小じわ、表情じわ、ほうれい線を消す方法!簡単セルフケアにエクササイズ、食べ物でも改善できる?

目元にできる小じわやちりめんじわ、口元の目立つほうれい線は、年齢のせいだからとあきらめていませんか?

でもそんなシワは、毎日の簡単なお手入れ、食べ物や生活でも改善したり、予防することは十分に可能で、

それも、日常的に簡単に取り入れることができる方法もたくさんあります。

今回はそんな、女性が特に気になる小じわやちりめんじわ、表情じわ、ほうれい線を改善させる方法、さらに、体の中から改善させる食べ物、生活習慣などについても詳しくご紹介してみたいと思います。

ぜひ取り入れてみて、今よりももっと若見え、シワを気にせず思いっきり笑える魅力的な女性を目指しましょう!

1.保湿をきちんとして、潤いを保つ

目元を保湿する女性

小じわやほうれい線が気になる場合には、真っ先にエイジングケアを考えてしまいますが、

それよりもまず、保湿を徹底的に行うようにしましょう。

肌乾燥により小じわ、ほうれい線が目立ってしまっていることも多く、

逆に、肌の潤いがしっかりと保たれることで、肌の表面もなめらかに整えられ、

ある程度肌へも弾力も与えることができますので、

そのことで、小じわやほうれい線の改善につなげることができるようになるでしょう。

そのためにはやはり、洗顔した後は、すぐに化粧水でたっぷりと水分を与えてあげて、

その後は乳液の油分でその水分を閉じ込めるという、本当に基本的なことですが、そのような保湿ケアが大切になってきます。

また乾燥がひどいといった場合には、保湿系の美容液や、乳液の代わりに保湿クリームを使用してもいいですね。

さらに、保湿力が高く、小じわやほうれい線にも効果的な成分としては、例えば、

・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・セラミド
・エラスチン
・プロテオグリカン
・リピジュア

といったものがあり、

プロテオグリカンは、ヒアルロン酸と同じムコ多糖体で、ヒアルロン酸よりも高い保湿力があるとされていますし、

リピジュアは、水溶性ポリマーの一つであり、肌へと薄いヴェールを与え、保湿、保護する効果に優れた成分となっています。

このような成分が配合された保湿化粧品がおすすめです。

2.肌代謝をよくする化粧品を取り入れる

肌の新陳代謝がよくなる女性

●肌の代謝をよくして、コラーゲンを増やし、ハリを保つ

小じわやほうれい線の原因として考えられるのが、

乾燥の他にも、肌の代謝の衰えによる、肌弾力の低下があります。

弾力が保たれている肌は、内側からふっくらと押し上げる力があり、それだけでハリが出て、しわやほうれい線も目立つことがありません。

ところが、加齢などにより肌の弾力が低下してくると、肌内部のコラーゲンが失われ、柔軟性も低下し、しわも目立ちやすくなったり、

特に、口元のほうれい線は、ほほがたるんで下がってしまうことが原因であることが多く、

また、笑った時に目元や口元にできる、いわゆる表情じわや、しかめっ面をした時にできる眉間のしわなどもたるみによって目立ってしまうこともあります。

ですから、肌の弾力を高めることは小じわやほうれい線の改善、予防のために大切なことで、

そのためには、一番手軽にできるのが、エイジングケア化粧品を取り入れることでしょう。

エイジングケア化粧品には、肌の新陳代謝に働きかけて、ターンオーバーを促進し、

それとともに、肌にハリ、弾力を与えてくれるものが多くなっています。

また、いつものように化粧水や乳液、美容液などを使うことで可能になっていますので、毎日スキンケアをしている女性にも手軽に取り入れることができるようになっています。

そして、そのように肌代謝をよくして、肌のコラーゲンを高めてくれる成分としては、

・プラセンタ
・EFG、FGFなどの成長因子
・コエンザイムQ10
・幹細胞エキス
・ローヤルゼリー

といった有効成分があり、そのような成分が配合されているものがおすすめでしょう。

3.専用のクリーム、美容液を活用する

しわ改善のリンクルクリーム
(出典:資生堂 エリクシールリンクルクリーム)

