を防ぐのにも効果的なビタミンとなっています。

抗酸化にも優れているので、頭皮の老化も防いでくれるビタミンでもあります。

ビタミンEは、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類、ひまわり油などの植物油、アボカド、カボチャ、あんこうの肝などに豊富に含まれています。

●ビタミンB群

ビタミンB群が摂れる豚肉

ビタミンB2やB6、B12などのビタミンB群には、皮膚や粘膜を健やかに保つといった働きがあり、

それとともに、頭皮を正常に保ってくれる働きがあります。

さらに、食事などで摂取したたんぱく質や脂質の代謝をよくする働きもあり、

特にたんぱく質の代謝を促し、頭皮へと送り込んで、丈夫な髪を作る原材料へと促してくれるといった働きもあるので、抜け毛を防ぐのにも効果的なビタミンといえるでしょう。

ビタミンB2やB6、B12などのビタミンB群を含む食べ物としては、豚肉や牛肉、鶏肉などの肉類

牛や鶏のレバー、マグロやカツオ、サンマ、うなぎ、あさり、ナッツ類、バナナなどがあります。

●ビタミンD

ビタミンDが含まれる卵黄

ビタミンDには、細胞の新陳代謝を活発にするという働きがあり、そのことから頭皮の代謝も活発にして、生まれ変わりも高め、丈夫な髪の毛も育ちやすく整えてくれます。

さらにビタミンDには、カルシウムの吸収を助けるといった働きもあり、

先のとおりにカルシウムは抜け毛を防ぐのにも大切なミネラルであることから、カルシウムと一緒に摂ることでより効果的なビタミンといえます。

ビタミンDは、鮭やマグロ、サバなどの魚介類、牛のレバーやチーズ、卵黄、舞茸やマッシュルームなどのきのこ類からも摂ることができるようになっています。

●ビタミンC

ビタミンCが豊富な柑橘類

ビタミンCには、頭皮の潤いや弾力、健やかさのために欠かすことのできないコラーゲンの生成を促すという働きがあり、

そのためビタミンCもまた、健康的な髪の毛、抜け毛を防ぐのに効果的なビタミンといえます。

また抗酸化にも優れていることから、頭皮の老化も防いで、若々しく保つといった効果もあります。

ビタミンCは、レモンやみかん、グレープフルーツなどの柑橘類、キウイや一期、ブロッコリー、赤ピーマンやゴーヤ、キャベツなどにも豊富に含まれています。

●イソフラボン

イソフラボンが含まれる大豆

イソフラボンには先のとおりに、女性ホルモンの一種であるエストロゲンのような働きをするのがわかっていて、

そのことで、抜け毛を引き起こしてしまう男性ホルモンを抑えることができたり、細胞の代謝を促して、頭皮を活性化する効果

また、ホルモンバランスが整うことにより、頭皮の状態も健康的に保たれ、やはり抜け毛予防にも効果的な栄養素となっています。

もちろん育毛サプリメントでも補うことはできますが、毎日の食事からでも摂ることができるようになっていて、

大豆やお豆腐や納豆、お味噌、油揚げ、豆乳などの大豆製品から摂ることができるようになっています。

3.育毛剤で使いたいおすすめ成分13選

●グリチルリチン酸ジカリウム

グリチルリチン酸ジカリウムが抽出できるカンゾウ

グリチルリチン酸ジカリウムというのは、甘草(カンゾウ)と呼ばれる、漢方や生薬などにも用いられる植物の根や茎に含まれる成分であり、

また、漢方や生薬などにも用いられたり、今では市販の風邪薬や点眼薬、化粧品などにも使われる成分となっています。

そんなグリチルリチン酸ジカリウムには、非常に優れた抗炎症効果や抗アレルギー効果があることがわかっており、

頭皮へと与えてあげることでも頭皮の炎症も鎮めて、頭皮の環境を整え、また、そんな炎症による肌荒れや抜け毛を防ぐ効果も期待できるものとなっています。

そのためあらゆる育毛剤にも配合されている成分でもあります。

●センブリエキス

センブリエキスが抽出できるセンブリの花

センブリエキスは、センブリというリンドウ科センブリ属の二年草の植物から抽出することができるエキスであり、

それには非常に優れた血行促進効果があり、頭皮の血流も促して、活性化してくれる効果があります。

頭皮の血行不良も改善し、そのことで、頭皮や毛髪にも栄養が行き渡りやすくなり、髪の毛を抜けにくく整えてくれるようになります。

さらにセンブリエキスには抗酸化作用もあるということで、頭皮の老化を防ぎ、より育毛効果が期待できるものとなっています。

●キャピキシル

キャピキシルが抽出できる植物

