ぷっくり、ふっくらの涙袋があるだけで可愛くて、キュートな印象、目元も華やかで、デカ目効果もあって、もともと涙袋がない方にとっては憧れでもあります。
でもそんな涙袋はメイクだけで簡単に作れるんですね。
そこで今回は、涙袋を作る簡単3ステップのメイク法に、メイクに使うおすすめのアイテム、
さらに涙袋をもっときれいに仕上げるコツや、逆にメイクで涙袋を描く時の失敗例などについてもご紹介してみたいと思います。
忙しい朝でも大丈夫、簡単メイクでぷっくり可愛い涙袋を作って、キュートな目元になりましょう!
1.用意するアイテムは?
涙袋を影を作るアイテムは?
涙袋の影を作るためのアイテムとしては、専用のものもありますが、別に専用のものを使わなくても、手持ちのメイクアイテムでも作ることができます。
例えば
・アイシャドウやペンシルアイライナー(影を作るためのアイテム)
・アイシャドウのハイライト(涙袋のぷっくりとした光沢を作るアイテム)
これだけでいいんですね。
そしてアイテムにより仕上がりも違うので、例えば、
・ブラウン系のアイシャドウがおすすめ
より自然な影をつくりたいといった場合には、ブラウン系のアイシャドウがいいでしょう。
ブラウンなので色味も自然で、濃くなりすぎず、パウダーなので、自然にぼかすことも簡単にできます。
・ペンシルタイプのアイブロウかペンシルアイライナー(明るめの色)がおすすめ
せっかく作った涙袋をできるだけ長持ちさせたい、その日、1日持たせたいといった場合には、ペンシルタイプのアイブロウかペンシルライナーがおすすめです。
パウダーのアイシャドウに比べて、アイブロウやアイライナーは肌への密着度が高く、汗や水、油に強いものも多いので、
それだけ落ちにくく、色が持ちやすいです。
ただカラーはブラックにしてしまうとはっきりとしてしまうので、明るめのブラウンがおすすめです。
・明るい色のリキッドライナーか二重用ライナーがおすすめ

もともと涙袋がない方は、パウダーのアイシャドウなどでは影が描きづらいこともあります。
そのような場合には、よりくっきりとしたラインを描くことができるリキッドライナーや二重用のライナーがおすすめです。
さっと乗せるだけでも簡単にくっきりとしたラインが描けるようになっていて、ラインを描いた後は自然にぼかすこともできたり、
そのラインを目安にして、さらにアイシャドウを重ねて、より自然な影を描くといった使い方もできます。
色は、ブラックではなく、肌に近い明るめのブラウンを使うようにしましょう。
●ぷっくりとした涙袋の感じを出すアイテムは?
・アイシャドウのハイライト(おすすめはライトブラウン)がおすすめ

涙袋のふっくらと膨らんでいる部分へ明るい色を乗せることで、よりぷっくりとした感じを出すことができ、
そのアイテムとしては、アイシャドウのハイライトがおすすめですね。
色も、真っ白だと明るくなりすぎて、いかにも涙袋を描いていますという風になるので、ライトブラウンのような、明るくなりすぎず、でも立体感も出せる色がおすすめです。
アイシャドウではなくて普通のハイライトを使ってもいいのですが、その時も、白くなりすぎないものを選ぶようにしましょう。
またラメ入りのものは光沢があって、一見ぷっくり感を出すのにもいいように思えますが、
やっぱりラメが多いとそれだけ描いていることがばれやすくなるので、より自然にするにはラメ控えめのものがおすすめですね。
2.3ステップの簡単涙袋の描き方
アイテムがそろったら、いよいよ実際に涙袋を描いていくのですが、描くとなると、朝は時間がないし、できるだけ簡単に、時短で、
でもきちんと描きたいものです。
こちらでは3ステップで涙袋を完成させる簡単な方法をご紹介してみたいと思います。
●ステップ1:涙袋の影を描く
まず、涙袋の影を描く位置としては、笑顔になった時や目を細めた時に目の下にふっくらとした盛り上がりができます。
その盛り上がりの下のラインが影の位置になります。

