くすみ、ニキビにいいピーリング、本当に効果がある?肌への刺激は?

 

ピーリングとは酸などの成分によって古い角質をケアし、肌の代謝や再生を促すケアのことです。

またその効果により、くすみやニキビ跡、ターンオーバーの乱れなどの改善にいいと人気の高いケア法でもあります。

その一方で肌への刺激やその効果の是非なども色々といわれるところでもあり、

そこで今回はそんなピーリングには実際にどのような効果が期待できるのか、また、そのピーリングの種類や使用方法、刺激性などについても詳しくご紹介しいます。

1.ピーリングとは?

古い角質を取り除くケア、施術

ピーリングというのは、肌の施術の一種で、肌の表面の古い角質を取り除いて肌のターンオーバーを整えるケア、施術のことです。

通常、古い角質というのは、ターンオーバーを繰り返すごとに肌の表面へと押し上げられ、自然と剥がれ落ちていくようになっているのですが、

ターンオーバーの乱れや誤ったケア、加齢などによって、自然に剥がれ落ちにくくなることがあり、そのまま蓄積されてしまうことがあります。

そのような場合に、ピーリングは有効とされています。

2.ピーリングの種類は?

ピーリングの種類としては、

●薬剤を用いて行うピーリング
・ケミカルピーリング など
●物理的に行うピーリング
・レーザーピーリング
・ダイヤモンドピーリング
・クリスタルピーリング など

といったものがあります。

3.薬剤を用いて行うピーリング

ピーリングジェルを使用する女性

薬剤を用いて行うピーリングは、肌へと薬剤を塗布することによって、古い角質の原因となる、角質層に付着した角化細胞や毛穴の皮脂などを溶かして、はがれやすくするというものです。

