日焼け止めの種類に選び方、正しい塗り方、塗り直し方も徹底解説、絶対に焼きたくない人必見です!

日焼け止めは身近なアイテムだけど、意外とその正しい塗り方や選び方は知らないもので、何となくで塗ってしまっている方も多いかもしれません。でもそれは実は結構危険で、塗っていても、知らないうちに日焼けをしてしまっていることもあります。

今回はそんな日焼け止めについて、その種類から正しい選び方、顔、体別の正しい塗り方などについても詳しくご紹介してみたいと思います。

ぜひ参考になさって、今年こそは絶対に焼かない、シミ一つない透明肌を目指しましょう!

1.日焼け止め選びに必須のSPF PAとは?

SPF、PAが表記された日焼け止めのパッケージ

SPFというのは…「サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)」の略であり、

紫外線、その中でも特に、紫外線B波(UV-B)が肌に当たりはじめてから、

実際に日焼けを起こすまでの時間をどれくらい遅らせることができるかを数値化したものです。

一般的には、何も肌につけていない場合、紫外線が当たってから、15~20分程度で日焼けが起こるとされていて、

例えば、SPF30のものであれば、その日焼けが起こるまでの時間を30倍に伸ばすことができるようになっています。

つまり、15分で日焼けを起こすという方であれば…

15分×30=450分(7.5時間)

20分で日焼けを起こすという方であれば…

20分×30=600分(10時間)

の間は日焼けを防ぐことができるということになります。

また今では、SPFは最大で50+のものまでがありますが、その数値が高いほど、紫外線B波に対する防止効果も高いということになります。

PAというのは…「プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)」の略であり、

紫外線の中でも、主に紫外線A波(UVA)への防御効果の高さを示すものです。

紫外線B波(UVB)が、肌の炎症を起こし、その後、肌の黒化を引き起こして、シミやそばかすの原因になるものであるのに対し、

紫外線A波(UVA)は、肌の黒化を起こすとともに、UVBと比べてもその波長が長いため、肌の深部の真皮層に届いて、ダメージを与えるという特性があります。

そのため、真皮でコラーゲンやエラスチンを生み出す線維芽細胞を傷つけたり、

肌の弾力を失わせ、たるみやしわの原因になってしまうこともあります。

また、そんなUVAを防御する効果の高さを表すPAは、今では、+、++、+++、++++の4段階があり、

その+の数が多いほど、UVAに対する防御効果が高いということになります。

2.SPF、PAはどう選ぶ?

日焼け止め選びに迷う女性

今では、SPFやPAの値、段階も、SPF10程度、PA+程度のものから、

最高のもので、SPF50、PA++++という、強力なものもあり、実際に選ぶ際には、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。

一見、SPF値が高い方がしっかりと紫外線を防いでくれるのでいいように思えますが、

その一方で、そのような強力な紫外線カット効果のあるものはおおむね肌への刺激も強いものとなっています。

また、日常生活程度の紫外線量であれば、そのような強力なUV効果は必要ないともされています。

そして、選ぶ際の目安としては、例えば、

●近所までの買い物や軽いウォーキングなど、日常生活程度…

FPS10~20、PA+~PA++

●屋外での軽いスポーツやレジャー、お出かけ、仕事柄、外出することが多いなど…

FPS20~30、PA++~PA+++

●真夏の屋外での軽いスポーツやレジャー、長時間のお出かけなど…

FPS30~50+、PA++~PA++++

●炎天下でのスポーツやレジャー、海やプールなどでのレジャー、マリンスポーツなど…

FPS40~50+、PA+++~PA++++

といった数値を目安にされるといいでしょう。

3.日焼け止めの種類

日焼け止めの種類やタイプにも色々なものがあって、それも迷われてしまうかもしれません。

例えば、その種類と特徴、それぞれのメリット、デメリットについてもご紹介してみましょう。

●クリームタイプ

日焼け止めクリーム
(出典:MUNOAGE ミューノアージュ スキンププロテクトUV)

