厚塗りなし!メイクで毛穴、凹凸を徹底カバーし、至近距離でも耐えられる陶器肌を作る方法

毛穴の開きや凹凸、ポツポツって本当に気になるもので、もちろんそんな毛穴や凹凸の改善には毎日のスキンケアも大切ですが、

今すぐに何とかしたいといった時に役立ってくれるのがメイクです。

でもメイクで毛穴を隠そうとするとつい厚ぼったくなったりして、それが嫌だったりもしますよね。

こちらでは、そんな毛穴もきちんとカバーしながら、でも厚塗りもなし、自然につるんとした陶器肌に仕上げるメイク術をご紹介していきましょう。

1.毛穴の種類と毛穴が目立つ理由とは?

毛穴を気にする女性

毛穴と一口に言ってもそれは一種類ではなく、以下のようなものがあり、それぞれに目立つ理由も異なります。

例えば、

●ざらざら、ポツポツ毛穴

ざらざらとした毛穴は、毛穴に皮脂が分泌されて、それが上手く排出されずに、溜まってしまい、

古い角質などと混ざって、角栓として固まってしまうことによりできてしまうものです。

鼻に多く見られ、他にもおでこや頬、あごにできることもあります。

また、黒いポツポツとした毛穴は、毛穴に溜まった皮脂や古い角質が空気に触れることによって酸化し、黒ずみとなって目立ってしまうものです。

こちらも鼻に多く見られ、その見た目からいちご鼻といわれることもあります。

●開き毛穴

毛穴が丸く開いてしまっている状態の毛穴のことで、

鼻だけではなく、頬やおでこ、顔全体にも見られるものでもあります。

これは、脂性肌の方、逆に乾燥肌の方にも見られる毛穴であり、

脂性肌の方で毛穴に過剰に皮脂が分泌され、その皮脂によって、毛穴が押し広げられて目立ってしまうことになります。

逆に乾燥肌の方の場合、肌に水分量が足りないことにより、肌の弾力も低下してしまい、

肌を内側からふっくらと持ち上げることができずに、毛穴が目立ってしまうことになります。

●たるみ毛穴

開き毛穴が丸い形をしているのに対し、

たるみ毛穴は、細長い楕円形や涙のような滴の形をしているのが特徴となっています。

これは、肌の弾力が足りずに毛穴が下がってしまっていることが原因で、加齢によるものがその主な原因となります。

また肌の乾燥によって、肌の水分量が足りないことでもたるみ毛穴につながってしまっていることもあります。

2.気になる毛穴、凹凸はメイクで隠せるのか?

このような毛穴や凹凸って本当に気になるもので、

今すぐに毛穴をなくしたい、目立たなくしたいといった場合には、やはりメイクでカバーしてあげるのが、女性にとって最も手軽で身近な方法といえるでしょう。

でもメイクで毛穴をカバーするとなるとどうしてもメイクが濃くなったり、厚ぼったくなったりして、抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、