最近では、小じわやほうれい線に直接働きかけてくれる専用のクリームや美容液などもたくさんあります。

例えば、それらはアイクリームやリンクルクリーム、リンクル美容液と呼ばれるものであり

一般的には、顔全体に塗るのではなく、小じわやほうれい線が気になる箇所にだけ部分的に塗るものが多くなっています

またその有効成分としても、

・レチノール
・ビタミンC誘導体
・ビタミンE
・ビタミンK
・アルジルリン
・シンエイク
・AHA

といった成分が配合されているものが多くなっているようです。

そして、アイクリームやリンクルクリーム、美容液などを使用する際には、

もちろん、肌へ刺激を与えないよう、優しくなじませるようにするのですが、

小じわが気になる場合には、

人差し指と中指を使って、しわを少し伸ばした状態にして、そこへ優しく塗りこんであげることで、しわの間にも有効成分がしっかりと入り込んで、より効果的となっています。

目尻にリンクルクリームを塗布する方法

さらに、このような専用のクリームや美容液を使う順番としては、

例えば、アイクリームやリンクルクリームの場合には、油分が含まれていることから、化粧水や美容液、乳液の前に使用すると、それらの浸透を妨げてしまいますので、

化粧水→美容液→乳液→アイクリーム・リンクルクリーム→クリーム

また、美容液タイプのものであれば、乳液やクリームなど、油分を含むアイテムの前に使用すると浸透させることができなくなりますので、

化粧水→美容液→リンクル美容液→乳液→クリーム

の順番で塗るようにします。

順番を間違ってしまうと効果が半減してしまうこともありますので注意しましょう。

また、美容液の中には化粧水の前に使用することでより効果が高まるものもありますので、必ず使用方法を確認して、それに従って使用するようにしましょう。

4.スチームを当てる

スチーム美顔器でスチームを当てる様子

毎日のお手入れに加えて、スペシャルケアを取り入れるのも効果的でしょう。

例えば、スチーム美顔器を使用して、肌へとたっぷりと潤いを与えてあげるのも効果的で、

スチームには保湿効果とともに、肌を温めて、肌の血行をよくし、代謝もよくしてくれる効果があります

肌の水分量を高めて、肌の生まれ変わりもよくなることで、小じわ、ほうれい線を目立たなくさせる効果が得られますし、

スチーム美顔器もおすすめですが、さらに手軽な方法としては、お風呂に入った時にお湯の湯気を顔に当てたり、

洗面器にお湯を張ってその湯気を顔に当てるといった方法でも効果的でしょう。

ただ、スチーム美顔器にしても、お風呂の湯気にしても、当てすぎは逆効果になってしまいますので、長時間当てないようにしましょう。

5.目元、口元用パック、コットンパックを使う

目元用パックをする様子

スチーム同様に、スペシャルケアとしてパックもおすすめです。

目元や口元の小じわ、ほうれい線対策のための専用のパックもありますので、そのようなものを活用するのもいいですし、

もっと手軽な方法としては、いつもお使いの化粧水をコットンにたっぷりと染み込ませて、それを気になる箇所に貼り付けるコットンパックもおすすめです

その際には、使用する化粧水も、エイジングケア化粧水を使用するとより効果的でしょう。

そして、パックをして5~10分ほど置いて、その後は、乳液やクリームで肌を整えてあげるようにします。

パックをするのは、乳液やクリームを塗った後だと化粧水が浸透してくれなくなりますので、基本的には洗顔して、顔全体に化粧水を付けた後がいいでしょう。

6.顔の筋肉を鍛えて顔を持ち上げる

毎日のお手入れで改善させるのもいいですが、顔の筋肉を鍛えて、肌のハリを保つことで、改善させることもできます。

そのためには顔筋を鍛えることができるエクササイズがおすすめです。

それは何も専門的で難しいものでなくてもよくて、

例えば、

●あいうえお体操

口を大きく開いて顔筋を鍛える様子

その方法もとても簡単で、

「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」と言いながら、

顔全体が動くことを意識して、口を大きく開けていくだけです。

声は出さなくても構いませんので、口をあいうえおの形にして、大きく開いていきます。

この時、口の周りだけではなく、ほほやおでこの辺りも意識しながら、顔全体が動くようなイメージで行うようにしましょう。

できれば、目も大きく見開いて行うのが効果的ですね。

このような体操は、口の周りの筋肉を鍛えることはもちろん、ほほの筋肉も鍛えて持ち上げることができたり、

顔筋全体を鍛えて、小じわ、ほうれい線の改善にも効果的となっています。

※できるだけ大きく口を開けるのがポイントですが、ただ、大きく開けすぎないよう、無理のない範囲で行うようにしましょう。

●いーうー体操

あいうえお体操よりもさらに簡単なのが「いーうー体操」です。

これもとても簡単で、「いー」「うー」と言いながら口を動かし、それを繰り返すだけです。

この時も、口の周りだけではなく、顔全体を動かすことを意識して、また、目も大きく開きながら行うとより効果的でしょう。

また、「いー」の口の時は、口角を上げながら、笑顔を作るようにして行うとより効果的で、口角の下がりを防いだり、頬の筋肉もより鍛えることができます。

※やはりこの時も、無理のない範囲で行うようにし、長時間、疲れるほど行わないようにしましょう。

7.食べ物で改善できる?

