朝と夜のスキンケアは、変えた方がいい?同じでいい?変えた方がいい場合と同じでいい場合、肌の状態別ケア法も!

スキンケアは朝と夜きちんとしているという方も多いと思いますが、毎日スキンケアしていて、朝と夜のケアは同じでいいの?と疑問に思うこともあります。

実際に、同じ方もいれば、変えている方、変えた方がいいと思っても面倒で結局同じになってしまっている方も多いかもしれません。

今回は、そんな朝と夜のスキンケアは変えた方がいいのか?変えなくてもいいの?、また、ケアを変える場合、どのように変えると美肌が保てるのか、

それぞれの肌の状態にあったケアを変える方法などについても詳しくご紹介してみたいと思いますので、

ぜひ、1日中きれいな素肌、1年中美肌をキープするために参考になさってみてください。

1.朝と夜でスキンケアは変えるべき?

スキンケアをする女性

女性にとって毎日のスキンケアは欠かせないもので、特に一生懸命スキンケアされてる方にとって気になるのが、

朝と夜のスキンケアは変えたほうがいいのか、同じでもいいのかということです。

結論からいえば、朝と夜のスキンケアが同じ方法で、今のお肌の状態がいい状態、

肌荒れや乾燥、ニキビなどがほとんどなく、問題ない状態であれば、今の方法がお肌に合っているということなので、変える必要はないでしょう。

逆に、お肌の調子がいまいちよくない、吹き出物やニキビもできやすかったり、肌も乾燥しやすかったりする場合には、

朝と夜のスキンケアの方法を変えることで改善させることできるかもしれないので、変えた方がいいことになるでしょう。

2.朝のスキンケアの目的とは?

朝目覚める女性

では朝のスキンケアはどうして必要になるのでしょう?

●夜間の皮脂やほこりを落とすのが主な目的

朝、起きたての肌には、夜の間に分泌された皮脂や汗、それに、空気中のほこりや寝具についたほこりなども付着してることもあります。

そんな皮脂や汗、ほこりなどの汚れを落として、また、洗顔によって不足した潤いを補給し、整えてあげることが朝のスキンケアの主な目的となります

3.夜のスキンケアの目的とは?

ぐっすりと熟睡する女性

では夜の場合はどうでしょうか?

●日中の皮脂や汗、ごみ、ほこり、さらにメイクを落とすのが主な目的

夜の肌というのは、日中に分泌された皮脂や汗、それにメイクも乗っている状態です。

さらに、日中の活動で空気中のほこりや花粉なども付着してしまうこともあります。

また、メイクをしてから時間が経てば経つほど、メイクと皮脂が混ざり合うため、朝と比べても肌にとっては過酷な状態になっています。

そのため、夜のスキンケアではそんなメイクに皮脂、汗、ほこり、花粉、ごみなどをきちんと取り去ることが目的となり、

その後、クレンジングや洗顔で失われた水分もしっかりと補給してあげて、肌を健康的な状態に整えてあげることが目的となります。

4.朝の正しいスキンケアは?

朝に保湿ケアをする女性

朝にはこのように夜寝ている間に分泌された皮脂や汗、肌についたほこりなどの汚れを落として、保湿することが目的ですから、

洗顔→化粧水→乳液かクリーム→日焼け止め→いつものメイク

がおすすめです。

そしてそれぞれでは、

●洗顔…朝の洗顔は、洗顔フォームなどによる泡洗顔がおすすめ。石けんは乾燥しやすいため、特に乾燥肌の方は朝の洗顔には避けた方がいいでしょう。

●化粧水…洗顔で水分が失われた肌にしっかりと水分を補って整えてあげます。

●乳液、クリーム…化粧水で与えた水分を乳液やクリームの油分で閉じ込める役割。

朝の場合、メイクの時にべたつきが気になるからと乳液やクリームを省く方もいらっしゃるかもしれませんが、

乳液やクリームには、メイクや日焼け止めによる刺激、日中の肌ダメージを和らげる役割もありますので、塗るようにしましょう。

べたつきが気になる場合には、下地の前に軽くティッシュオフされるといいですね。

●日焼け止め…特に紫外線の強い季節には日焼け止めを塗るようにしましょう。

ただ、長時間外出しないといった方や、UV効果のある下地やファンデーションを使っているといった方は日焼け止めを省いてもいいでしょう。

5.夜の正しいスキンケアは?

