季節でスキンケアは変えるべき?季節別正しいスキンケアで美肌、揺るがない肌に

スキンケアは毎日必要で、そんな時にふと考えてしまうのが、季節によってスキンケアの方法を変える必要があるのかについてで、

実際に迷われている女性も多いかもしれません。

今回は、季節によってスキンケアを変えるべきか?変えるとしたら、季節別にどのようなスキンケアが必要になるのか?季節別の正しいスキンケアについてご紹介してみたいと思います。

1.季節によってスキンケア変えるべき?

季節別スキンケアで迷う女性

例えば、1年を通して、同じスキンケアをしていても、特に肌荒れをすることもなく、肌も乾燥しなくて、いい状態を保つことができている方であれば、

そのケアがその方にとって合っているということになりますので、季節によって特に変える必要はないでしょう。

一方で、例えば、春になると肌が荒れやすくなってしまったり、夏になるとテカリやべたつき、ニキビなんかもできやすくなるといった方など、

季節によって肌が揺らいでしまうといった方の場合には、

季節によってケアの方法を変えることにより、肌の状態を今よりもよく保つことができるようになるので、ケアを変えてあげる必要があるといえます。

では季節によって、どのようなケアが必要で、どのように変えていけばいいのでしょう?

2.春のスキンケア方法とは?

春の風景(桜)

●冬に引き続いて保湿を重視したケアを

春は、冬の寒さや乾燥が和らいで、やっと暖かくなってくる季節です。

過ごしやすくもなってきて、肌にとってもいい環境かと思いがちで、

それに、冬場のように乾燥することがないので、つい手を抜きがちなんですが、引き続き、保湿はきっちりと行いましょう。

基本的には、洗顔後にはすぐに化粧水で水分をしっかりと補給し、

そのあとに、乳液かクリームでふたをして、水分蒸発を防いで、潤いを保ってあげるようにします。

●気温の上昇や、昼と夜の気温差が肌ストレスに

●花粉やホコリなどが刺激になることも

肌が敏感になる女性

また春は、気温の上昇や、さらに日中と夜との気温差も大きいことから、肌が不安定になりやすくなる季節でもあります。

それに加えて、花粉やホコリも飛びやすく、肌にとっては外的ストレスが増える時期でもあります。

そのため、やはり化粧水で肌の潤いを保ち、肌状態を健やかな状態に整えながら、乳液やクリームで外部刺激から肌を守るケアが必要となります

●環境も変化しやすく、肌が敏感になりやすい

●低刺激なケアが効果的なことも

さらに春という時期は、

例えば、入学や就職、転勤など、環境ががらりと変わってしまうことも多く、そのことにより肌が不安定になってしまうこともあります。

そのような場合には、使用する化粧品を低刺激なスキンケアラインに変えることも効果的でしょう。

できるだけ肌に刺激を与えないケアをしながら、

また、そのようなストレスによってニキビや吹き出物ができやすい方であれば、乳液などの油分を少なくしたりするのも効果的ですね。

3.夏のスキンケア方法とは?

夏の風景(ひまわりと太陽)

