メイクで皮脂テカリを防いで、1日中サラサラ肌になる簡単な方法

朝きっちりとメイクをして、サラサラの肌を作ったとしても、すぐに皮脂が浮いてきて、テカってしまう…、

そんなテカテカ肌も嫌ですし、メイクも崩れやすくなったり、毛穴にファンデーションが落ちて目立ってしまうこともあったりと、本当に困りものです。

こちらでは、そんな皮脂テカリを防いで、1日中きれいなサラサラ肌を保つことができるメイクやケア、メイク直しの方法などについてご紹介しています。

1.メイク前は、必ず十分な保湿から

●肌を潤わせることで皮脂の分泌も防ぎ、メイクの持ちもよく

メイクの前に保湿する様子

メイクをする前には必ず肌を十分に潤わせておきましょう。

というのは、肌が乾燥してしまうことによって、その乾燥から肌を守ろうとして毛穴から皮脂がより分泌されてしまいます。

そうなると、すぐに皮脂が浮いてきて、テカリにつながってしまいます。

ですから、メイクをする前にもきちんと保湿して、乾燥を防いであげるようにしましょう。

もちろん肌を潤わせてあげることで、肌もなめらかに整えられ、メイクの乗りもよくなります。

また過剰な皮脂の分泌が抑えられることで、メイクの崩れも防ぐことができ、持ちもよくなるでしょう。

●乳液やクリームも使って潤いを保つ、
べたつきが気になる箇所は薄く塗るのがコツ

クリームを塗る様子

特に、脂性肌の方の場合、べたつきやテカリが気になるからと化粧水だけで済ませているという方もいらっしゃるかもしれませんが、

それではせっかく補給してあげた水分が蒸発しやすくなってしまい、肌の潤いを長時間保つことができません。

ですから化粧水の後にはきちんと乳液などの油分が含まれた化粧品も使うようにしましょう。

メイクの前ですから、べたつきやよれが気になる場合には、乳液は薄めに塗るようにして、

よりテカリが気になるTゾーンもさらに薄めに塗るようにされるといいですね。

またメイクを始める前には、軽くティッシュオフして、余分な乳液を抑えてあげるのもいいでしょう。メイクもしやすくなりますね。

2.皮脂吸収タイプの化粧下地、ファンデーションを

パウダーファンデーションと化粧下地
(出典:アルビオン)

しっかりと保湿をして肌を整えてあげたら、次は化粧下地、ファンデーションに移るわけですが、

テカリを防ぐためにはやはり

皮脂吸収機能のついた下地、ファンデーションがいいでしょう。

浮いてくる皮脂を素早く吸収してくれる成分やパウダーが配合された下地、ファンデーションも多くありますので、そういったものがおすすめです。

●厚塗りはNG、薄く塗るようにして、メイク崩れを防ごう

ファンデーションを塗っている様子

また、肌へと塗る際には、気になる箇所をカバーしたり、よりテカリを防ごうとつい厚塗りになってしまうといった方もいらっしゃるかもしれませんが、

厚塗りをしてしまうと、メイクが崩れやすくなったり、またファンデーションなどが毛穴に詰まりやすくなって、そうなると毛穴で余計に皮脂が分泌されてテカりやすくなったり、

さらには、毛穴の開きやニキビなどの肌トラブルにもつながってしまうこともあります。

そのようなことを避けるためにも、下地やファンデーションは薄く塗るようにし、特にテカリが気になるTゾーンは薄めに塗るようにされるといいですね。

3.フェイスパウダー、フィニッシュパウダーで仕上げるとよりサラサラに

フェイスパウダー(プレストパウダー)