クリームタイプの日焼け止めは、最も一般的で、多く提供されているタイプの日焼け止めとなっています。

最も保湿性が高く、紫外線や日焼け止め成分による肌の乾燥も防ぐことができる日焼け止めとなっていて、

また、防水性も高く、汗や水に流れにくいので、他のタイプと比べて、効果も持続しやすくなっています。

そのため、塗り直しがあまりできない、長時間外にいることが多いといった場合にも適した日焼け止めといえます。

一方で、油分が多く、密着性も高い分、落としにくくなっていて、クレンジングをしっかりとする必要があるといったデメリットもあります。

【メリット】

・保湿力が高い
・防水性も高く、汗や水にも強い
・持続効果があるので、塗り直しがあまりできない、長時間外にいることが多いといった場合にも適している

【デメリット】

・伸びがあまりよくない
・白浮きしやすい
・油分が多いのでニキビや肌荒れにつながりやすい
・油分が多く、密着性も高い分、落としにくい
・しっかりとクレンジングをする必要がある

●ミルク、乳液タイプ

日焼け止め乳液(ミルク)

ミルク、乳液タイプは、乳液のようにするすると肌に塗ることができる日焼け止めです。

こちらのタイプも保湿性が高く、肌の乾燥を防いでくれるようになっており、

テクスチャも柔らかく、肌なじみもいいことから、広範囲にも簡単に伸ばすことができるようになっていて、使用感がいいものが多くなっています。

低刺激なものも多くなっていることから、敏感肌や肌の弱い方も使用することができるようになっています。

一方で、白浮きしやすく、油分も多いことからべたつきやすく、また、ニキビや肌荒れを起こしてしまうこともあるといったデメリットもあります。

【メリット】

・保湿性が高い
・テクスチャも柔らかく、肌なじみもいいので、広範囲にも簡単に塗ることができる
・汗や水にも強く、落ちにくく、持ちもいい
・低刺激なものも多く、敏感肌の方も使える

【デメリット】

・べたつきやすい
・白浮きしやすい
・油分が多いことから、ニキビや肌荒れを起こすこともある

●ローションタイプ

日焼け止めローション
(出典:無印良品 日焼け止めローション)

ローションタイプは、化粧水のような感覚で使うことができる日焼け止めとなっていて、

日焼け止めの中でも、最も肌に優しいといえる日焼け止めです。

スキンケア感覚で使用することができるようになっており、美容成分が配合されているものも多くあります。

ただ、SPF、PAともに低いものが多く、他のタイプの日焼け止めと比べても紫外線防止効果が低いものが多くなっています。

また、汗や水にも流れやすくなっているため、

どちらかというと、日常生活でさっと手軽に使いたい、肌にあまり負担をかけたくない、でもある程度は紫外線を防ぎたいといった場合に適したタイプといえます。

【メリット】

・スキンケア感覚で日焼け止めが塗れる
・低刺激なものが多い
・みずみずしく、軽い付け心地で、使いやすい

【デメリット】

・SPF、PAともに低いものが多く、他のタイプに比べて紫外線防止効果が低いものが多い
・汗や水に弱く、落ちやすい
・頻繁に塗り直す必要がある

●ジェルタイプ

日焼け止めジェル
(出典:KOSE(コーセー)日焼け止めジェル)

ジェルタイプは、透明でみずみずしいテクスチャで、サラッと塗ることができるタイプの日焼け止めです。

伸びもよくて、塗った後はべたつかないので使用感もよくなっています。

付け心地も軽くなっているので、圧迫感もなく、

油分も少ないので、ニキビができている場合やニキビができやすい方でも使用することができるようになっています。

ただ、肌への刺激が強い成分が使われているものもあり、敏感肌の場合には注意が必要で、

クリームや乳液タイプと比べても保湿力が低くなっているので、乾燥肌も注意が必要なタイプといえます。

【メリット】

・伸びがよく、塗りやすい
・塗った後はサラッとして、べたつかない
・付け心地も軽く、圧迫感がない
・油分も少なく、ニキビができていたり、ニキビができやすい方も使用できる

【デメリット】

・刺激が強い成分が使われているものがある
・刺激が強めなので、敏感肌の方は注意が必要
・クリームや乳液タイプと比べて、保湿力が低く、乾燥肌の方も注意が必要

●スプレータイプ

日焼け止めスプレー
(出典:ANESSA(アネッサ)日焼け止めスプレー)