夜にスキンケアをする女性

夜には、メイクや日中に分泌された皮脂や汗、そして肌に付着したほこりや花粉、ごみなどをきれいに落として、

その後にしっかりと保湿することが必要になります。

そのため、

クレンジング→洗顔→化粧水→乳液かクリーム

これが基本の正しい夜のスキンケアといえるでしょう。

そしてそれぞれの役割については、

●クレンジング…ファンデーションやポイントメイクを落とすのに欠かせないアイテム。メイクをした日には必ずクレンジングをしてきちんと落としましょう。

●洗顔…夜の洗顔では、日中の皮脂や汗、ほこりなどを落とす役割があり、ダブル洗顔の場合には肌に残ったクレンジングを落とす役割もあります。

●化粧水…朝のケアと同様に洗顔で失われた水分を化粧水でしっかりと補うようにします。夜の就寝中には日中よりも水分が失われやすく、

また、就寝中には肌の代謝が活発になり、潤いも届きやすく、肌も美しなりやすいので、夜のケアでは、朝よりも多めに化粧水をつけるのがおすすめです。

●乳液かクリーム…こちらも朝のケアと同じで、化粧水で与えた水分を油分で閉じ込めるために、化粧水の後は乳液やクリームで必ずケアします。

やはり、就寝中に潤いを与え続け、美肌に導くためにも、夜の乳液やクリームは朝よりもたっぷりとつけるのがおすすめですね。

6.肌の調子が良くならない場合には、朝と夜のケアを変えてみよう

肌の調子の悪さに悩む女性

朝と夜のケアが一緒でも、特に肌に問題なければ、基本的にはそのまま同じケアでいいでしょう。

でもなかにはスキンケアを続けていて、いまいち肌の調子が良くならない方、逆に肌荒れをしてしまう方もいらっしゃいます。

そのような方の場合、朝と夜のケアの方法を変えることでよくなることもあります。

ケアを変える方法として、例えば、

●肌が乾燥して、すぐにカサカサしてしまう場合には…

例えば、朝、泡で洗顔をしている方は、朝の洗顔を洗顔料や石けんを使わずに、ぬるま湯だけで洗顔する方法に変えてみる

また、夜のケアにも乳液を使っていた方は、朝は乳液、夜にはさらに保湿力の高いクリームに変えてみる。

さらに、夜のケアに保湿系の美容液を加えてみるといったこともおすすめです。

●毎日きちんとケアしていても、ニキビが気になる場合には…

例えば、朝のメイクの前には無理でも、夜のお休み前に、ニキビの患部にだけ塗布するニキビ専用のスポットケアや美容液を加えて、集中的にケアしてみる。

夜の洗顔では、殺菌作用のあるようなニキビ専用の洗顔料を使うようにしてみる。このようなケアがおすすめです。

ただしこれらのニキビ専用のスキンケアアイテムというのは、殺菌作用があることから、アルコールなどが使用されたものも多く、

肌を乾燥させてしまうこともありますので、使用した後は、たっぷり目に保湿するようにしたり、

若い方の青春ニキビには効果的でも、大人ニキビには逆効果になることもありますので、そのような場合には、使用を中止するようにしましょう。

●毛穴やテカリが気になる場合には…

毛穴の開きや、また毛穴が開いていると肌もテカりやすくなるので、そんな肌のテカリも気になるといった場合には、

例えば、朝の化粧水を毛穴を引き締めてくれる収れん化粧水に変えてみるのもいいでしょう。

特に、メイクの前に毛穴を引き締めることによってメイクののりもよくなり、毛穴も目立たなくなり、テカリも抑えられます。

メイク直しの時にも、毛穴が気になった場合には、収れん化粧水を気になる箇所に少し塗布して、その上からメイク直しされるのもおすすめです。

ただこのような収れん化粧水には、やはり毛穴をその場で引き締めるためにアルコールが使用されていたり、そのことから肌が乾燥しやすくなってしまいます。

さらに引き締め効果も一時的であることから、毛穴が気になる箇所にだけ使用するようにしたり、毛穴や皮脂、汗が気になる季節だけ使用するようにする、