そのラインに、目頭から目尻にかけて、ラインを引いていきます。
アイシャドウで、さらにチップを使う場合には、チップの先の細い部分を使って、ラインが太くなり過ぎないように描いていくようにしましょう。
この時注意したいのが、影のラインを目頭の端から目尻の端まできちんと引いてしまうと、不自然になりやすいので、
ラインは、目頭と目尻、それぞれ、少し内側から内側まで引くようにするのがいいですね。
●ポイント
・目頭の少し内側から、目尻の少し内側まで影を描く
・アイシャドウの場合には、太くなりすぎないように注意する
ステップ2:綿棒でラインを自然にぼかす
影のラインが引けたら、そのままではやっぱりはっきりとしすぎているので、自然とぼかすようにしましょう。
特にペンシルタイプのライナーやリキッドライナーをお使いの場合には、線がはっきりとしすぎるので、
綿棒を使って、影のラインを優しくなでるようにして、ぼかすようにします。

この時、ぼかしすぎて影が太くなりすぎるとやっぱり変になるので、影が太くなりすぎないよう、時々、鏡を遠目から見るようにしたりして、自然にぼかすようにします。
綿棒でもいいのですが、何もつけていないアイシャドウチップやコシが堅めのアイシャドウブラシを使っても、より肌に優しいのでおすすめです。
●ポイント
・ぼかしすぎ、影が太くなりすぎないよう、自然にぼかす
・肌への刺激が気になる場合には、アイシャドウチップやコシが堅めのアイシャドウブラシを使うのもOK
ステップ3:ハイライトを入れて、ぷっくりさせる
影ができたら、今度は涙袋のぷっくり感を出すためにハイライトを入れていきます。
ハイライトも、目尻から目の中央、目の中央から目尻にかけて入れていくようにします。

この時、下まぶたから影の部分まで埋めるように、全体的にハイライトを入れてしまいがちですが、
これだとやっぱり白くなりすぎて、いかにも涙袋を作っていることがわかりやすくなるので、
ハイライトは、下まぶたの際から一番盛り上がっている部分までを中心に、下まぶたから影の部分の上半分くらいに入れるようにするのがいいでしょう。
そうすることで、上から光が当たって、それが反射して涙袋が明るくなっているように見えて、より自然な立体感や光沢感を出すことができます。
そして最後に指で優しく、自然になじませてあげるのも良いでしょう。
ハイライトも、ライトブラウンのような自然な色のものでも、やっぱり塗りすぎると不自然になるので、自然な明るさになるように入れるようにしましょう。
●ポイント
・全体にハイライトを入れるのではなく、下まぶたの際から一番盛り上がっている、
涙袋の上半分くらいに自然に入れる(上からの光で反射しているイメージで)
・ハイライトは白くなりすぎないよう、塗りすぎにも注意
3.さらに涙袋を上手く作るコツ
涙袋はこのように3ステップで簡単に描くことができるんですが、もう少し丁寧に仕上げることで、さらに上手く、きれいに描くことができます。
そのために、例えば、
●コンシーラーでくまを消しておく

目元にくまやくすみがある場合、そこへ直接涙袋を描いてしまうと、そのくまを強調してしまうことにもなり、余計に目元のくすみが目立ってしまうこともあります。
ですので、目元にくまやくすみがある方は涙袋を描く前に、コンシーラーなどでしっかりとカバーして、目元を明るくしておきましょう。
そうすることでさらにきれいな涙袋も描くことができます。
●パウダーでサラサラにしておく