最近では、スプレータイプの日焼け止めも増えていて、さっとスプレーするだけで日焼け止め、紫外線対策ができるとして人気の高いアイテムとなっています。

背中などの手の届かない部分にも簡単に日焼け止めを塗ることができるようになっていて、

スプレーするだけなので手を汚す必要もありません。

簡単に使用することができるので、忙しい朝でも、また外出先でもさっと使うことができるようになっていて、

今では、頭や髪にも使用することができるものもあり、まさに全身の紫外線対策ができるようになっているのもこのタイプの特徴といえます。

ただ、スプレーなので、使用する際に、周囲や不必要な箇所にまで付いてしまうことがあったり、

塗りムラができやすいといったデメリットもあります。

【メリット】

・スプレーするだけで簡単に使える
・背中などの手の届かない部分にも簡単に塗布できる
・手が汚れない
・髪や頭、足首にも使用できるものもあり、
全身の日焼け止め対策がこれだけでできる

【デメリット】

・ムラができやすい
・スプレーする時に、周囲や不必要な箇所にまで付いてしまうことが多い

●パウダータイプ

日焼け止めパウダー
(出典:ORBIS(オルビス)日焼け止めパウダー)

パウダータイプは、メイクのフィニッシュパウダーのように使用することができる日焼け止めです。

他のタイプの日焼け止めは、顔に使用する場合、基本的には化粧下地やメイクの前に使用するようになっているのに対し、

このパウダータイプはメイクの上からでも使用することができるようになっています。

そのため、朝のメイクの後に、さっと簡単に塗ることができるようになっていて、

日中の塗り直しも、他のどのタイプよりも簡単に塗り直すことができるようになっています。

肌にも優しく、落としやすいので、クレンジングも楽で、敏感肌の方やお子様にも向いているタイプでもあります。

ただ、保湿力はあまりなく、また、汗や水に落ちやすいので、こまめに塗り直す必要があるといったデメリットもあります。

【メリット】

・メイクの上から使うことができる
・さっとはたくだけで日焼け止めできる
・他のどのタイプよりも簡単に塗り直しできる
・肌に非常に優しい
・落としやすく、クレンジングも簡単

【デメリット】

・汗や水に弱く、こまめに塗り直す必要がある
・保湿力があまりないので、塗る前にしっかりと保湿しておく必要がある

4.顔への正しい塗り方

では、日焼け止めはどのように塗っていけばいいのでしょうか。

その正しい手順としては、

1.日焼け止めを塗る前に、まずは、化粧水や乳液で肌を整えてあげましょう。

化粧水や乳液で肌を潤わせ、なめらかな状態にしておくことで、日焼け止めも均一に塗り広げやすく、

また、日焼け止めの成分による肌の乾燥も防ぐことができます。

2.化粧水や乳液で肌を整えたら、日焼け止めを適量(クリームタイプならパール粒1個分くらい、乳液やジェルタイプなら、1円玉~10円玉大くらい)手にとって、

・両ほほ
・額
・鼻
・あご

の5箇所に乗せます。

3.指全体を使って、両ほほの面積の広い部分から、内側から外側へと優しく塗り広げます。

日焼け止めを塗布する女性

塗り広げる時には、大きく手を動かしながら伸ばすようにすると、均一に塗り広げやすくなります

4.その後も、額、鼻筋、あごと、内側から外側へと顔全体に塗り広げます。

・額は、額の中心から生え際へ

・鼻筋なら上から下へ

・あごなら、あごの中心部からフェイスラインへと塗るようにします。

5.特に、塗り忘れやすい、額の髪の生え際、フェイスライン、小鼻のあたり、耳や耳の裏もしっかりと塗るようにしましょう。

目元も塗るようにするのですが、デリケートな箇所でもありますので、

特に優しい力で、できれば、力の入りにくい薬指を使って、目頭から目尻へと優しく塗るようにします

6.1度塗りでもいいのですが、同量を手にとって、さらに重ねづけされるとより効果的でしょう。

7.体への正しい塗り方

半袖やノースリーブ、スカート、デコルテのあいた服を着ている場合、また、水着でのレジャーの場合には、体にも必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。

