肌に合わなかったり、古くなったり、もっといいものが見つかったりと、使わなくなってしまった化粧水や乳液は、顔以外にも色々と再利用することができます!
今回はそんな余って、使わなくなってしまった化粧水や乳液の再利用方法、意外な活用法、最後まで賢く使い切る方法、
再利用の際の注意点などについても詳しくご紹介してみたいと思います。
捨ててしまう前にぜひ参考になさってみてください。
1.ボディの保湿に使う
余ってしまった化粧水や乳液は、体の保湿に使うのがおすすめです。
顔に使ってみてあまり合わなかったり、保湿力が足りなくて使わなくなってしまったという場合にも、
体には使うことができたり、きちんと保湿できたりするものです。
また、ボディ用のクリームやミルクだと少し高価だったり、そのせいでたっぷりと使うことができなかったりするのですが、
そんな場合にも、余った化粧水や乳液であればたっぷりと使うことができますね。
●化粧水はさっぱりとしたボディローションに
特に化粧水は、夏場などで、ボディークリームやミルクが重く感じる場合にも、さっぱりと使うことができるので、
べたつきも気にならず、夏場などのさっぱりとしたボディローションの代わりとしてもおすすめです。
●とろみ化粧水もクリームやミルクの代わりに
ヒアルロン酸などが配合されていて、とろみのある化粧水も、クリームやミルクが重いと感じる時のボディーローションとしても最適で、
とろみがあって、長時間保湿もしてくれるので、このタイプの化粧水は、夏場以外の季節にも使えますね。
●乳液はしっとりとしたボディミルク代わりに
乳液の場合も、ボディミルクの代わりに使用することができ、
さらに、ボディークリームよりもさっぱりとした使用感になっていることから、クリームが重過ぎる、でもローションでは少しさっぱりとしすぎていて物足りないといった場合も、
乳液なら適度に油分を補うことができ、保湿力もありながら、重くなりすぎないので使いやすいでしょう。
2.化粧水は寝癖直しスプレーに使う
特に肌に合わない化粧水や乳液の場合には、髪の毛に使用するのもおすすめです。
例えば、化粧水であれば、スプレーボトルに詰め替えて、朝の寝癖直し用のヘアウォーターとして再利用してもいいですね。
専用の寝癖直しスプレーと同じように、髪に適度に潤いを与えながら、髪の広がりも抑えてくれるようになります。
特に、大容量のお得な化粧水なら、たっぷりと惜しみなく使えますね。
3.乳液はヘアクリーム代わりに
余った乳液も髪の保湿にいいですね。
乳液は化粧水よりも保湿力や保護力が高いので、例えば、シャンプーして、ヘアドライした後にヘアクリームやヘアミルクの代わりに使用して、
シャンプーやヘアドライ後の乾燥した髪へと潤いを与えてあげるのもいいでしょう。
やはり、ヘアクリームやヘアミルクは高いのであまりたくさん使えないといった場合にも、余った乳液なら気兼ねなく使うことができますね。
さらに、シャンプーした後に軽く軽くタオルドライした髪に使用することもおすすめで、
乳液で髪をコーティングしてあげることでドライヤーの熱から髪を守ってくれるようになりますし、
眠っている間の枕などによる摩擦からも髪を守って、朝起きた時の髪をまとまりやすくすることができるんですね。
4.保湿力の高い化粧水はお風呂に入れる
保湿力の高い化粧水であれば、お風呂に入れて、お風呂の保湿剤代わりに使うのもおすすめです。
特に、お湯につかっている間は、肌内部の水分が流れやすくなり、乾燥が進みやすくなってしまいますので、
そんな乾燥も化粧水が和らげてくれるようになっています。
顔に合わなかった化粧水であっても、お風呂ならその成分がかなり薄まりますので、刺激もほとんど気にすることなく使用することができるようになるでしょう。
5.硬いクリームと混ぜてテクスチャを柔らかくする
顔に付ける美容クリームにしても体に使用するボディクリームにしても、テクスチャが硬くて、使いづらいといったこともあります。
