アイライナー、ペンシルとリキッド、どっちを使えばいい?それぞれのメリット、デメリット、シーン別おすすめタイプも

ぱっちり目、デカ目に欠かせないアイテムがアイライナー、ペンシルにリキッドとタイプも色々で、どれを選んでいいかわからない、自分に本当に合っているのはどのタイプ?

そこで今回は、ペンシルアイライナー、リキッドアイライナーそれぞれの特徴やメリット、デメリットに、

初心者向けは?奥二重の方には?マツエクをしている時には?とそれぞれのシーン別におすすめのタイプもご紹介してみたいと思います。

自分に合ったアイライナーを使ったり、上手く使い分けたりして、今よりももっと目元の魅力アップを叶えましょう!

1.アイライナーの種類

アイライナーの種類としては、

・ペンシルアイライナー
・リキッドアイライナー
・ジェルアイライナー
・パウダーアイライナー

といった種類があります。

その中でも一般的には、鉛筆のような形をしたペンシルアイライナーと、筆ペンのような形をしたリキッドアイライナーが多く使われています。

2.ペンシルアイライナーのメリットとデメリットとは?

アイライナーの中でもペンシルアイライナーをお使いの方は多く、リキッドとともに2大アイライナーといえますね。

ではペンシルアイライナーにはどのような特徴、メリットやデメリットがあるのでしょうか。

例えば、

●ペンシルアイライナーのメリット

●ラインが引きやすい

ペンシルアイライナーでアイラインを引く様子
(出典:資生堂)

ペンシルアイライナーの最大のメリットといえば何といってもその引きやすさにあります。

リキッドの場合には、力の入れ具合でラインの太さが簡単に変わってしまうのですが、

ペンシルの場合には、多少力を入れすぎたとしても、ラインの太さはあまり変わらないので、安定したラインを引きやすくなっています。

ですからアイライナーを使い慣れていない初心者の方や不器用な方も簡単にラインを引くことができるようになっています。

●ラインをぼかしやすい

リキッドの場合、ラインを引いた後ラインが乾くとぼかしたりすることはできませんが、

ペンシルの場合、ラインを引いた後に指でなじませたり、綿棒でなじませることでラインをぼかすことが簡単にできます

ラインをぼかすことで、ナチュラルな印象に仕上げることができて、大きな目元が作れるとともに、いかにもアイラインを引いています感がなくて、自然な目元も演出できるようになっています。

●力の入れ具合で濃く引いたり、薄く引いたりと調節が簡単

リキッドの場合には、ラインの濃さは一定で、比較的はっきりとしたアイラインになりますが、

ペンシルの場合、力を入れることで濃いラインを引くことができ、力を弱めることで薄いラインを引くことができたりと、力の入れ具合でラインの濃さを簡単に調節することができます。

ですから、よりはっきりとした目元にしたい時は濃く、自然な目元にしたい時は薄くと、なりたい目元によって濃さを変えることができるんですね。

それに、例えば目頭のあたりは薄く、目尻にかけて濃くしたりと、位置によってラインの濃さを変えることもできて、より自然に目を大きく見せることができるのもペンシルのメリットですね。

●失敗してもやり直しやすい

綿棒でアイラインを直す様子
(出典:MORE)

リキッドの場合、いったん乾いてしまうと落としにくくて、はみ出したり、太くなりすぎたりと失敗してしまうと、直すのが大変ですが、

ペンシルの場合、はみ出したりしても、指先でなじませたり、綿棒でなじませることで簡単に修正することができるようになっています

そのまま薄くして直すのもいいのですが、乳液をなじませるとより簡単に落とすことができるので、綿棒に乳液を付けて、失敗した部分を修正するのもおすすめです。

●ペンシルアイライナーのデメリット

●よれやすい

アイラインのよれが気になる女性

ペンシルアイライナーは使いやすいので、初心者の方にもおすすめのタイプなのですが、

その一方でよれやすいというデメリットがあります。

ペンシルは自然な仕上がりにしやすい分、くずれやすく、よれやすくなっています。

そのため朝気合を入れてラインを引いても、いつの間にかよれてしまっていたり、崩れたり、薄くなってしまっていることも多いのがペンシルのデメリットでしょう。

ただ最近では、崩れにくいペンシルアイライナーもたくさんありますので、長時間きれいなラインを保ちたい、でも自然に仕上げたいといった方はそういったアイライナーを選ぶようにしましょう。