●べたつきやすい時期、でも基本は保湿を重視したケアを

春が過ぎ、梅雨や夏になってくると、気温も湿度も高くなって、皮脂、汗の分泌量も高くなってくる時期でもあります。

そのため、どうしても肌がべたつきやすくなったり、テカりも気になってくる時期でもあるのですが、

そんな夏であっても、基本的には、きっちりと保湿をして、肌を乾燥させないスキンケアを心がけていきたいです。

●空調や外との温度差で肌にとって苛酷な時期

●肌を乾燥させないケアで、肌コンディションを整える

きちんと保湿する女性

近年では空調が整っているために、そんな空調により、他の季節同様に肌が乾燥しやすく、

特に夏は、そんな肌が乾燥しやすい空調の効いた部屋から、一旦外に出ると今度は温度、湿度ともに高い環境となり、一気に肌がべたつきやすくなったりと、

肌にとっても苛酷な環境となりやすい時期です。

そのため、肌のコンディションも乱れやすくなってしまいますので、

そこで肌をきっちりと保湿して、常に肌が潤っている状態に保ってあげることで、肌のコンディションも健やかに整えられ、

夏場の肌のコンディションの乱れも防ぐことができるようになるでしょう。

また、べたつきが気になるので、夏には乳液やクリームは付けないといった方もいらっしゃるかもしれませんが、

化粧水で与えた水分にふたをして、水分を保持するためにはやはり乳液やクリームは必要になりますし、

適度な油分で肌を守ってくれる効果もあります。

そんな油分やべたつきが気になる場合には、クリームよりも乳液を付けるようにしたり、量を少なめに調節するようにしたり、

あるいは、さらにさっぱりと使用することができるジェルタイプのクリームなどを使用されるのもいいですね。

●紫外線対策も徹底的に!

●日焼け止め、UVファンデーション、日傘などを上手く活用

日傘をさして紫外線対策する様子

またこの季節には、保湿とともに重要になってくるのが紫外線対策です。

外出時には、必ず日焼け止めを塗るようにしたり、

UV効果の高い下地やファンデーションをご使用になるのもいいでしょう。

また、UV効果の高い日焼け止めやファンデーションの刺激が気になる場合には、日傘や帽子などを活用して対策してもいいですね。

紫外線は、シミやそばかすの原因になるばかりではなく、肌のたるみやしわなど、肌の老化の原因にもなってしまうものでもありますので、徹底的に防ぎたいものです。

●丁寧な洗顔も大切、肌を清潔に保つこと

他にも、夏にはやはり、皮脂や汗の分泌量が増えるために、毛穴にたまりやすく、

雑菌も繁殖しやすくて、ニキビや吹き出物ができやすくなったりもします。

この時期には、洗顔もきちんと行う必要があり、

もちろん洗いすぎは肌の乾燥につながってしまいますのでいけませんが、たっぷりの泡で優しく丁寧に洗って、肌を清潔に保っておくことも必要でしょう。

4.秋のスキンケア方法とは?

秋の風景(紅葉)