しわやほうれい線が気になった場合、外側からのケアも大切ですが、

それと同時に、体の中からも改善させていくこともおすすめです。

そのためには、やはり毎日食べるものがとても大切で、特に、しわやほうれい線改善のためには、肌の弾力を高めたり

肌の水分量を高めて、肌の乾燥を防いだりする食材が効果的でしょう。

例えば、

●たんぱく質、アミノ酸が豊富な食べ物を食べる

たんぱく質豊富な食材

肌細胞や肌内部にある弾力を支えるコラーゲンも、もとはたんぱく質、アミノ酸から作られます。

そのため、健康的な肌はもちろん、弾力やハリがあり、その弾力によって、小じわやほうれい線も目立たない素肌を保つためには、

良質なたんぱく質、アミノ酸を補給してあげることが有効となります。

そして、たんぱく質豊富な食べ物には、

・肉類(牛肉、豚肉、鶏肉)
・魚介類
・豆類(大豆、お豆腐や納豆などの大豆製品)
・鶏卵
・乳製品(牛乳やチーズ、ヨーグルトなど)

といったものがあり、

このような食材は、たんぱく質の中でも、アミノ酸がバランスよく含まれている、いわゆる「アミノ酸スコア」の高い食材となっていますので、

このような食材を、バランスよく食べるようにしましょう。

他にも、アミノ酸スコアは低くなってしまいますが、穀物や野菜、果物にもたんぱく質は含まれていますので、やはりバランスよく摂ることが大切になってきます。

※ただし、肉類は脂肪分も多くなっていますので、食べすぎには注意しましょう。

●コラーゲンを摂る

コラーゲン豊富な手羽先

コラーゲンは分子量が大きく、以前は、食べても、直接肌には吸収されにくいと言われていましたが、

近年では、そんなコラーゲンも、継続して摂取することにより、効果的であることもわかっていて、

しわやほうれい線の改善にも効果的とされています。

コラーゲンを豊富に含む食材としては、

・フカヒレ
・豚足
・鶏皮
・手羽先
・牛テール
・牛すじ
・軟骨
・豚ばら肉

などがあります。

これらもバランスよく食べるのがおすすめです。

※ただし、これらの食材にも脂肪分が多いものもありますので、食べすぎには注意しましょう。

●肌の水分量を高める栄養素を含む食べ物を食べる

セラミド豊富なこんにゃく

食材の中には、肌の水分量を高めてくれる食材もあります。

体の中から水分量を高めることにより、肌の乾燥も防ぐことができ、特に肌乾燥による小じわやちりめんじわの改善にも効果的でしょう。

その食材としては、

●セラミドを多く含む食べ物(セラミドは肌の角質層内で水分を保ってくれます)

こんにゃくやしらたき、黒豆、小豆、黒ごま、わかめ、ひじき、米ぬか、小麦胚芽、牛乳など

●ヒアルロン酸を多く含む食べ物(ヒアルロン酸は、肌の真皮内に存在し、弾力や水分量を高めてくれます)

豚足や手羽先、鶏の軟骨、うなぎ、フカヒレ、魚の目玉、オクラ、納豆、山芋など

●ムチンを多く含む食べ物(ムチンは人の粘膜にも存在し、肌の保水性、みずみずしさを保ってくれます)

納豆やオクラ、山芋、モロヘイヤ、ツバメの巣、なめこ、めかぶ

このような食材も肌の潤いを高めて、しわ、ほうれい線の改善にも効果的ですので、

もちろん食べすぎには注意しながら、バランスよくいただくようにしましょう。

●代謝や血行をよくする栄養素を含む食べ物を食べる

ショウガオール豊富なショウガ

体の代謝や血行をよくしてくれる栄養素を含む食べ物を食べるのも効果的でしょう。

代謝や血行がよくなれば、肌の生まれ変わりも促され

自ずと肌に弾力も生まれ、ハリのある素肌を保つことが可能になるでしょう。

そのために例えば、

・「ショウガオール」を多く含むショウガ
・「カプサイシン」を多く含むトウガラシ

などは、血行をよくし、体を温める効果もあり、肌の代謝や血行促進のためにも効果的です。

他にも、

・タマネギ
・にんじん
・ねぎ
・にんにく
・ニラ
・DHAやEPAを豊富に含む青魚や鮭
・シナモンなどのスパイス

このような食材にも血行促進効果や肌代謝を高める効果がありますので、おすすめですね。

さらに、カボチャやごぼう、大根、ブロッコリーなどの冬が旬になる冬野菜や根菜類にも体を温めてくれる効果がありますのでやはりしわやほうれい線改善のためにも効果的となっています。