そのやり方次第では、厚くならずに、でも毛穴もきちんとカバーできる方法もあるんですね。

そのためには、

3.毛穴、凹凸を隠して、陶器肌に仕上げる方法

●まずは、化粧水と乳液やクリームでしっかりと保湿

●保湿をすることで毛穴をふっくらとさせる

化粧水を手に取る様子

メイクをする前には必ず化粧水と乳液、あるいはクリームでしっかりと保湿してあげるようにしましょう。

肌をしっかりと保湿してあげることにより、肌のキメもなめらかに整いますし、

肌もふっくらとさせることができ、開いた毛穴も多少は目立たなくさせることができます。

化粧水の後には、乳液やクリームを使って、潤いを閉じ込めておくことも必要です。

テカリが気になる方は乳液やクリームは薄く塗るようにして、

べたつきが気になる方は、メイクをする前にティッシュなどで余分な油分を軽く抑えてあげるといいでしょう。

●化粧下地で毛穴レスに整えましょう

●ファンデーションで隠すのではなく、下地でほぼカバーする感覚で

化粧下地を乗せる様子

毛穴や凹凸をカバーするためには化粧下地は欠かせないでしょう。

なかには、下地を使わずに直接ファンデーションを塗るといった方もいらっしゃいますが、

ファンデーションだけで毛穴をカバーするとなるとやはり厚塗りになってしまったり、毛穴落ちの原因にもなってしまいます。

それを避けるためにも、化粧下地を使用するようにし、

目立つ毛穴や凹凸は化粧下地でほぼカバーするような感覚で塗るようにしましょう。

●毛穴カバー効果に優れたもの
●光拡散効果、皮脂吸収効果があるものもおすすめ

下地にはできるだけ毛穴カバー力に優れたものを選ぶようにしたり、

なかには、光拡散効果があるものもあり、

これは、肌の表面で光を跳ね返して、その光によって毛穴や凹凸を目立たなく飛ばしてくれるといったもので、そのようなものを使用するのもいいですね。

また、皮脂を吸収してくれるものも多いですので、そのような効果のあるものを使用するとテカリも防ぐことができるでしょう。

塗る際には、下地といえどたっぷりと塗ってしまうと、やはり厚ぼったい印象になってしまいますので、薄く塗るようにし、

毛穴が気になる箇所には、重ね付けして、指の腹を使って、ぽんぽんと優しく叩き込むようになじませるとより効果的です。

●ファンデーションでさらにカバー、ただし厚塗りは厳禁

●カバー力のあるリキッドがおすすめ

手の甲にリキッドファンデーションを取る様子

化粧下地で整えた後には、ファンデーションを重ねることになるのですが、

毛穴や凹凸カバーのためにはリキッドファンデーションがおすすめです。

リキッドは、パウダーと比べてもカバー力の高いものが多く、また液状ということから粒子も細かく、肌へもしっかりと密着してくれるようになっています。

毛穴にも密着して凹凸などもフラットに整えてくれるようになっています。

●薄塗りで、崩れやすいTゾーンはさらに薄く塗るのがコツ

またリキッドファンデーションを塗る際には、特に注意したいのが、毛穴を隠そうとついつい厚塗りになってしまうことです。

化粧下地の段階で毛穴は6、7割はカバーできているはずですから、

ファンデーションは薄塗りで大丈夫です。

逆に厚く塗ってしまうと崩れやすくなったり、毛穴落ちの原因にもなって、かえって毛穴が目立ってしまうこともあります。

特にTゾーンは毛穴が目立ちやすいので、厚く塗ってしまいがちなんですが、

皮脂の分泌も多くて、崩れやすい箇所でもありますので、薄く塗るようにしましょう。

●フェイスパウダーでさらに美しく上げる、テカリ防止にも

フェイスパウダー
(出典:CANMAKEキャンメイク フェイスパウダー)

最後にフェイスパウダー(おしろい)で仕上げるようにしましょう。

フェイスパウダーを使用することによって、毛穴にベールをかけて、ふんわりと見せることができ、より目立たなくさせることができます。

また、フェイスパウダー自体が皮脂も吸収してくれるようになっていますので、

リキッドの油分や皮脂によるテカリも防ぐことができ、崩れにくくしてくれます。

フェイスパウダーもたっぷりと付けてしまうとやはり仕上がりが不自然になってしまいますので、

薄く乗せて、ナチュラルに仕上げるようにしましょう。

4.メイクが崩れて、毛穴が目立ってきたら…?

●テカリを抑えて、フェイスパウダーだけでメイク直しする

フェイスパウダーでメイク直しをする女性

化粧下地にリキッドファンデ、フェイスパウダーできちんと毛穴をカバーしていても、時間が経ってくるとやはり毛穴が目立ってきてしまうことがあります。

特に、暑い時期なんかは皮脂の分泌も活発で、テカリやすく、メイクも崩れやすくて、

毛穴落ちなんかも気になってきます。

そんな時にはまずは、ティッシュで余分なテカリ、皮脂を抑えてあげるようにします。

その後は、フェイスパウダーだけでメイク直しされるのがいいでしょう。

毛穴が気になる箇所を中心に軽くぽんぽんと乗せてあげるようにします。

●パウダーファンデでのメイク直しもアリ、この時も軽く乗せる

フェイスパウダーではカバー力が気になるといった場合であれば、

パウダーファンデーションでメイク直しされるのもいいかもしれません。

この時もたっぷり付けるのではなく、

毛穴が気になる箇所を中心に軽く乗せてあげるようにしましょう。

また、朝にメイクでリキッドファンデーションを使ったので、メイク直しでもリキッドを使ってしまいがちですが、

リキッドを重ねてしまうとやはり厚塗りになってしまいますし、

特にテカリを抑えた後にリキッドを使ってしまうとヨレやムラの原因になったり、

毛穴落ちの原因にもなってしまいますので、あまりおすすめできません。

メイク直しは、パウダータイプのものを軽く乗せるのがおすすめですね。

5.もし毛穴落ちしてしまったら…?