●夏の疲れが肌に出やすい時期

●きっちり保湿、刺激を与えないケアで、肌を回復させてあげる

秋は、ようやく暑さも落ち着いてきて、湿度も下がって、過ごしやすくなってくる時期です。

ほっと一息つきたいところなのですが、肌は、夏の暑さや高い湿度を連日受け続けたことにより疲労が蓄積していて、

そこへさらに紫外線によってもダメージを受けてしまっていることも多い状態でです。

まさに夏の疲れがどっと出てきやすいのが秋の肌の特徴といえるでしょう。

季節がいいにも関わらず、肌がくすんでしまいやすかったり、肌の抵抗力も落ちて、敏感になることも多かったりと、

何だか肌の調子が優れないなといった場合には、そんな夏の疲れが原因でしょう。

そんな秋には、引き続き、保湿を重視したスキンケアを続けながらも、低刺激なケアに切り替えるのもいいでしょう。

低刺激なケアをする女性

春に肌が敏感になって、低刺激なスキンケアをしていた方なら、そのケアに戻されるのもいいですし、

使用する化粧品には、無添加や低刺激処方のものを使用されるのもいいですね。

乾燥肌の方は特に、湿度も下がってきて、乾燥しやすくなる時期でもありますので、

もし夏に乳液やクリームの量を減らしていたのであれば、通常の量に戻して、肌の水分蒸発をきっちりと防いであげるようにしましょう。

●食事で肌の回復力を高めてあげる

●アロマ配合の化粧品で心も肌も癒してあげるのも◎

栄養バランスのよい食事を取る女性

さらに食事の内容もよりバランスよく整えて、体の中から肌の回復力を高めるのもいいですね。

特に、肌の栄養となり、肌の代謝もよくしてくれるようなたんぱく質やビタミンA、C、E、B群、鉄分などの栄養素を積極的に摂るようにするのもおすすめです。

化粧品でも、精油などが配合されていて、そんなアロマ効果でリラクゼーションも与えてくれるような化粧品を使って、

心身を癒してあげるのも、お肌のためにいいかもしれませんね。

●まだまだ紫外線は強く、夏と同様に紫外線対策も

そして秋といえども、まだまだ紫外線が強い時期でもあります。

涼しくなって、湿度も低いので、つい怠りがちなのですが、引き続き紫外線対策はきっちりと行うようにしましょう。

やはり外出時には、UV効果のある化粧品で肌をガードしてあげるようにしたり、日傘や帽子を活用されるのもいいです。

5.冬のスキンケア方法とは?

冬の風景(雪だるま)

●肌にとって最も苛酷な季節

●とにかく肌を乾燥させないケアを

冬になってくるとまた肌にとっては苛酷な季節になってしまいます。

気温も湿度も下がり、とにかく肌の乾燥が気になる季節で、1年で最も保湿が必要になる季節です。

洗顔をした後は、必ず化粧水でたっぷりと水分を与えて、

その後に乳液やクリームでその水分を閉じ込めて、肌の水分量を高く保ってあげるようにしましょう。

保湿美容クリームを手に取る様子

乾燥肌や敏感肌の方にとっては特に苛酷な季節でもあり、そのような方の場合には、保湿力の高いしっとり系の化粧水や乳液、クリームを使うようにしたり、

必要であれば保湿系の美容液をプラスされてもいいですね。

●肌の代謝も低下しやすい時期

●スキンケアとインナーケアの両面で肌の代謝アップも

さらに、乾燥肌や敏感肌の方に限らず、全ての肌質の方に共通していえることは、

この時期には、肌の代謝が低下してしまいやすく、それが肌の乾燥をよりひどくしたり、肌のくすみやたるみの原因にもなってしまいやすくなることです。

ですから、肌の代謝をよくしておくことも大切で、

例えば、外側から潤いをきちんと与えて、肌を乾燥させないことも、肌の代謝を落とさないためには必要ですし、

他にも、適度な運動を続けるようにしたり、きちんと入浴をして血行をよくしておくこと、

お風呂に入って代謝をよくする女性

さらに、外出時には、手足や首など、冷えやすい箇所も特にしっかりと防寒して、体を冷やさないといったことも心がけるようにし、

インナーケアによっても肌の代謝を落とさないことも必要ですね。

6.1年を通して怠ってはいけないこと、それは“保湿”と“紫外線対策”

このように、その季節や肌の状態に合わせたスキンケアを行うことは、美しい素肌や健康的な素肌を保つために効果的なことで、

季節によってスキンケアを変えてみるのもいいのですが、

1年を通して、共通してしっかりと行っていかなくてはいけないこともあります。

それが、

・保湿
・紫外線対策

です。

べたつきが気になる夏場であっても保湿ケアが足りなければ、肌は徐々に乾燥してしまいますし、

あまり日差しが気にならないような秋冬であっても、量の差はありますが、紫外線は1年中降り注いでいますので紫外線対策は必要です。

この2つだけはきちんと徹底して行いながら、季節やその時の肌の状態により変えていくようにしましょう。

7.まとめ

いかがでしたか?

例えば、春になると肌が荒れやすくなったり、夏になるとニキビができやすくなるなど、季節により肌の状態が変わりやすくなるといった方の場合、

季節によってスキンケアを変えてみることでそんな肌状態が改善されることがあります。

そして例えば、肌の状態を見ながら、季節により乳液やクリームの量を調節してみたり、

肌が敏感になりやすい季節には低刺激なスキンケアに切り替えてみたり、あるいは、インナーケアにも力を入れてみたりと、

季節の変化に応じて変えてみることによって、1年を通して季節に揺らぐことのない健康的な素肌、美しい素肌も保つことができるようになるでしょう。

さらに、季節によって肌荒れをしてしまうといったことも防ぐことができるようになるんですね。

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