また現在、そのような薬剤を用いて行うピーリングの主流となっているのが、ケミカルピーリングと呼ばれるものであり、

これは、AHA(フルーツ酸)やBHA(β-ヒドロキシ酸)などの「酸」を用いてピーリングを行うものです。

4.物理的に行うピーリング

レーザーピーリングの施術の様子

物理的に行うピーリングは、その名の通り、肌へと何らかの物理的な作用や力を加えることによって古い角質を取り除くピーリングのことです。

例えばそれには、レーザーを照射して行う「レーザーピーリング」や、

ダイヤモンドを微粒子状に細かくし、それを肌の上ですべらせながら、古い角質を削り取っていく「ダイヤモンドピーリング」

酸化アルミニウムと呼ばれる物質を粉末状にし、それを肌へと吹き付けることによって古い角質を取り除くことができる「クリスタルピーリング」などがあります。

※この酸化アルミニウムは歯医者さんの銀歯などにも用いられる物質だそうです。

5.ピーリングで得られる効果とは

ピーリングで得られる効果としては、

・古い角質を除去できる
・肌のターンオーバー、再生が促される
・くすみが取れ、透明感が生まれる
・シミやそばかす改善
・ニキビ跡改善
・毛穴改善

といったことが考えられます。

古い角質を除去できる

古い角質は、通常の肌の状態ですと、普通に剥がれ落ちてくれるものなのですが、肌の生まれ変わり、ターンオーバーが遅かったり、乱れてしまっていると、

なかなか剥がれ落ちてくれなくなり、通常の洗顔では落としにくくなってしまったりします。

そのような場合に、ピーリングを行うことによって、毎日のケアでは落とせない古い角質を効果的の取り除くことができます。

肌のターンオーバー、再生が促される

古い角質はそのようなターンオーバーをさらに邪魔するものであり、肌表面に古い角質が蓄積し、「角質肥厚」と呼ばれる状態になってしまうと、

さらに押し上げる力が弱くなり、ターンオーバーを遅らせたり、肌サイクルを乱す原因にもなってしまいます。

そんな古い角質が取り除かれることで、自然とターンオーバーも促され、肌本来の生まれ変わり、新陳代謝、肌の再生能力も高めることができるようになります。

くすみが取れ、透明感が生まれる

明るく、透明感に満ちた素肌

古い角質はまた、肌をくすませたり、肌の色素沈着のもとになってしまうものであり、角質の除去は、肌のくすみを取り除き、色素沈着の改善にも効果的となっています。

さらに、ターンオーバーが促されることにより、より肌の透明感を高めることにつなげられるようになります。

シミやそばかすが改善される

ピーリングによって、ターンオーバーが整えられることにより、古い角質を剥がれ落ちやすくなるのはもちろん、

肌内部のメラニン色素にも働きかけ、メラニン色素をどんどんと肌の表面へと押し上げ、排出を促すことにもつなげられます。

その結果として、シミやそばかすを改善したり、予防するといった効果も期待できるようになります。

ニキビ跡、クレーターの改善

ニキビ跡や凹凸が改善された肌

肌のターンオーバーが促されることによって、新しい肌細胞の生成、さらには、肌の修復能力を高めることにもつなげられます。

そのことによって、肌のハリや弾力を高めることができたり、傷ついた肌細胞の修復が促されるといった効果が期待でき、

ニキビ跡や凹凸、クレーターなどの改善にも効果が期待できるようになります。

毛穴の改善

ピーリングは古い角質の除去に効果的なことはもちろん、毛穴の皮脂や黒ずみ、詰まりなどの除去も行うことができるようになっていますので、

毛穴の汚れを溶かして、取り除き、毛穴を引き締めて、目立たなく整えてくれるといった効果も期待できるようになるでしょう。

6.他にもこんな効果が!

・ハリや弾力

・ニキビの予防

・化粧水の浸透力アップ

といった効果も期待できるようになっていて、

ピーリングによりターンオーバーが促され、新たな若々しい肌細胞がどんどんと育つことによって、

ハリや弾力を生み出してくれたり、

また、毛穴を常に清潔に保つことができるようになり、ニキビを防ぐといった効果もあります。

★化粧水や美容液の浸透を高める

さらに、古い角質が溜まることで化粧水や美容液の浸透が妨げられることがあり、そんな肌の状態も改善されますので、

より化粧水や美容液の浸透しやすい、スキンケアの効果の出やすい肌にも整えられるんですね。

7.クリニックでのピーリングとホームピーリング

エステサロンの内観

ピーリングは現在、病院や医院などのクリニック、エステティックサロンでも広く行われていますし、

自宅でできるホームピーリングもあります。

クリニックでのピーリングは?

例えば、レーザーピーリングやダイヤモンドピーリング、クリスタルピーリングなどはクリニックでしか行うことができないようになっています。

ケミカルピーリングについても、使用する薬剤、ピーリング剤の濃度に規定があり、

例えば、皮膚科などのクリニックで使用されるピーリング剤は…PHが1~2程度、酸の濃度が10%~30%以上、

エステティックサロンでは…PHが2~3程度、酸の濃度は10%以下、

ホームピーリングで使用できる市販のピーリング剤は…PH3が以上、酸の濃度は10%以下となっているようです。

このようなことから、クリニックでは濃度の高いピーリング剤が使用され、その分、効果が高く、1度の施術、あるいは、数度の施術で効果が得られるものが多く、

また一方で、ホームピーリングでは、効果は低いものの、肌への刺激も少なく、継続的に行うことで効果が得られるものが多くなっているようです。

8.ケミカルピーリングに使われる成分は?

ピーリングに使用される成分としては、

・AHA
・BHA

などが挙げられます。

AHA

AHAというのは、「アルファヒドロキシ酸」と呼ばれるもので、比較的肌への刺激が低いものでもあり、今では多くのピーリング剤に使用されています。

AHAが抽出できる果物

また、フルーツにも多く含まれる成分でもあり、

ピーリング関連の商品にもこのようなフルーツから抽出された成分が多く使用されていることから、

「フルーツ酸」と呼ばれることもあります。

具体的には、乳酸やグリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、シトラス酸、酒石酸などがあります。

BHA

BHAというのは、「ベータヒドロキシ酸」と呼ばれるもので、肌への浸透力が高く、また刺激の強いものも多いことからクリニックで使用されるものに配合されていることが多くなっています。

具体的には、サリチル酸エタノールやサリチル酸マグロゴールといったものがあり、市販されているものに配合されている場合には、濃度が低くなっています。

8.自宅でできるピーリングって?