キャピキシルというのは、「アカツメクサ花エキス」と「アセチルテトラペプチド3」という成分とを合せることで生成された有効成分となっており、

皮膚を修復させる効果に優れた成分となっています。

頭皮へと与えることによっても、頭皮の再生や修復を促し、

特に、年齢や生活環境、ストレスなどによって衰えた毛母細胞の修復を促し、再現してくれるといった効果が期待できるようになっています。

そのため、優れた育毛効果もあるとして、今では色々な育毛剤にも配合されています。

さらに、脱毛を促してしまう男性ホルモンを作るといわれている5αリダクターゼ還元酵素という酵素を阻害する効果も認められていて、

抜け毛予防にもしっかりとした効果が期待できる成分となっているんですね。

●ピディオキシジル

ピディオキシジルという成分は近年注目が高まりつつある成分であり、

それには、頭皮への血流を高めて、頭皮や毛髪にも栄養や酸素をしっかりと届け、

さらに毛髪を作りあげる毛母細胞の働きを活性化するという効果も期待でき、より発毛、育毛を促してくれるようになっています。

またピディオキシジルには、EGPやシアン酸などの成長因子が含まれていることもわかっていて、

そんな成長因子には頭皮の新陳代謝を良くし、頭皮の衰えを防いでくれるという効果が期待でき、

より育毛を促してくれるようになっています。

そしてこのピディオキシジルという成分は、皮膚への刺激性の非常に低い成分となっていることから、

直接頭皮へ使用してもかゆみや炎症、痛みなどといった症状も起こりにくく、副作用などの心配も少なくなっているという点も優れた成分となっています。

●ミノキシジル

ミノキシジルのイメージ

ミノキシジルという成分もまた、育毛剤に多く使用されている成分となっています。

ミノキシジルには、血管を拡張する効果があるため、もとは高血圧の経口薬として開発された成分なのですが、

それには、毛髪の健全な育成を促すという優れた効果、そのことにより、抜け毛、脱毛症を改善させるという優れた効果が認められたために、

脱毛症の治療薬としても世界で初めて認可を受けた有効成分でもあります。

そして実際に育毛剤として頭皮へ塗布することにより、優れた血行促進効果などにより、収縮してしまった毛根や血管を活性化し、再生も促して、

毛母細胞や毛乳頭細胞へも必要な栄養や酸素を送り込んで、健全な毛髪、抜けにくいしっかりとした丈夫な髪の毛を育てる環境へと整えてくれるようになっています。

そのような効果から、頭皮の衰えによる抜け毛だけではなく、AGAや円形脱毛症といった、ほとんどの脱毛症の改善にも効果が期待できる成分とされています。

●ペブプロミンα

ペブプロミンαという成分も近年注目が高まっていて、育毛剤にも使用されている成分です。

このペブプロミンαという成分には、抜け毛、脱毛の原因物質の生成に関わる5αリダクターゼという酵素の働きを阻害する効果が期待できることもわかっています。

そのことで、抜け毛を防ぐ優れた効果が期待できる成分となっています。

●ペンタデカン酸グリセリド

ペンタデカン酸グリセリドという成分は、あまり聞き慣れない成分ではありますが、

これには、休止期の毛乳頭へとエネルギーを与えて、その働きを活発化するといった効果が期待できるようになっており、

毛乳頭が活性化されることにより、健全な毛髪が育つエネルギーとなり、発毛が促されるようになっています。

●塩化カルプロニウム

塩化カルプロニウムという成分もまた、育毛剤に使用される成分であり、

これには血管を拡張するという効果が期待でき、特に毛細血管を拡張して、血流量を増やし、頭皮の血行も促してくれるようになっています。

頭皮の血行がよくなることで、毛母細胞や毛乳頭、毛髪にも栄養や酸素が行き渡りやすくなり、毛髪の成長が促され、

また抜け毛を防いだり、改善するのにも効果的となっています。

ちなみにこの塩化カルプロニウムは、もとは「フロジン液」という名称で、医療機関などで円形脱毛症などの治療薬として使用されていた成分でもあります。

●マジョラムエキス

マジョラムエキスが抽出できるマジョラム

マジョラムエキスは、マジョラムというシソ科の植物から抽出される成分となっています。

またそんなマジョラムエキスには、コラーゲンの生成を促す働きが期待できるようになっており、

なかでも17コラーゲンの生成を促す働きがあるとされています。

そしてその17コラーゲンというのは、体の中でも特に毛包幹細胞と色素幹細胞という、毛髪と毛根に存在する細胞をつなぎとめる役割を果たすコラーゲンとなっていることから、

