日々のマスカラやビューラー、アイメイクなど、女性のまつげはダメージを受けがちで、まつげが細くなったり、少なくなったりと悩まれている方も多いようで、
そのような方に効果的なのが”まつげ美容液”です。
名前は聞いたことはあってもよく知らない、使ってみたいけど、使い方がよくわからないといった方も多いかもしれません。
今回はそんなまつげ美容液について、その特徴や効果、成分、使い方や効果的な使いこなし方、注意点についてもご紹介してみたいと思います。
1.まつげ美容液とは?
まつげ美容液というのは、まつげやまつげの根元部分に塗布することにより、まつげのダメージを補修したり、
育毛を促し、まつげを丈夫に保ったり、抜け毛を防ぐといった効果が期待できる専用の美容液となっています。
2.どんな効果がある?
そのようなまつげ美容液には例えば、
●育毛効果
まつげ美容液の中には、育毛を促してくれる有効成分が配合されているものが多く、まつげの育毛を促し、増やしてくれるといった効果や、
まつげを丈夫に保って、抜けてしまうのを防いでくれるといった効果のあるものもあります。
●まつげのダメージを修復する効果
ビューラーを使用したり、マスカラや付けまつげ、エクステなどを使用している場合、どうしてもまつげはダメージを受けて、
傷んだり、細くなったり、あるいは、抜け毛も増えてしまうこともあります。
そのようなまつげのダメージを修復する効果もあり、傷みを改善し、まつげにコシやハリも与えて、立ち上がりやすいまつげにもサポートしてくれるものもあります。
●保湿して、乾燥を防ぐ効果
まつげ美容液の多くは、保湿成分や美容成分が配合されていて、まつげにも潤いを与えて、保湿してくれるものも多くなっています。
まつげの根元にも潤いを与えたり、トリートメントしてくれるものも多く、潤いの保たれた健康的なまつげを保つことができるようになっています。
●ツヤを与える効果
このような保湿効果、美容液効果によって、まつげにツヤを与えてくれる効果もあるものも多く、
ツヤやかな魅力的なまつげに整えてくれたり、マスカラがなじませやすい状態にも整えてくれるものもあります。
●まぶたをケアする効果
まつげ美容液の中には、まぶたにも塗布することができるものも多く、まぶたにも潤いを与えたり、まぶたをケアし、
乾燥やまぶたの衰えを防いでくれるものもあります。
3.どんな成分が配合されている?
まつげ美容液に配合されている成分としては、例えば、
このような成分が配合されているものが多くなっています。
4.どんなタイプがある?
また、まつげ美容液にはいくつかのタイプがあって、それぞれでも特徴が異なっています。
●チップタイプ
チップタイプは、先端がリップグロスのように綿棒のような形をしたタイプのものです。
チップの部分に美容液が浸透していて、チップを直接まつげやまつげの根元に塗布するようになっています。
チップの形も、丸くなっているものから、先端が細く尖っているもの、
湾曲していて、まぶたの曲線に沿って塗ることができるようになっているものなどあり、塗りやすくなっているものが多くなっています。
肌への辺りもソフトなものが多くなっているので、デリケートな目元にも安心して使用することができるものが多くなっています。
まつげ美容液ではこのチップタイプが一般的なものとなっています。
●マスカラタイプ
マスカラのように360℃ブラシがついているタイプのまつげ美容液で、
使用方法もマスカラと同じで、スティックから直接とって、そのまま塗布することができるようになっています。
上まつげにも下まつげにも使用することができ、まさにマスカラ感覚で手軽に使用することができるようになっています。
そのためマスカラを使い慣れている方なら簡単に使いこなすことができるでしょう。
まつげ全体に美容液を行き渡らせやすくなっていて、短いまつげにも効率よく美容液を与えることもできるようになっています。
ただ、マスカラタイプはどうしてもマツエクに引っかかりやすくなっていますので、
マツエクを使用している方は注意で、そのような方は別のタイプのもの方が安心かもしれません。
●筆タイプ
先端がリキッドアイライナーのように細い筆になっているタイプのものです。
使用方法もやはりアイライナーのようにまつげの際に沿って塗っていくようにし、このタイプは特に、まつげの根元、生え際にも直接塗りやすくなっていて、
根元にもしっかりと美容液成分を与えることができるようになっています。
そのため、このタイプのものには、育毛成分やまつげへと栄養を与える成分が配合されているものが多くなっています。
また、アイライナーのように使うことができるので、アイライナーを使い慣れている方ならさらに簡単に使用することができるようになっています。
ただこのタイプは、根元に直接塗ることができるのですが、他のタイプのように、まつげ全体に塗ることができないといったものも多く、育毛のためのみに使用するものが多くなっています。
5.使い方は?