体に塗る場合には、

1.腕、足に塗る時には、容器から直接、日焼け止めをすーっと線状に出すようにします。

日焼け止めを腕に塗る様子

そして、くるくると円を描くようにして、優しく均一に塗り広げるようにします。

この時、塗りムラができてしまうと、薄い部分だけ焼けやすくなってしまいますので、

日焼け止めはたっぷり目に付けるようにして、しっかりと塗るようにしましょう

2.デコルテの部分も、鎖骨のラインに合わせて、横に線状に日焼け止めを出し、

同じように、くるくると円を描くように均一にしっかりと塗り広げます。

やはり塗りムラができないように、均一に塗るようにしましょう。

3.首も、やはり上下に線状に日焼け止めを出して、指全体を使って、全体に塗り広げるようにします。

首の後ろなどは塗り忘れやすいので、きっちりと塗るようにしましょう。

5.日焼け止めを正しく塗るポイント

より正しく日焼け止めを塗るためには、さらに抑えておきたいいくつかのポイントがあり、それを知っておくだけでも、より効果的に日焼け止めを活用することができます。

そのポイントとして、例えば、

●顔の場合には、化粧水、乳液で保湿をしてから塗る

化粧水で肌を整える女性

日焼け止めを顔に塗る場合には、洗顔後、いきなり塗るのではなく、まずは化粧水や乳液で肌を整えてから塗るようにしましょう。

洗顔後の肌にいきなり塗ってしまうと、肌が乾燥していると、それだけで日焼け止めがなじみにくくなりますし、塗りムラもできやすくなります。

逆に、化粧水や乳液で保湿した肌は、肌表面もなめらかになり、日焼け止めもなじみやすく、塗り広げやすくなります。

特に、乳液などの油分を含む化粧品を先につけることで、その油分で肌がカバーされるようになり、日焼け止めの成分の刺激から肌を保護してくれるメリットもあります。

●日焼け止めは化粧下地の前に塗る

日焼け止めと化粧下地を両方使う場合には、

日焼け止めを先に塗って、その後に化粧下地を塗るようにしましょう。

日焼け止めの役割は当然、紫外線が肌に直接当たるのを防ぎ、日焼けやしみ、そばかすを防ぐことにあり、

化粧下地は、肌を整えたり、肌の凹凸や色むらをカバーしたり、また、その後につけるファンデーションの乗りをよくするといった補正が目的のアイテムとなっています。

そのため、化粧下地の後に日焼け止めを塗ってしまうと、下地のそのような補正効果が上手く得られなくなってしまいますので、

化粧下地の後にファンデーションを塗るのが理想的です。

●化粧水のように手のひらで一度につけない

日焼け止めを塗る時によくありがちなのが、化粧水のように手のひらにとって、手のひらをすり合わせて両手で一気に塗ってしまうことです。

一気に塗れるので時間の短縮にもなりますが、このような塗り方ではどうしても塗りムラができやすく、

細かい箇所をしっかりと塗ることができなくなります。

ですから、顔に塗る場合には、指全体を使って、顔の内側から外側へと優しく丁寧に塗り広げるようにしましょう。

●スキンケアの時にきちんと塗る

スキンケアの時に日焼け止めを塗る女性

日焼け止めは、出かける直前に塗るといった方もいらっしゃるかもしれませんが、顔に日焼け止めを塗る場合には、

できれば、朝のスキンケアの時に、きっちりと塗るのがおすすめです。

やはり、化粧水や乳液で肌がしっとりと整えられた状態が一番日焼け止めもなじみやすく、塗りやすい状態でもあります。

特にメイクをする場合には、先のとおりに、ファンデーションや下地を塗る前に日焼け止めを塗る必要があり、

通常は、朝のスキンケアの後にメイクをすることが多いので、やはり、スキンケアの時にしっかりと日焼け止めも塗っておくのが最も効果的といえます。

●均一に塗る、ムラ、塗り忘れに注意する

特に時間のない時などには、日焼け止めもさっと塗ってしまいがちですが、やはりそれでは塗りムラもできやすいですし、

また、なかにはべたつきが苦手なために、極力薄く塗ってしまうといった方もいらっしゃるかもしれません。

やはりそれではきっちりとした効果も得られなくなってしまいますので、

適量をきちんと守りながら、肌へとできるだけ均一に塗っていくようにしましょう。

また、塗り忘れにも注意が必要で、

例えば、塗り忘れやすい部分としては、