その生成が促されることで、髪の毛と毛根とがより強固となり、健全な育毛も促されて、抜け毛、脱毛を防いだり、改善してくれるようになっています。

●バイオパップス

バイオパップスが抽出できる海洋酵素が存在する海洋のイメージ

バイオパップスという成分は、海洋酵素から抽出することに成功した、比較的新しい成分となっています。

それにはIGFという成長因子へと作用し、増やしてくれるという効果が期待できるようになっていて、

そのIGFという成長因子は、インスリン様の働きを働きをする成長因子であり、

また髪が育つヘアサイクルの中で、後退期や休止期の期間を短縮させ、髪の成長期間を長くするという効果がある成長因子でもあります。

そのためIGFを増やすことによって、髪が育つ期間が長くなり、発毛や育毛にも非常に効果的で、抜け毛の予防にも大きな効果が期待できる成分となっています。

●ビタミンE

ビタミンEには、先のとおりに血行促進効果や抗酸化効果があり、飲んでも効果的なのですが、直接塗布しても効果的なことから育毛剤に配合されているものも多くなっています。

血行が促されることによって、頭皮や毛髪へと栄養や酸素が行き渡りやすくなり、健康的で丈夫な髪の毛が育ちやすくなりますし、

その高い抗酸化効果によって、頭皮や髪を若々しく保つといった効果も期待できるようになっています。

●加水分解酵素

加水分解酵素という成分もまた、育毛剤に配合されている成分となっていて、

この加水分解酵素は、酵母を海水分解することによって得られる天然のペプチド成分となっています。

またこの加水分解酵素には、FGF-10という、発毛サイクルの中でも発毛のシグナルを出すのに非常に重要な役割を果たす成長因子を数百倍にも増やすという効果が期待できることがわかっており、

他にも、毛髪の成長を促すIGF-1やPDGF-Aといった成長因子を増やしてくれる効果も期待できるようになっています。

さらに、皮膚を修復させるという効果も期待できる成分となっていることから、より育毛効果、抜け毛を防ぐ効果が期待できる成分となっています。

●コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分

ヒアルロン酸のイメージ

コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿効果に優れた成分もまた育毛剤にはよく配合されています。

頭皮には水分も必要であり、頭皮の潤いが保たれることにより、頭皮の新陳代謝が促され、健康的な髪も育ちやすくなります。

逆に頭皮が乾燥することによって抜け毛が増えてしまうこともありますので、そのような頭皮の乾燥による抜け毛も防ぐことができるようになります。

4.まとめ

いかがでしたか?

今では本当に色々な育毛サプリメントや育毛剤が提供されていて、

それらには、飲んだり、頭皮へと直接与えたりすることによって、健康的な髪の毛が育つ頭皮環境へと整えてくれたり、

また、血行を促して頭皮の血行不良を改善してくれたり、

さらに、ヘアサイクルに働きかけて正常に整えたり、毛髪の成長を促進してくれる成長因子に働きかけて、増やしてくれるといったものもあるんですね。

ですから、抜け毛や薄毛が心配な方にとって気になるものなのですが、でも実際に選ぶとなるとどれを選んでいいのかわからないくらいに種類が豊富ですし、

また実際にそれらにはどのような成分が配合されていて、それぞれの成分にははどんな効果があるのかわからなかったりするものです。

それに飲んだり、使ったりするのなら、より効果的で安全な成分を取り入れたいものです。

こちらではそんな育毛サプリメントや育毛剤に使用されている有効成分にはどのようなものがあって、どのような効果が期待できるようになってるのか、

さらに、サプリメントや育毛剤以外、食事でも手軽に摂ることができる栄養素で、育毛や抜け毛予防に効果的な栄養素などについてもご紹介してみましたので、

ぜひ参考になさって、今よりももっと効果的に、安全に成分を取り入れて、毎日の育毛促進、抜け毛予防を目指しましょう!

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