このような食材をバランスよく食べるのもおすすめでしょう。

●ホルモンバランスを整える栄養素を含む食べ物を食べる

大豆イソフラボン豊富な大豆

食材の中にはホルモンバランスにも働きかけて、整えてくれる効果が期待できるものもあります。

またホルモンバランスが整うことで、素肌の健康を保ったり、

肌の新陳代謝も整えられ、ハリを保つことができる肌環境へと整えてくれる効果も得られます

そのためにおすすめなのが、

●大豆、大豆製品…大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモン様の働きをします

●ナッツ類…ナッツに含まれる豊富なビタミンEが女性ホルモンのバランスを整えてくれます

●マグロやカツオ…マグロやカツオには女性ホルモンの原料となるビタミンB6が豊富に含まれています

●アボカド…ホルモンバランスの維持のために効果的なビタミンB群やビタミンE、葉酸、カリウムなども豊富に含まれています

●オリーブオイルや卵、魚油、ナッツなどの良質な油…女性ホルモンはたんぱく質とコレステロールでできており、良質な油を補うことで、女性ホルモンを作り上げるコレステロールを適切に補うことができるようになっています

このような食材も、やはり食べすぎ、摂りすぎには注意しながらもバランスよく取り入れると効果的でしょう。

8.生活習慣もやっぱり大切

整った生活習慣でハリ美肌の女性

毎日のスキンケア、お手入れに、食べ物と同様にやはり大切になってくるのが生活習慣です。

例えば、

・質のよい睡眠をきちんととる

・適度な運動を続ける

・入浴をする

・体の冷えを防ぐ

といったことでも、体の中から代謝をよくすることができ、肌の弾力を高めたり、コラーゲンの生成も促すことができるようになっていますので、

このような生活習慣やインナーケアも心がけるようにしましょう。

このような生活習慣は、小じわやほうれい線改善に効果的なことはもちろんですが、

美容や美肌自体、そして、健康を保つのにも欠かすことのできないものですので、ぜひ心がけるようにしましょう。

9.マッサージで改善できる?

目元をマッサージする女性

小じわやほうれい線が気になる時に、マッサージを行われている方も多いでしょう。

でもこのようなマッサージというのは、行っている方の中には、効果的だったという方もいれば、逆効果だったという方もいらっしゃいます。

特に小じわやほうれい線の改善のために行った場合には、逆効果だったという方も多くて、その差が顕著に現れるようです。

そして、逆効果だった場合には、そのマッサージの仕方が間違っていることも多く、

マッサージをする目的というのは、しわ改善のためには、

基本的には、肌の血行をよくして、肌の代謝をよくし、肌にハリを与えて、その結果として、しわやほうれい線を目立たなくさせるものだと考えます

でも、なかには、しわやほうれい線を物理的に伸ばすものだと思って、力を加えることで引っ張りあげたり、

そうすることで自然に力が強くなってしまい、無理やり皮膚が引っ張られることで、余計にしわができてしまうこともあります。

何より、肌への刺激も強いので、よくありません。

マッサージでもある程度改善させることは可能ですが、

そのためには、物理的にしわを伸ばすのではなく、血行や代謝をよくして、肌の内側から改善させるものだと考え、

優しい力でマッサージする、肌への摩擦を減らすために、マッサージクリームなどを使用するというふうに、正しく行うようにしましょう。

10.まとめ

いかがでしたか?

女性にとって、目元にできる小じわやちりめんじわ、口元にくっきりと刻まれるほうれい線なんかもとても気になるもので、

表情によっても小じわができてしまって、思いっきり笑えないといった方もいらっしゃいます。

でもそんな小じわやほうれい線というのは、年齢のせいだからと決してあきらめてしまうのではなく、

毎日のお手入れに生活習慣、食べ物などによっても改善させて、目立たなくさせることも十分に可能なんですね。

それに、最近では若い方でも小じわやほうれい線に悩まれている方もいらっしゃるようで、

こちらではそんな女性が気になる小じわやほうれい線の改善方法を、毎日手軽に取り入れることができる方法を中心にご紹介してみましたので、

ぜひ参考になさって、小じわやほうれい線の気にならないつるん美肌、

小じわを気にせずに思いっきり笑ったり、表情豊かに過ごせる魅力的な女性を目指しましょう!

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