●メイク直しをする必要がある

このように、ペンシルアイライナーは、崩れやすかったり、よれやすかったりするので、時間が経つとどうしてもメイク直しをする必要があります。

特に、薄めにナチュラルに仕上げた場合、時間とともにより薄くなりやすく、いつの間にかアイラインの効果がなくなっていたということも多いので、

ペンシルでナチュラルに仕上げたい場合には、やはりメイク直しが必要になりますね。

●削るタイプは削る手間がかかり、繰り出しタイプは折れやすいというデメリットも

繰り出しタイプと削るタイプのペンシルアイライナー

削るタイプのペンシルアイライナーはシャープナーで削る必要があり、それが面倒に感じてしまうこともあります。

特に忙しい朝に、芯が短くなってしまった時なんかは、時間を取られることあります。

また、繰り出しタイプのものは、繰り出すだけなのでとても便利なのですが、

どうしても芯が細いために折れやすくなってしまいます。そのため力の加減が難しいというデメリットもあります。

3.リキッドアイライナーのメリットとデメリットとは?

●リキッドアイライナーのメリット

●くっきりとしたラインを引くことができる

リキッドアイライナーでアイラインを引く様子

リキッドアイライナーはその名の通り、液体状になっているアイライナーのことで、

一般的には、先端が筆状になっていて、筆ペンのようにアイラインを引くことができるようになっています。

液状でアイラインを引くことができるので、くっきり、はっきりとしたアイラインを引くことができるようになっています。

そのため、くっきりとシャープな目元を簡単に演出することができるようになっています。

●太さを簡単に変えられ、なりたい目元になりやすい

リキッドアイライナーのくっきりとしたライン

リキッドアイライナーの場合、フェルトタイプのものもありますが、多くは筆ペンタイプのもので、

そのような筆ペンタイプのものであれば、力の入れ加減で太いラインを引いたり、細いラインを引いたりすることができ、

自分の理想的なラインを引くことができるようになっています。

最初のうちはラインの太さの調節が難しく感じるかもしれませんが、慣れれば好きな太さで引くことができるようになりますので、

よりデカ目に見せたい場合には太めに引いたり、自然に見せたい場合には細めに引いたりと、なりたい目元で調節することもできるようになっています。

●にじみにくく、崩れにくい

リキッドアイライナーの中にはウォータープルーフタイプのものもあり、涙や汗などの水分に強いものもあります。

そのようなものであれば、少々涙が出ても、汗をかいてもにじみにくく、崩れにくくなっていて、パンダ目になる心配も少なくなっています。

ただリキッドアイライナーの中でも、ウォータープルーフタイプのものでない場合には、汗や涙に弱いものもありますので注意が必要で、

にじみが気になる、パンダ目にならないか気になる方は必ずウォータープルーフタイプのものを選ぶようにしましょう。

●リキッドアイライナーのデメリット

●慣れていないと、きれいなラインが引きにくい

リキッドアイライナーは、基本的には一度の動作でさっとアイラインを引くようになっています。

ですから、リキッドアイライナー初心者で引くのに慣れてない方の場合には、線がゆがんでしまったり、線がはみ出てしまったり、太くなりすぎてしまったりと、失敗しがちです。

理想的なラインを引けるようになるためには多少の練習が必要で、最初のうちは、さっと一度に引くのではなく、少しずつ引くようにしたりして、

慣れていくうちに、自然とうまく引けるようになります。

●失敗すると修復するのが難しい

リキッドアイライナーの修正に困る女性

ペンシルアイライナーの場合、指でなじませたり、綿棒でなじませることで、失敗しても修復しやすいのですが、

リキッドの場合、いったん引いてしまうと落としにくくなってしまいます。

そのことで崩れにくいというメリットもあるのですが、失敗した時に、修正したり、引き直すということが難しいというデメリットもあります。

もしリキッドを使っていて、はみ出してしまったり、太くなりすぎてしまったりといった、どうしてもやり直す必要がある場合には、

コットンや綿棒にクレンジングを染み込ませて、失敗したラインを丁寧にふき取ってから、またラインを引き直すようにしましょう。

4.こんな時はペンシル、リキッド、どちらがおすすめ?