さらに乾燥がひどくなった場合には使用するのを中止しましょう。

また今では、引き締め成分も、アルコールなどではなく、ハマメリスエキスやアーティチョークエキスといった植物成分が使用されいているものもありますので、そのようなものもおすすめです。

●年齢肌が気になる場合には…

年齢とともに小じわやたるみ、くすみなどが気になってきた、でも朝のケアは変えたくないといった場合には、

夜の肌が作られる就寝前のケアとして、エイジングケア効果の高い美容液やクリームを加えてみるのもいいでしょう。

例えば、プラセンタやコラーゲン、コエンザイムQ10、幹細胞エキスやプロテオグリカンといった成分には、

肌のターンオーバーを促し、肌にハリを与えて、たるみを改善してくれる効果が期待できるようになっていますし、

レチノールといった成分には、肌内部のヒアルロン酸を増やしてシワを改善してくれる効果が期待できるようになっています。

さらに、ビタミンC誘導体やアルブチンといった成分には、くすみを改善して肌を明るくて持ってくれるといった効果が期待できるようになっていますので、このような成分が配合されいてる美容液やクリームなどもおすすめです。

●季節で肌の調子が悪くなる場合には…

なかには、季節によって肌の調子が変わるという方もいて、そのような方の場合、その季節だけ、朝と夜のケアを変えるようにすると改善させることができるかもしれません。

例えば、春先や初秋といった、季節の変わり目になると肌が敏感になりやすいといった方は、

その季節だけ、朝の洗顔をぬるま湯のみの洗顔にして、皮脂を落としすぎないようにするのもおすすめです。

そうすることでその皮脂によって日中の刺激からも肌が守られ、敏感な状態も落ち着かせることができます。

ただ、そんな皮脂が残った状態が長く続くと逆に肌荒れの原因になりますので、夜にはクレンジング、洗顔料できちんと落とすようにしましょう。

●秋~冬に肌が乾燥しすぎる場合…

他の季節にはそうでもないのに、秋から冬にかけて、肌の乾燥がひどくなってくるといった場合には、

やはり、朝の洗顔をぬるま湯洗顔にしてみたり、

また、乳液を使っていた方は、朝は乳液、夜はさらに油分の多いクリームにしてみたり、そこにさらに保湿力の高い美容液を加えたりと、

夜は徹底的に保湿できるケアに変えてみるのもいいですね。

7.まとめ

いかがでしたか?

毎日スキンケアで、朝と夜のケアの内容が同じという方も多いかもしれません。

でも、朝と夜のお肌の状態というのは全く同じではないのに、同じケアをしていても大丈夫かということです。

朝と夜でケア方法を変えているという方もいらっしゃいますし、変えた方がいいかもと思っていても面倒で結局同じになってしまうという方も多いかもしれません。

でも、例えば、同じケアを続けていても、肌にきちんと潤いが保てて、肌荒れも少なく、調子のいい状態が続いているのであれば、

朝と夜のケアが同じでも問題ないんですね。

でも一方で、同じケアを続けていて、何だか調子がいまいち、肌荒れもよくしたり、乾燥もしやすかったりといった場合、

そのケア自体が合っていないということもありますが、朝と夜のケアを変えることによって改善させることができることもあるんですね。

その方法も例えば、朝の洗顔を少し変えてみたり、夜の寝る前の保湿ケアを少し変えてみるといった簡単な方法でもよかったりして、

こちらでは、そんな変えた方がいい場合、そしてそれぞれに合わせたケアを変える方法などについてご紹介してみましたので、

ぜひ気になる方は取り入れられてみて、今よりももっと調子のいい肌、1日中美肌を保ちましょう!

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