そういった場合に、余った化粧水や乳液と混ぜて、クリームのテクスチャを柔らかくして使用するという活用方法もあります。
例えば、顔に合わなくて、体には使える化粧水や乳液はボディクリームと混ぜて柔らかくしたり、
ただ単に余ってしまったり、保湿力が足りなくて使わなくなってしまった、でも、顔に問題なく使用できるものであれば、
硬めの保湿クリームと混ぜて柔らかくして、肌に塗りやすくしてもいいですね。
6.割れたファンデーションと乳液を混ぜて復活させる
パウダーファンデーションが、古くなったり、落としてしまったり、携帯している時に割れてしまうこともありますよね。
いったん割れてしまうと、粉々になりやすくて、とても使いづらくなってしまいます。
そんな時に、余った乳液(顔に使用しても問題ない乳液)と混ぜて、ファンデーションを復活させることもできます。
その方法としては、少し割れているくらいであれば、割れた部分に乳液を少し加えて、しばらく置けばつながってくれるので、そのまま使用することができます。
また、ファンデーションが粉々になりかけているものであれば、
乳液を加えてから、ファンデーションにラップをかけて、指で押さえながら乳液とファンデーションがより混ざるようにし、固めるようにします。
この時、ファンデーションの表面の平らになるようにすると次に使う時に、使いやすくなります。
さらに、乳液で復活させてから使用する際には、やはり通常のものよりは割れやすくなっていますので、パフも優しい力でつけるようにしましょう。
また乳液が混ざることで品質が変わりやすくなりますので、早めに使い切ることをおすすめします。
7.リキッドやクリームファンデと混ぜて保湿力をアップさせる
顔に使用することができる余った乳液であれば、リキッドファンデーションやクリームファンデーションと混ぜて、
さらに保湿力をアップさせるという活用法もあります。
混ぜる量もほんの少量でよくて、使用する直前に、手に取ったファンデーションに少し垂らして、
指先で軽く混ぜ合わせるようにしてから、肌へと乗せるといいですね。
また特に、クリームファンデなどは乳液と混ぜることでテクスチャも柔らかくなって、肌に伸ばしやすくなりますし、
塗りムラなどもできにくくなるのでおすすめですね。
8.メイク直しに使う
余った化粧水や乳液はメイク直しにも活用できます。
例えば、朝のメイクや、またメイク直しをしていて、アイラインがはみ出たり、マスカラをつけすぎて、ダマになったりした時には、
乳液を綿棒に染み込ませて、アイラインがはみ出た部分や、付けすぎたマスカラを綿棒で拭き取って修正することもできますし、
アイシャドウを付けすぎたりした時も、綿棒やコットンに乳液や化粧水を染み込ませて、優しく拭き取って、色を調節することもできますね。
さらに、ファンデーションがよれたり、ムラになった時も、コットンに乳液や化粧水を染み込ませ、そのよれた部分だけを優しく拭き取って、その上からファンデを重ねてメイク直しができますね。
この時も、肌に合わなくて使わなくなった乳液や化粧水はあまりおすすめできませんが、
多少古くなって、使わなくなったものであれば、活用することができるでしょう。
9.アルコール配合の化粧水で鏡を拭く
●鏡の曇り防止にもなる
アルコール(エタノール)の配合された化粧水であれば、お掃除に再利用することもできます。
アルコールには汚れを分解し、落としてくれる作用があり、特に、鏡を掃除するのにもおすすめです。
余った化粧水をコットンやガーゼなどに染み込ませて、鏡を拭くようにし、その後、乾いた布で乾拭きするようにします。
特に、洗面所やお風呂場などの鏡を拭くのにも重宝して、気になる水垢や歯磨き粉の跡、指紋なんかもすっきりと落としてくれるようになりますし、
アルコール配合の化粧水で拭いた後は、鏡が曇りにくくもなりますので、曇り防止にもなるんですね。