メイクの最後にはフェイスパウダー、フィニッシュパウダーで仕上げてあげると、

より長時間テカリが防げるようになるでしょう。

そのようなフェイスパウダーにも、皮脂吸収機能があるものも多くありますので、余分な皮脂を吸着して、サラサラとした肌を保ってくれるようになっています。

メイク崩れを長時間防いでくれるものもありますので、メイクの持ちもよくしてくれるようになっています。

このようにフェイスパウダーやフィニッシュパウダーで仕上げてあげることで、サラサラとした肌、ふんわりとした肌にも仕上げることができるようになっているのですが、

ただ、パウダーファンデーションにフェイスパウダーを重ねてしまうと、肌が乾燥してしまうこともあります。

肌の乾燥が気になる場合には、パウダーファンデーションのみにするか、

フェイスパウダーを使用する場合には、保湿力の高いリキッドファンデーションやBBクリームを使用するといったこともいいかもしれません。

また、リキッドファンデーションやBBクリームをお使いの場合には、

それらの油性成分によるテカりもフェイスパウダーが上手く抑えてくれるようになりますので、よりおすすめです。

4.皮脂、テカリが気になった時は、あぶらとり紙よりティッシュオフで

このように、皮脂吸収をしてくれる下地、ファンデーションを使用していても、どうしてもテカりが気になってくることもあります。

特に、汗ばむ季節や長時間メイクをしている場合なんかもそうですね。

そういった場合には、浮いた皮脂やテカりを抑えてあげることも必要です。

●あぶらとり紙は皮脂を吸収しすぎることに

あぶらとり紙

その際には、あぶら取り紙を使用するといった方も多いかもしれませんが、

あぶら取り紙の場合、確かに、簡単に素早く、テカりを抑えることができるようになっていますが、

それだけ皮脂を吸収する力が強く、かえって必要な油分まで取り去ってしまうこともあります。

そうなると肌は必要な皮脂を取りすぎた、それをカバーするために補わなくてはとなり、余計に皮脂を分泌しようとします。

そしてさらに皮脂が分泌されて、あぶらとり紙を使っても使っても、またテカってしまうという悪循環にもなってしまうこともあります。

●優しくティッシュオフして、必要な油分は残すのがおすすめ

テカリが気になる場合には、あぶらとり紙ではなくて、ティッシュを使って、優しく油を取ってあげるくらいがいいでしょう。

顔の皮脂をティッシュで拭き取っている様子

ティッシュの方が吸収も優しく、必要な皮脂まで取りすぎてしまうこともありません。

もちろんティッシュを使う場合にも、軽く吸い取るくらいにしておき、

皮脂を取りすぎたり、何度も使用するといったことは避けるようにしましょう。

またティッシュで抑える際にも、強く抑えたり、こすったりすることは避けて、優しい力で、さっと抑えるくらいにしておきましょう。

5.スプレー化粧水、ミスト化粧水を活用してみる

ミスト化粧水を付けている様子

テカリが気になる時、メイク直しの時には、スプレータイプの化粧水やミストタイプの化粧水を活用してみるのもおすすめです。

ティッシュなどでテカリを抑える前に、さっと顔全体に化粧水をスプレーして、その後で、ティッシュオフしてあげるようにします。

そうすることで、上手くテカリを抑えることができるようになり、それと同時に化粧水で潤いも与えることができるようになります。

肌が潤うことで、皮脂の分泌も抑えることができるようになりますし、

また、しっとりと潤うので、メイクの乗りもよくなって、メイク直しもしやすい肌にも整えることができるようになるんですね。

6.収れん(引き締め)化粧水を活用してみる

収れん化粧水
(出典:モイスタージュひきめ化粧水)

化粧水の中には、収れん(引き締め)化粧水というものもあります。

収れん(引き締め)化粧水というのは肌を保湿するとともに、

・毛穴を引き締める
・キメを整える

といった機能も持たせた化粧水のことです。

また、毛穴が引き締まることで、毛穴が目立たなくなるのはもちろん、

・皮脂の分泌を抑える
・テカリを抑える

といった効果も期待できるものとなっています。

ですからテカリが気になる場合には、メイクをする前に収れん化粧水で肌を整えてからメイクをすることで、テカリやメイク崩れも抑えることができるようになるでしょう。

●収れん化粧水はアルコールフリー、保湿してくれるものを

ただこのような収れん化粧水の場合、収れん効果や引き締め効果を高めたり、

使用感に清涼感を与えるために、エタノールなどのアルコールが配合されているものも多くなっています。

アルコールには肌を乾燥させてしまう作用もあり、乾燥肌の方やインナードライ肌の方は注意が必要でしょう。

また敏感肌の方も、ヒリヒリと刺激を感じることもあるようですので注意が必要です。

どうしてもといった場合には、配合成分を必ず確認し、アルコールフリーのものを選ぶようにしたり、

保湿成分もたっぷりと配合されているものを使用したり、

あるいは、収れん化粧水のあとに、重ねて保湿化粧水を使用するといったこともいいかもしれません。

7.まとめ

いかがでしたか?

暑くなってくると顔に浮いてくる皮脂、テカリが気になってくるものです。

特に脂性肌の方の場合には、季節を問わずにそんなテカリが悩みでもあったりしますよね。

でもテカリを防いでくれるメイクの仕方やメイク直しの仕方もありますし、

さらに、その根本となる素肌をきちんとケアして、整えてあげることによってテカリにくく、1日中サラサラの素肌も保つことができるようになるんですね。

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