自宅で行うことができるピーリングには、

・石けんや洗顔料タイプ
・ジェルタイプ(ゴマージュ)
・スクラブタイプ
・拭き取りタイプ
・美容液タイプ
・クリームタイプ
・ピーリング美顔器

といったものがあるんですね。

石けんや洗顔料タイプ

ピーリング石けん
(ピーリング石けんの例)

石けんや洗顔料にピーリング成分が配合されているもので、通常の石けんや洗顔料と同じように、泡立てて洗顔するだけで、

通常の洗顔では落とすことの難しい古い角質やこわばった角質を無理なく落とすことができるようになっています。

ジェルタイプ(ゴマージュ)

ピーリングジェル
(ピーリングジェルの例)

ゴマージュと呼ばれるもので、ジェルを肌に乗せて、くるくるとマッサージするようになじませたり、

またなかには、肌に乗せておくだけでいいものもあり、

その後は洗い流すようになっています。

ポロポロと角質が取れている様子

マッサージするタイプのものは、なじませていくうちに、そのジェルが塊のようになって、

ポロポロと落ちてくれるようになっているものも多く、

余分な角質がきちんと落とせているという実感が使っていてわかるようになっているんですね。

スクラブタイプ

ピーリングスクラブ
(ピーリングスクラブの例)

粒子の小さなスクラブが配合されているタイプのもので、そのほとんどが洗顔タイプのものとなっています。

スクラブも、こんにゃくや塩が配合されたものなどさまざまなものがあります。

そしてそのようなスクラブによって古い角質を剥がし落としたり、毛穴の奥の皮脂汚れをかき出すといった効果も得られるようになっています。

拭き取りタイプ

拭き取りタイプのピーリング化粧水
(拭き取りタイプのピーリング化粧水の例)

拭き取りタイプのものは、化粧水タイプのものがほとんどで、コットンなどにしみこませて、肌へと汚れを拭き取るようにすべらせることによって、

配合されている酸が古い角質を溶かして落とすことができるようになっています。

美容液タイプ

美容液タイプのピーリング用品
(美容液タイプのピーリング用品の例)

通常の美容液のように肌に優しくなじませて使用するタイプのものです。

AHAなどのフルーツ酸が配合されているものが多く、古い角質を柔らかくして、落としやすくしてくれるようになっています。

またこちらには、洗い流すタイプのものもあるのですが、普通の美容液のように塗るだけでケアができるものも多くあり、手軽に使用できるものとなっています。

クリームタイプ

クリームタイプのピーリング用品
(クリームタイプのピーリング用品の例)

ジェルタイプのクリーム版といった感じのもので、クリームを肌へと優しくなじませて、マッサージすることによって、古い角質を落とすことができるようになっています。

洗い流すタイプ、洗い流さないで放置できるタイプのものもあります。

ピーリング美顔器

ピーリング美顔器
(ピーリング美顔器の例)

スチームや超音波を用いることにより、その水圧や振動によって、古い角質や毛穴の奥の汚れ、皮脂も簡単に落とすことができるようになっている美顔器となっています。

薬剤を使用することなく利用できるものが多く、自宅で簡単手軽に、エステ並みの効果が得られるものも多くなっているために近年人気の高いものでもあります。

10.肌に刺激のあるピーリング

・BHA配合のもの
・スクラブタイプのもの
・拭き取るタイプのもの
・クリニックでのピーリング

BHA配合のもの

BHAは、油に溶ける油溶性となっており、そのために、肌内部の角質層にまで浸透しやすく、効果が高いものとなっています。

しかし、その分肌への刺激が強いものでもあります。

日本国内では、化粧品に配合することができる濃度についても、0.2%までという規定もあるほどで、市販されているものにはそれほど多く使用されているものではないので、神経質になる必要はないかもしれませんが、

肌があまり強くないといった方は注意されるといいかもしれません。

スクラブタイプのもの

配合されているスクラブが肌への刺激となることも多く、洗顔後は肌が赤くなったり、色素沈着の原因になることもありますので、注意が必要です。

拭き取るタイプのもの

拭き取る際にその摩擦が肌への刺激になることが多く、やはり注意が必要なピーリング法です。

その摩擦によって肌のきめが乱れたり、色素沈着を起こし、黒ずみやシミの原因になってしまうこともあります。

クリニックでのピーリング

クリニックでのピーリングは、非常に効果が高く、目に見えて効果が現れる一方で、使用されるピーリング剤は刺激の強いものが多く、

また、物理的な刺激のある施術法も多くあります。

そのために、クリニックでの施術を受ける際には、あらかじめ十分なカウンセリングが行われているところ、
できれば熟練の腕がいい皮膚科医が常駐しているクリニックを選らばれるのがいいですね。