特に、目元というのは皮膚が薄く、乾燥しやすいので、目元に美容液やクリームをたっぷりと塗って保湿する方も多くて、
それ自体は悪くはないことですが、涙袋を描く前には注意が必要です。
そんな保湿成分の水分や油分が残った状態だとどうしても落ちやすくなってしまったり、描く時も描きづらく、にじみやすくなるので、
涙袋を描く前にはその部分をサラサラの状態にしておくのがおすすめです。
とはいえ保湿を全くしないのもいけないので、スキンケアはきちんとして、下地、ファンデーションを塗った後に、フェイスパウダーをつけてサラサラの状態にしておきましょう。
そうすることで持ちもよくなりますし、仕上がりもきれいになるんですね。
●影はペンシルアイライナーかアイブロウペンシルで作る
涙袋の影の部分はアイシャドウで描いてもいいんですが、アイシャドウだとどうしてもパウダーが密着せずに落ちやすくなってしまいます。
少しでもきれいな状態を長持ちさせたい場合には、影はペンシルアイライナーかアイブロウペンシルで描くのがおすすめです。
アイシャドウに比べて肌にしっかりと密着して、持ちもよく、発色もはっきりとしていて、きれいに仕上がります。
ただこの時、ブラックやダークブラウンといったはっきりとした色を選んでしまうと、不自然になるので、明るめのブラウンなどで自然な影を作るようにしましょう。
4.これだけはNG!涙袋の失敗例
このように涙袋は3ステップのメイクで簡単に作ることができますし、さらにもう一工夫加えるだけでもっときれいな涙袋を作ることができるんですね。
でも一歩間違えると、かなり不自然になってしまったり、簡単に変になりやすく、失敗してしまうことも多いんですね。
そんな涙袋の典型的な失敗例、気を付けたいこととしては、
例えば、
元々、涙袋が太目という方の場合、そのラインに沿って描くのは問題ないのですが、
涙袋がない方で、ゼロからメイクで作る場合には、涙袋を大きくしようと、ついつい幅を太くしすぎてしまうケースも多いです。
幅が大きいと確かにそれだけ涙袋が大きいように見えますが、幅が大きすぎるとかなり不自然ですし、
目の下のたるみに見えてしまうこともあります。
ですから、涙袋の幅は広くしすぎないようにし、どれくらいの幅で描いたらいいかわからない時には、
目の縦幅の半分くらいの太さを目安にされるといいでしょう。
特に涙袋を描きなれていないうちは、影のラインをくっきり、はっきりと描きすぎたり、自然な感じにしようと影を太くして、ぼかしすぎる方もいます。
やっぱりラインがはっきりとしすぎていると不自然ですし、いかにも描いていることがわかりやすくなってしまいます。
そして、ぼかしすぎて影を太くしすぎるのもやっぱり変で、下手をすれば目の下のくまやくすみに見えてしまうこともあります。
ですから影のラインを描いたら、ライン部分は綿棒などで適度にぼかし、色も明るめの色を選んで、より自然に仕上げるようにしましょう。
ハイライトを塗りすぎたり、明るすぎるのも涙袋の失敗としては多い例ですね。
確かに、ハイライトを明るくすることで華やかさも出て、そんなメイク法もありますし、パーティーや特別なイベントなど、多少メイクが濃くてもいいようなシーンなら映えるのですが、
やっぱり、普段の涙袋メイクでは不自然になってしまいます。
ハイライトは、一般的にTゾーンや顔に立体感を出すベースメイクのハイライトと同じ白いものを選ぶのではなく、
肌よりも少し明るめのライトブラウンを選ぶのがおすすめです。アイシャドウのハイライトなら明るくなりすぎずにおすすめですね。
ラメがあるだけでキラキラして、目元が華やかになったり、明るくなるのですが、やっぱりラメが強すぎるのも不自然です。
より自然で、ばれにくい涙袋を描くためにはラメも控えめにした方がいいでしょう。
ハイライトはマット目なものを選ぶようにしたり、ラメが入っていても、粒子の細かいものを選ぶとより自然で立体的な涙袋を作ることができますね。
5.まとめ
いかがでしたか?
ぷっくりとした涙袋があるだけで、顔全体の印象もガラッと変わって、可愛らしく、女性らしくてキュートな印象にもなれるんですね。
目元もはっきりとしますし、デカ目の効果もあったりもします。
そんな涙袋は元々ある方もいるのですが、ない方もいて、ない方の場合、涙袋に憧れたりもします。
でもこの涙袋はメイクでもゼロから作ることができるんですね。
それも、3ステップでとても簡単に作ることができて、忙しい朝でも簡単に描くことができるので、そんなに簡単なのに目元の印象を格段にアップさせることができるんですね。
こちらではそんな涙袋を作る簡単メイク法に、描く時のおすすめアイテム、さらに上手く描きこなすコツや、逆に涙袋が変になってしまう失敗例についてもご紹介してみましたので、
ぜひ参考になさって、簡単手軽に可愛い、ぷっくりとした涙袋を描いてみましょう!
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