・髪の生え際
・眉間
・小鼻のわき
・フェイスライン
・首
・耳の裏
・まぶた

また体で塗り忘れやすい箇所としては、

・首の後ろ
・手の甲
・ひざ、ひざの裏
・足の甲

このような箇所が特に塗り忘れやすいので、気をつけて、きちんと塗るようにしましょう。

●顔の場合、しわの部分にもしっかりと塗りこむ

意外と見落としがちなのが、目尻や口元など、小じわができやすい部分です。

そのような箇所はやはり塗りづらく、しわの部分に日焼け止めがきちんと行き渡らないこともあります。

塗る際には、人差し指と中指を使って、しわのある部分の皮膚を優しく伸ばして、もう片方の手で日焼け止めを均一に塗ってあげるようにするといいでしょう。

●唇も忘れずに

唇に日焼け止めを塗る様子

唇は、口紅を塗るから日焼け止めなどは何も塗らないといった方も多いでしょう。

しかし唇というのは、他の箇所に比べて非常に皮膚が薄く、乾燥や外部刺激に非常に弱く、

また、紫外線から皮膚を守るメラニンを作り出すメラノサイトも少ない箇所となっているために、他の箇所よりも紫外線に弱い箇所でもあります。

ですから、口紅を塗る前に、日焼け止めを優しく塗るようにしたり、

日焼け止めの成分による刺激や乾燥が気になる場合には、

今では、UVカット効果のあるリップクリームや口紅などもありますので、そのようなものをしっかりと塗ってガードしてあげるのもいいでしょう。

●基本、体用は顔には塗らない、その逆は大丈夫

日焼け止めには、顔用のものと体用のものとがあり、

なかには、体用のものを顔にも使用してる方もいらっしゃるかもしれませんが、

基本的には、顔の皮膚の方が体の皮膚よりもデリケートであることから、体用のものは顔には使用しないようにしましょう

特に乾燥肌や敏感肌の方の場合、肌の乾燥や肌荒れにつながってしまうこともあります。

また、逆の場合、つまり顔用のものは低刺激に作られているものが多いので、顔用のものを体に使うのは問題ないでしょう

6.正しい塗り直しの方法、塗り直しはこまめに

日焼け止めは、例えば、あまり汗をかかなかったり、皮脂が出にくいといった環境や、さほど紫外線を浴びないといった場合には、長時間持ってくれるものでもあります。

ただ、汗をかきやすい時期や皮脂が出やすい時期には、汗や皮脂で流れてしまうこともありますので、こまめに塗り直すようにしましょう。

●汗をかきやすい時期はできれば3~4時間おきに

汗をかきやすい時期、皮脂が出やすい時期、あるいは、外にいることが多い時には、できれば3~4時間に1回は塗り直すようにし、

特に、たくさん汗をかいた場合には、その都度塗り直すようにされるといいでしょう。

また、プールや海などのレジャーの時であれば、さらに、2~3時間に1回は塗り直したほうが安心でしょう。

そして、日焼け止めを塗り直す際には、必ず汗や皮脂、水分をきちんと拭き取ってから塗り直すようにしましょう。

顔の場合には、メイクをしていることも多いでしょうから、やはり塗り直すのは大変なので、

メイクの上からでも使えるスプレータイプやパウダータイプのものが便利ですね。

まとめ

日焼け止めは、肌の透明感を守るためにも、しみやそばかすを防いだり、さらに、紫外線は肌の老化やたるみ、しわの原因にもなってしまいますので、

そのようなことを防ぐためにも欠かすことができないアイテムなんですが、

その選び方や塗り方については意外と知らなくて、自己流で選んだり、塗ったりしてしまっている方も多いかもしれません。

その方法ももちろんきちんとしたものであればいいのですが、誤っているものであれば、実は結構危険で、

せっかく日焼け止めを使っていても、知らず知らずのうちに紫外線ダメージを受けてしまうこともあるんですね。

こちらではそんな日焼け止めの効果から種類、選ぶ際の目安、さらに、顔、体別に日焼け止めの正しい塗り方についても詳しくご紹介してみましたので、

特に今まで自己流で何となく塗ってしまっていたという方は、今一度見直されて、日焼け止めを100%有効活用しながら、

絶対に焼かない、透明感に満ちたクリアで、明るい素肌をキープしましょう!

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