ペンシルアイライナーやリキッドアイライナーの数々

このようにペンシルアイライナー、リキッドアイライナーどちらにもメリット、デメリットがあって、

使う場合には、その両方を理解して使っていくことで、自分に合ったタイプを見つけたり、上手く使い分けできたりします。

そこでここからは、シーン別におすすめのタイプをご紹介してみたいと思います。

●アイライナー初心者の方はペンシルアイライナーがおすすめ

例えば、今まであまりアイライナーを使ったことのないようなアイライナー初心者の方の場合には、ペンシルアイライナーがおすすめですね。

リキッドの場合、さっと引いてラインを描く必要があり、失敗してしまうと修正が大変で、きれいなラインを引くのにも慣れが必要となります。

その点、ペンシルアイライナーであれば、ラインを引く時も、リキッドのように一度に引かなくても、少しずつ、まつ毛の間を埋めるように線を描き足していってもきれいなラインを引くことができますし、

失敗したとしても、指先や綿棒でも簡単に修正することができるからなんですね。

●ナチュラルに仕上げたい時はペンシルアイライナーがおすすめ

魅力的な目元、少しでもデカ目を演出したい、でも派手になりすぎるのは嫌、できるだけナチュラルに仕上げたいといった場合にも、やっぱりペンシルアイライナーがおすすめですね。

ペンシルアイライナーの特徴といえば何といっても、ふんわりと自然なラインを引くことができることで、

強調しがちなブラックを使っても、太くなりすぎなければ自然に仕上げることができます。

ブラウンを使用すればさらにナチュラルに仕上げられるので、よりふんわりと、優しい目元に仕上げたい、アイメイクをしすぎたくないといった場合にもおすすめです。

●クールに仕上げたい時はリキッドアイライナーがおすすめ

クールに仕上げたい、キリっとした目元に仕上げたいといった場合には、リキッドペンシルがおすすめです。

リキッドであれば、濃くて、くっきり、はっきりとしたラインを描くことができ、それだけでクールでキリっとした目もとに仕上げることができるようになります。

さらに、目尻の跳ね上げも描きやすいので、少しはね上げるようにするとよりきりっとクールに仕上げることができます。

でもクールすぎるのはちょっとといった場合には、跳ね上げるのではなく、少し下げるように描くと、柔らかく、可愛らしい印象にも仕上げることができますし、

また、カラーは黒ではなく、ブラウン系にするとデカ目を演出しながらも、ナチュラルさも出すことができるので、はっきりとしすぎるのはちょっとといった場合にもおすすめです。

●よりデカ目にしたい時にはリキッドアイライナーがおすすめ

よりはっきりとした目もと、デカ目を演出したい場合にも、やっぱりリキッドアイライナーがおすすめですね。

リキッドアイライナーのくっきりとはっきりとしたラインによって目もとがより強調されて、ペンシルアイライナーよりもデカ目効果が期待できるようになります。

ラインを太くすることによって、さらに目もとをはっきりとさせることができますが、太くなりすぎると、まぶたが黒くなりすぎたり、やっぱり不自然になりがちなので、ラインの太さには注意しましょう。