●化粧水コットンで優しく拭き取り、その後にパウダーなどでお直しも

毛穴落ちしてしまった場合には、ティッシュオフ、パウダーを乗せただけではきれいにメイク直しできないこともあり、

メイク直しすることで余計に毛穴が目立ってしまうこともあります。

そのような場合には、コットンに化粧水を含ませるか、ミスト化粧水などで直接肌に化粧水を付けて、

コットンで毛穴落ちした部分のファンデーションを優しく拭き取ってあげるのもいいでしょう。

化粧水を含ませたコットンでメイク直しをする様子

拭き取った後は、パウダーファンデかフェイスパウダーで仕上げるようにします。

この時、ごしごしと拭き取ってしまうと肌を傷めてしまいますので、極力優しい力で、ゆっくりと刺激を与えないように拭き取ってあげるようにしましょう。

6.逆に毛穴が目立ってしまうメイクもある?

逆に毛穴が目立ってしまうメイクとしては、

・ファンデーションを厚塗りしてしまう

→そのことによって毛穴にファンデーションが詰まって目立ってしまう

・下地を塗らずに直接ファンデーションを塗る

→やはり毛穴に直接ファンデーションが詰まりやすくなり、目立ってしまう

といったことが考えられますので、注意しましょう。

7.リキッドではなく、BBクリームやパウダーだとダメなの?

普段からあまりリキッドは使い慣れてなくて、BBクリームやパウダーをよく使うといった方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合には、

●BBクリームで毛穴カバーを目指すなら下地も併用

BBクリーム
(出典:ドクターシーラボ BBクリーム)

BBクリームはリキッドファンデーションとも似ていて、リキッドのように使用することができるようになっているのですが、

リキッドとは異なり、下地機能も兼ねているものも多く、それだけで下地不要でベースメイクができるようになっています。

ただ、毛穴や凹凸がある場合には、それだけではカバーしきれないこともあるでしょう。

そのような場合には、下地も使用して、重ねてみるのもいいかもしれません。

下地機能を備えたBBクリームを使うのであれば、リキッドを使う時よりも下地はさらに薄く塗って重ねるようにしましょう。

下地が厚く、その上にBBクリームを塗るとやはり厚ぼったくなってしまいますので、注意が必要ですね。

●パウダーならリキッドの時よりも下地をしっかり

パウダーファンデーション

パウダーは使用感が軽く、使い心地が良いのでやっぱりパウダーがいいという場合には、

リキッドの時よりも化粧下地でしっかりと毛穴を整えてあげるのがいいでしょう。

少し厚めに下地を塗るようにして、下地だけでほぼ毛穴をカバーできるような感じに仕上げ、その後にパウダーを乗せるようにします。

この時に気をつけたいのがパウダーを厚く乗せてしまうことです。

パウダーを厚くしてしまうと、やっぱり厚ぼったくなってしまいますし、

パウダーはどちらかというとリキッドと比べてマットに仕上がってしまいますので、のっぺりとした印象になってしまいます。

ですから、下地でしっかり整えたら、パウダーは薄く乗せる程度でいいですね。

8.まとめ

いかがでしたか?

毛穴の開きやざらつき、凹凸って本当に気になるもので、毎日のスキンケアを一生懸命にやっても、どうしても目立ってしまうこともあります。

そんな時に大きな助けとなってくれるのがメイクです。

メイクの仕方によっては毛穴や凹凸もしっかりとカバーできますし、もとから毛穴がないようななめらかな美肌にも整えることができるようになるんですね。

今回ご紹介したのは、簡単に、しかも厚塗りなく、素早く毛穴カバーしてくれるメイクに、メイク直しの方法となっていますので、

毛穴レス、至近距離でも自信の持てるメイクの参考になさってみてください。

よろしければシェアをお願いいたします。