11.肌に優しいピーリング

・AHA配合のもの
・ジェルタイプのもの
・美容液タイプのもの
・石けんタイプのもの

AHA配合のもの

AHAは、BHAと比較しても刺激が低く、そのために、市販されているピーリング化粧品にも広く使用されています。

皮膚への作用も、皮膚の表面の浅い部分にのみ働きかけるようになっているために、安心して使用することができるものが多くなっています。

ジェルタイプのもの

使用する際にも、そんなジェルが肌と指との間のクッションになって、直接肌をこすることなく、刺激も少なく使用することができるようになっています。

ジェルの肌への優しさを実感する女性

市販されているものも、このジェルタイプのものが多く、配合されている成分も、フルーツ由来の低刺激なAHAが配合されているものが多くなっています。

美容液タイプのもの

普通の美容液のように塗るだけでいいものが多く、コットンにしみこませて拭くタイプのものもありますが、優しく拭くだけでいいので、刺激も少なく使用することができるようになっています。

その使い心地もマイルドなものが多く、使用している際にもピリピリといった刺激がなく使用することができるものが多くなっているのも美容液の特徴です。

クリームタイプのもの

ジェルタイプと同様に、肌に摩擦を与えることなく使用することができるようになっています。

テクスチャも柔らかく、優しいものが多くなっていますので、比較的安心して使用を続けられるようになっています。

石けんタイプのもの

ピーリング石けんにはさまざまなものがありますが、刺激が少なく、マイルドな使用感を実現してくれているものも多くあります。

泡立てて普通に洗顔するだけなので、通常の洗顔石けんのように手軽に使用することができるようになっています。

洗顔後の女性

ピーリング美顔器

ピーリング剤を使用する必要がなく、スチームや超音波により古い角質、毛穴汚れも除去できることから、比較的刺激が少なく、

薬剤による肌への刺激が気になる方も安心して使うことができるでしょう。

●保湿成分配合や自然由来成分のみでできたものも

他にもピーリング化粧品の中には、保湿成分が配合されているものや、フルーツエキスやハチミツといった自然由来成分のみでできているもの、

また、余分な界面活性剤や香料、着色料などが一切無添加のものなどもありますので、そういったものもおすすめです。

12.おすすめできる人とおすすめできない人

おすすめできる人は?

・普通肌の人
・くすみが気になる人
・ニキビ跡や凹凸、クレーターのある人
・毛穴が気になる人

例えば普通肌の方で、外部刺激などに比較的強く、反応しにくいといった方や、乾燥しにくいといった方、

また、くすみやニキビ跡、凹凸、毛穴の開きなどが気になる方、

シミやそばかす、肌のゴワつき、ハリ不足などが気になるといった方にも効果的でしょう。

おすすめできない人は?

・敏感肌の人、肌の弱い人
・アトピーの人
・ケガや傷のある人
・日焼け後
・生理中、生理前

どんなに低刺激なピーリング剤といっても、多少の刺激はあることから、敏感肌の方やアトピーの方、刺激に弱い方、かぶれやすい方、

また、傷や怪我のある方、日焼け後の素肌や、生理前、生理中の方も肌が敏感な状態ですのでおすすめできません。

13.ピーリング、これだけは気をつけたい

実際にピーリングを行う際には、、

■頻繁に行わない(多くても週1,2回のペースで)

■肌の調子が悪い時は中止する

■赤みやはれ、かぶれなどが生じた場合には、すぐに中止し、皮膚科で受診する

といったことに注意して行われることをおすすめします。

14.まとめ

ピーリングは、毎日の洗顔やスキンケアだけでは落としきることができない古い角質、そんな古い角質を簡単に取ることができ、

そのことでくすみが改善されたり、肌に透明感が出たり、ターンオーバーがよくなったり、

他にも、ニキビやニキビ跡の改善、毛穴の黒ずみの改善に、シミやそばかすに悩まれている方にも本当に効果的なんですね。

でもその分、肌への刺激もあったり、肌を薄くしてしまったり、デメリットな部分もあるのが本当のところで、

実際に行う際には、そんなメリット、デメリットをきちんと理解した上で、まずは低刺激なものから、焦らずに、肌の状態をじっくりと見ながら、最適な方法で行う必要があるようですね。

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