●チップタイプ
1.チップタイプの使用方法としては、まずは、塗る方の目を閉じて、チップを縦にし、まつげの根元から美容液をつけるようにします。
2.上まつげも下まつげも同様にして、縦に根元を塗ったら、チップを横にしてまつげ全体に美容液を塗布するようにします。
この時、マスカラのようにチップをジグザグに動かして塗っていくと、よりすみずみにまで塗ることができるようになっています。
●マスカラタイプ
1.マスカラタイプの使用方法としては、通常のマスカラと同じように、
まつげの根元にブラシを当てて、ジグザグに動かしながら、根元から毛先へと美容液をなじませていくようにします。
2.塗り残しやすい目頭や目尻のまつげにも丁寧に美容液をなじませてあげるようにしましょう。
3.下まつげも同じやり方で塗るようにします。
●筆タイプ
筆タイプの使用方法としては、通常のアイライナーのように、
まずはまつげの生え際、根元部分に筆を当て、アイラインを引く時のように、目のラインに沿って美容液を塗っていくようにします。
美容液を塗る際も、まつげとまつげの隙間を埋めるように丁寧に塗るようにしましょう。
6.より効果的に使いこなすには?
●洗顔してから使用する
まずは、このようなまつげ美容液はクレンジングや洗顔をしてから使用するのがいいでしょう。
マスカラやアイライナー、アイシャドーなどのメイクや、また、日中に分泌される皮脂がついている状態で美容液を塗っても、
それらに含まれる油分が美容液の浸透の邪魔をしてしまうことになり、浸透力が落ちてしまいます。
ですから、クレンジングや洗顔をして、マスカラやアイライナー、皮脂などをきちんとオフしてから使用するのがいいでしょう。
●化粧水の後、乳液の前につける
さらにおすすめなのが、洗顔後すぐにつけるよりも、化粧水をつけてから美容液をつけることをおすすめします。
というのは、まつげ美容液をつけた後に化粧水をつけると、その化粧水によってせっかくつけた美容液が流れ落ちてしまうことがあるからで、
まつげ美容液はできれば化粧水をつけた後に塗るようにし、さらに、乳液やクリームの前につける様にしましょう。
これも通常の美容液と同じで、乳液やクリームの後につけてしまうと、その油分によって浸透が妨げられてしまうからですね。
●根元からつける
まつげ美容液の中には、育毛を促して、まつげを健全に育ててくれたり、抜け毛を防いでまつげの量を増やしてくれるといった成分が配合されているものも多くあります。
そのような育毛効果をより発揮させるためには、まつげの根元にしっかりと美容液を与えてあげる必要があります。
そのため、まつげの根元にもしっかりとつけるようにして、さらに、保湿効果やツヤ効果を得るためには、まつげの毛先までしっかりと塗るようにしましょう。
●毎日ケアする
スキンケアやヘアケアは毎日行う習慣がついていますが、まつげのケアは、どうしてもスペシャルケアというイメージがあったりして、
やっている方でも、週に1、2回程度になってしまっているという方も多いかもしれません。
でも、まつげも日々生まれ変わっていくものでもありますので、できるだけ毎日ケアされることをおすすめします。
そうすることで美容液も定着させやすく、より育毛効果や保湿効果を高めることができるようになるでしょう。
製品の中には、1日に1回塗るタイプに1日に2回塗るタイプのものがあり、基本的には、それぞれの製品の用法に従うのが一番ですが、
特に朝なんかは忙しくてそんな時間がないといったことも多いでしょうから、
1日に1回でいいタイプのものを選んで、夜につけるというのが効果的で、続けやすいかもしれません。
7.まつげ美容液を使う時の注意点は?
●目に入らないようにする
まつげ美容液で気をつけたいのが、やはり塗る箇所が目元ということから、目に入らないようにつけるようにすることです。
塗る際には慎重に、丁寧に塗るようにし、
万一、目に入ってしまった場合には、すぐにお水やぬるま湯で洗い流すようにしましょう。
また、何らかの症状が出た場合には、使用を中止して、眼科などで診察を受けるようにしましょう。
●つけすぎには注意
美容液の効果をより高めようと、たっぷりとつけすぎてしまうのにも注意しましょう。
まつげ美容液も他の美容液同様、たくさんつけたとしてもそれだけ効果が高まるといったことはなく、かえって目元やまつげに負担になってしまうこともあります。
特に、各製品で使用方法や付ける目安量などが記載されている場合には必ずそれに従うようにしましょう。
また、つけすぎてしまうことでやはり目に入ってしまうリスクも高まりますので、適量を守るのがいいですね。
●パッチテストを行ってから使用する
特に目元というのは皮膚が薄く、デリケートな箇所でもあり、そのようなことから、まつげ美容液自体も低刺激なものも多くなっていますが、
それでも敏感肌の方の場合、刺激が強いものもあります。
ですから、心配な方は、まずは腕の内側など目立たない箇所でパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
8.まとめ
いかがでしたか?
マスカラやビューラー、マツエク、アイメイクなどで、女性のまつげは日々、知らず知らずのうちにダメージを受けてしまっていることが多く、
そのことで、まつげが抜けやすくなったり、まつげの量が少ない、まつげにハリやコシがなくなってきたと悩んでいる方も増えているようです。
そんな方のためにまつげ美容液というものもあって、まつげ美容液を効果的に使うことによって、まつげのダメージを効果的に補修してくれたり、潤いを与えてくれたり、
さらに、まつげの育毛を促して、ハリ、コシを与えてくれたり、まつげの量を増やしてくれるといった美容液もあるんですね。
それぞれで配合成分も異なり、また、タイプによって使用方法も違っていたりもして、こちらではそんなまつげ美容液について、その特徴や効果、使い方、注意点についてもご紹介しましたので、
ぜひ上手く使いこなしながら、フサフサのボリュームまつげを目指しましょう。
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