ガラスも拭くことができるので、窓ガラスのお掃除にも使えて、こちらも汚れをすっきりと拭き取ることができ、ガラスの透明度も高めることができるので便利です。
他にも、やはり水垢が気になる洗面台や、油汚れが気になるキッチン周りなどのお掃除にも使えて、
拭き取る際にも、ガーゼやコットンに染み込ませて拭くのもいいのですが、
大容量の化粧水などで惜しみなく使える場合には、スプレーボトルに入れ替えて、拭き取りたい箇所にシュッとスプレーして、
その後、乾いた布で乾拭きするようにするととさらに簡単にお掃除ができますね。
10.アルコール配合の化粧水でデスクなどを拭く
このようなアルコールの汚れを分解する作用で、デスクやパソコンのキーボード、マウスの表面、
他にも、いろんな家電のお掃除にも使うことができるんですね。
この時も、ガーゼやコットンに化粧水を染み込ませて、汚れを拭き取るようにし、その後乾拭きするようにします。
化粧水なので、手に直接ついてもいいので、ゴム手袋などを使用する必要もありませんし、お肌の弱い方のお掃除にも安心なんですね。
ただ、木製の机などは変色してしまうこともありますので、使用しないほうがいいかもしれません。
11.再利用する時に注意が必要なことも
このように、使わなくなってしまった化粧水や乳液は色々と再利用することができるのですが、
かといって、何でもかんでも再利用することができるわけではなく、注意点もあります。
例えば、
●肌荒れがひどいものは体にも使わない
化粧水や乳液を顔に使って、刺激があったり、肌荒れしたりしたものは使わなくなると思うのですが、
少しの刺激であれば、顔はだめでも、体には大丈夫なものが多く、大丈夫であれば体の保湿に使うことができます。
でもその刺激がひどい場合には、その人の肌自体に合っていないということですので、体に使用するのもやめたほうがいいでしょう。
当然、刺激がひどいものは、お風呂に混ぜたり、ファンデーションやクリームに混ぜたりするのも、
また、メイク直しに使用するのも避けた方がいいですね。
●古すぎるものは使わない
古くなって、顔に使わなくなったものでも、多少古いものであれば、体や髪の保湿には使えますし、
ファンデーションやクリームに混ぜたり、入浴の際の保湿、メイク直しに使っても大丈夫でしょう。
でもそれが何年も前のものだったり、あまりにも古くなりすぎているものは、当然成分の変質も進んでしまっていることから、使わないようにしましょう。
あまりに古いものは、お掃除に活用するのも、あまり効果がなくなってしまうので、やはりおすすめできません。
例えば、一般的には化粧水や乳液は、未開封であれば3年、開封後は半年ほどが有効期限とされていて、
それよりも少し過ぎたくらいなら使うことができますが、はるかに過ぎたもの、古すぎていつ買ったかわからないものなどは使わないようにしましょう。
12.まとめ
いかがでしたか?
化粧水や乳液は毎日のお手入れに欠かすことができないもので、それだからこそ例えば、使ってみて肌に合わないものだったり、
少し古くなってしまって、顔に付けるのは少し不安で、使わなくなってしまった、
あるいは、新しいものを見つけ、そちらの方がよくて、ただ単に余ってしまったということもありますよね。
そんな時、そのまま捨ててしまいがちですが、それはとてももったいないことなんですね。
化粧水や乳液はどうしても顔だけと思いがちですが、例えば、体の保湿に使ったり、ヘアケアに使ったり、入浴剤に混ぜたり、
さらには、メイク直しに活用したり、他にもお掃除に再利用することまでできてしまうんですね。
こちらではそんな、使わなくなって、余ってしまった化粧水や乳液の活用方法、再利用法を色々とご紹介してみましたので、
また、どれもが簡単に実践できるものばかりですので、ぜひ賢く、最後まで化粧水や乳液を使い切りましょう!
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