●にじみやすい方はリキッドアイライナーがおすすめ

涙目になりやすかったり、汗をかきやすくてアイライナーがにじみやすいといった方の場合には、リキッドがおすすめです。

なかでも、ウォータープルーフタイプのリキッドアイライナーがおすすめで、ウォータープルーフタイプであれば、多少汗をかいたり、涙が出たりしてもにじみにくく、

きれいなラインをキープすることができるようになっています。

暑い時期や汗をかきやすいレジャー、スポーツの際にもウォータープルーフタイプのリキッドがおすすめですね。

ただリキッドアイライナーのなかには水に弱いものもありますので、注意する必要があり、できるだけウォータープルーフタイプのものを選ぶようにしましょう。

●まっすぐな線を引くのが得意ではない方はペンシルアイライナー

アイライナーで、まっすぐにうまく線が引けない、線がはみ出したり、歪んでしまうことが多いといった方は、ペンシルアイライナーがおすすめです。

リキッドアイライナーの場合、筆ペンタイプのものは特にさっとひと引きでアイラインを引く必要があり、一度できれいなラインを引く必要があります。

そしてラインもくっきりとしているので、失敗すると目立ちやすくなってしまいますし、

はみ出したりしてしまうと、修正するのも大変ということもあります。

その点、ペンシルアイライナーであれば、リキッドのように一度にラインを引く必要がなく、少しずつラインを描き足してラインを引くこともできるので、

はみ出したりといった失敗も少なく、また失敗しても、綿棒などで修正することも簡単なんですね。

●奥二重の方はリキッドアイライナーがおすすめ

奥二重の方の場合には、リキッドアイライナーがおすすめですね。

ペンシルアイライナーの場合、にじみやすかったり、摩擦に弱いということもあって、まぶたが重なりやすい奥二重の方が使用すると、まぶたが黒くなってしまったり、まぶたを閉じた時に、2本アイライナーができてしまうといったこともあるんですね。

その点にじみにくいリキッドであれば、にじみにくく、摩擦にも強いので、奥二重の方も使いやすく、摩擦などでにじんだりする心配もないんですね。

ただ奥二重の方の場合、リキッドが乾ききらないうちに目を開けてしまうとやっぱりアイラインが太くなってしまったり、二重になってしまうこともあるので、

ラインを引いた後はアイラインが乾くまで薄目をキープして、乾くのを待つのもおすすめですね。

●マツエクをしている場合にはリキッドアイライナーがおすすめ

マツエクをしている方におすすめなのはリキッドアイライナーです。

ペンシルの場合、ラインを描く時にまつ毛とまつ毛を埋めながら描く必要があり、マツエクをしているとどうしてもラインが引きづらくなってしまいます。

そしてマツエクの間を埋めるように無理に引いてしまうとマツエクの傷みの原因となってしまうこともあります。

その点、リキッドアイライナーであればさっと引くことができ、マツエクに触れる時間も短くなっているのでおすすめです。

ただペンシルに比べリキッドの方が、落とす時に落としにくいものが多く、クレンジングをする時にマツエクを傷めてしまうことも多いので、

簡単なクレンジングでするんと落とすことができるようなリキッドアイライナーやマツエクをしていても使うことができるようなクレンジングを選ぶようにすることも大切ですね。

5.まとめ

いかがでしたか?

アイラインをお使いの方も多くて、アイラインを引くだけで魅力的な目元になれますし、ぱっちり目、デカ目のためにも欠かせないアイテムという方も多いですよね。

でもアイライナーにも色んなタイプのものがあって、その代表がペンシルタイプとリキッドタイプなんですね。

どちらも使いやすくて、それでいて簡単にデカ目になれたり、魅力的な目元にもなれるのですが、

それぞれで使い方や仕上がりにも特徴があって、メリットもありますしデメリットもあるんですね。

特に今までアイライナーを使ったことのない初心者の方は、使い始める時にどちらを選んでいいのか迷ってしまうこともあります。

そんな時にそれぞれのメリット、デメリットを理解しておくことで、後悔せずに選ぶことができますし、

それに、こんな方やこんな時には、おすすめのアイライナーのタイプも違ってくるんですね。

こちらでは、それぞれの特徴に、メリット、デメリット、さrない、シーンやそれぞれの方の特徴にあったおすすめのタイプについてもご紹介しましたので、

ぜひ参考になさって、今よりももっとぱっちり目、デカ目、もっと効果的に使い分けも目指してみましょう!